「○心と秋の空」（○に入るのは？）と言いますが、最近は天気の悪い日が続いています。
一昨日は山の方では初冠雪があったとか。
風も強く、せっかく紅葉した木々も大分落葉してしまいました。
昨晩は雷が恐くて睡眠不足。
（昔は雷が鳴るとハタハタが獲れるなんて言ったものだけど、最近は不漁ですね。）
でも、ここは本当に自然が豊かです。
Aruちゃんからのコメントに
「ほんとうの意味で究極の贅沢をしているんじゃないの？ウラヤマシイ！」
と書かれていましたが、
私の贅沢の一つは職場で「四季の移ろい」を体感できることだと思っています。
この写真は職場に植えられている桜の紅葉です。
シックな色でしょう？
春にはこの桜並木が一斉にピンク色になって、
風が強く吹く度に散らないかとはらはらし、
「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」という
在原業平の心境がよく分かります。
木々の後ろに続く山々が萌黄色から新緑、
そして深緑へとどんどん変化していく様子も味わえます。
夕焼けの中の山々、特に「太平山」の美しいこと。
仕事に疲れて窓の外を眺めて、何度その美しさに息を呑んだことでしょう。
冬の山も「キーン」と澄み切った空気を漂わせていて、
気持ちがしゃきっとするんですよ。
私は仕事が煮詰まってくると意識して窓の外を眺めることにしています。
そんな時、
「さあ、一息入れよう！余裕なくなってるよ。コーヒー飲んでもうひと頑張りしよ！」
と言う声がどこからか聞こえてくる気がするんですよ。
（そう言えば、最近コーヒーを飲む回数が増えているような…）