今日は陰暦で言えば9月20日(たぶん)。
徒然草第三十二段「九月廿日のころ」に出てくる『荒れたる庭』ってこんな感じだったのではないかと思って、
駐車スペース後ろの植栽部分を撮ってみた。
ここは南側の主庭の植え込みスペースを増やすために芝生を剥がした時や、
あまりの悪土に花が育たず、
仕方なく掘りあげて新しい土と入れ替えした時などに出た不要な土を、
捨てる場所に困って置いておくうちに出来た
究極の「ナチュラルガーデン」(カッコよく言えばね。)なのだ。
つまりは捨てた土から自然に芽が出て花が咲いている場所なのだが、
もしかしたら今の時期は南側の主庭よりもずっと花壇としての魅力はあるかもしれない。
「ホトトギス」「カクトラノオ」「ミズヒキ」各種「ハーブ」などが優しい雰囲気を醸し出していると思わない?
今日私は午後から電気屋さんにPC不具合の相談に行き、
ノートンを入れているからウイルス感染は考えられないこと、
ハードデスクそのものに問題があるかもしれないことを教えていただいた。
修理の段階で初期化もあり得るとのこと。
慌てて家に戻り、少しでも動いているうちにPC内のデータをCDに避難させた。
使ったCDの数8枚。
その内仕事用は2枚で、残りは遊び用というのはどういうものだろうか?
移し終わったとたんにまた操作不能になる。
あーあ、前途多難だな。
さて、700年近く前のこの夜、兼好たちは月を見るために出かけたということだが、
月の出が大分遅い「臥待月」の光だけで見る鎌倉時代の庭には
どんな花が咲いていたんだろう?
忙しい日々に、人のことを思いやるのを忘れがちな私。
「朝夕の心づかひ」の出来る女には程遠いなと反省するのだが、
まだまだ「ほどなく失せ」たくはない。
「憎まれっ子の部分も必要さ。」と、つい開き直ってしまうのだ。