日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

大きな志を抱いて、小さなできるところから始めましょう!経世済民‼

2020-08-31 08:40:00 | 政治
      今日の言葉

小事に拘りて大事を忘るな

「目先の小事にこだわって、肝心な大事を忘れてはならない。枝葉末節のために本来の目的からそれてはいけないという戒め」    故事ことわざ辞典

経世済民

経世済民とは、「世の中を治めて人々苦しみから救うこと。また、そうした政治をいう。『経』は納める、統治する、『済民』は人民の難儀を救済すること。『済』は救う、援助する意。『経世済民』を略して『経済』という語になった。     goo辞書より

総裁候補三人衆プラスワン

菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、麻生太郎副総理・財務相、それと石破茂衆議院議員が立候補すると思われます。安倍前首相のバトンをスムーズに引き継ぐことができるのは、麻生氏しかいません。菅氏、岸田氏、石破氏は親中派として有名です。中華人民共和国日本省ははっきり嫌です。米中関係が抜き差しならない状況、自由主義か全体主義のどちらにつくのか、日本は、態度を明らかにしなければなりません。この肝腎なときに辞任された安倍氏の断腸の思いは理解できます。しかし、今後の指針だけは、辞任会見時、表明だけは示してほしかったと思います。それにしても、会見時の空虚さ、長期政権の傲慢さがよく表われていました。質問記者の忖度質問、国民の知りたいと思っている内容はありませんでした。

安倍氏が首相が残した数多い宿題、手をつけずに辞任しましたので、後継者はどのようにこなすのか見ものです。

アベノミクス、森かけ桜の三点セット、自民党議員の公職選挙法違反、河井夫妻への1億5千万円支給等、何一つ、説明されずに去りました。

コロナ対策も中途半端、二回の消費増税による経済の大停滞、国民一人当たり10万円給付と持続給付金の1回こっきりで尻切れとんぼで何もかも宙ぶらりんです。

誰が選ばれても前途多難な船出です

総裁選は、二階俊博幹事長主導、簡易選挙になりそうで、地方に人気のある石破氏が不利な立場になりそうです。公明正大に実施すればいいものを、都合のいいようにねじ曲げるから後から問題視されるのです。体質だから仕方ありませんね。

『同調圧力』という言葉、安倍氏と犬猿の仲、ピタリと言い当てていました。「少数意見を持つ人、あるいは異論を唱える人に対して、暗黙のうちに、周囲の多くの人と同じように行動するよう強制すること」とても、参考になった本紹介します。

9月17日に総裁選が行われ、新総理が誕生します。また、野党もようやくまとまり、臨戦態勢が整いました。そして、臨時国会召集、しばらく開かれていなかったので、どのような展開になるかワクワク感がでてきました。どうなるのでしょうか?


新総裁選に簡易選挙、トイレではあるまいし、国のトップは正攻法でやらなければ、フタをしても臭くなる

2020-08-30 06:53:00 | 政治
     今日の言葉
いかなる政策を実行するにせよ、常に民意の存するところを考察すべし          原敬

「簡易型」総裁選

9月15日に新総裁が選出されます。従来の総裁選は国会議員票と全国の党員・党友による投票で決められていました。今回の総裁選では、全国の党員・党友の投票はなく、国会議員394票、都道府県に各3票割り当てられた141票の刑535票による選出を検討されているということです。9月1日に選挙方法は、一任された二階俊博幹事長から発表される予定だそうです。

安倍首相の退陣後、自民党の体質が少し改善されると期待しました、したほうがバカでした。「頭が腐れば尾も腐る」政権7年8ヵ月で何回も用いられたフレーズです。姑息な手段しか思い浮かばない自民党議員にはほどほど愛想が尽きそうです。

正々堂々と従来の選出方法で実施すれば何の問題もないのになぜなのでしょうか?それは、総裁候補のひとりである石破茂氏が選ばれないようにするための仕掛け、なぜならば、石破氏は地方の党員・党友に人気があるので、その票を阻止するためのようです。

新しい旅立ちを祝いたい気持ちはありましたが興醒めです。自分たちの都合で変えて、運営していくのは卑怯そのものです。

くどくなるので、ここで、書き止めにします。

ご訪問ありがとうございました。



吹けば飛ぶような政治家生命、金バッチはずしたら、先生は先生でなくなります!

2020-08-29 08:02:00 | 政治
     今日の言葉

汝が幸せである限り、汝は多くの友を持つが、雲行きが悪くなると孤独になろう。
     オヴィディウス「断片」

安倍首相令和2年8月28日辞任

安倍首相は、「連続在任期間最長」新記録を残し、更新日に合わせてた辞任しました。気持ちを切り替え、任期満了まで任務遂行するのではと少し期待していました。激務に体力が消耗し、的確な判断ができないということでしたので、仕方ありません。7年8ヵ月の職務遂行お疲れさまでした。そしてありがとうございました。ゆっくり休んで下さい。

政権発足時から、アベノミクスを掲げ「デフレ脱却」をめざしましたが、効果はなし、貧富の差が広がりました。安倍政権が残したものは負のレガシーがほとんどです。目を見張るものはありません。そこに安倍氏の真骨頂があります。のらりくらり芯がなく「おきあがりこぼし」のように揺れながらバランスをとっていました。表現者「クライテリオン」の表紙に「安倍晋三この空虚な器」、ずばり言い当てていました。

耳障りのよい言葉を発信、国民に期待を抱かせました。「約束します」「真摯にうけとめます。」「私が責任をとります」等、口先ばかりでした。物事は表裏一体、表からみると悪いところしか見えません。しかし、裏から見ると、「失われた30年」「トランプ大統領の誕生」等、国内外とも激動期の真最中です。安倍氏以外の日本の政治家では右往左往するばかりでしょう。自分の芯を持たず、側近や官僚の案を採用、そこには一貫性はありません。八方美人だからこそ、安倍氏は長期政権を築けたのではないでしょうか?

2008年のリーマンショックから2020年のコロナウイルスまでの様子をみていると時代の転換期を感じます。グローバル社会の中、「ヒト・モノ・カネ」が国境を越えて侵入してきます。それが今曲がり角にきています。「アメリカンファースト」を提唱するトランプ大統領を旗頭として、世界は、自国第一主義に舵取りが始まりました。明治時代からの日本の汚いうみを国民の目の前に提示してくれたのが安倍氏でした。「セルフファ-スト」の度がすぎましたが・・・。

辞任会見の記事掲載しました。これで
記録と記憶に残ります。改ざんはしません。

ご訪問ありがとうごさいました。


約束すれども成果上がらず、税金を無駄遣い、泣くのはいつも庶民です。

2020-08-28 07:40:00 | 政治
     今日の言葉

     Give up
『精一杯の努力をしたけれどあきらめること。目的に向けて頑張ったけれと最終的にあきらめること』
           伊勢-白山道

安倍首相 
最長在職日更新の午後の会見のおことば
 
「政治においては、その職に何日間在職したかではなく、何を成し遂げたかが問われるのだろうと思いますが、この7年8カ月、国民の皆様にお約束した政策を実行するため、結果を出すために、一日一日、日々、全身全霊を傾けてまいりました。その積み重ねの上に今日の日わ迎えることができたんだろうと考えております。すべては、国政選挙において、力強い支持を頂いた国民の皆様のおかげでございます。心から御礼申し上げたいと思います」

拉致被害者への切実な思い

「北朝鮮による拉致問題は、私の内閣で必ず解決いたします。拉致被害者を最後の一人まで取り戻し、全員が家族と抱き合える日まで、私は必ずやり遂げると国民の皆様に約束いたします」

「景気は後退局面」政府が認定
 18年10月に拡大終了
   朝日新聞デジタル2020・7.30

内閣府は30日、2012年に始まった直近の景気拡大が18年10月に終わり、国内の景気は翌月から後退局面に入ったと認定した。政府は19年1月に「今回の景気回復は戦後最長になったとみられる」ち発表したが、実際はその前に71ヵ月間で途切れ、「いざなみ景気」(08年2月の73ヵ月)の最長記録には届かなかった。最近まで強気だった政府の認識とのずれが浮か上がった。

今日、午後5時から、安倍首相の記者会見が予定されてます。どのような発言されるか楽しみです。明るい日本の将来を語るのか、政権を投げ出すのか、はたしてどちらでしょうか?

安倍政権の業績はたくさんあります。しかし、今は、アベノミクスで貧富の格差を助長した負のマイナス面しか思い浮かびません。昨年の10月、消費税10%に増税されました。確か安倍首相は、「景気が悪ければ、消費税は上げない」と発言、また、「景気はゆるやかに回復している」と政府は発表していました。それは、ウソであったことが、「2018年で終了・・・」の記事でバレてしまいました。隠蔽体質は政権お手の物、だまされた国民がバカだった、ということになります。日本経済は増税後遺症に悩まされ、コロナウイルスにより世界経済は壊滅、景気回復対策はなし、暗黒時代に突入です。

「大風呂敷を広げる」(実現するはずもないホラを吹いたり、大げさなことを言ったり、計画したりすること)
            故事ことわざ辞典

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのお父様滋さんが、お亡くなりになりました。最愛の娘さんと再会できなかったことは心残りであったことでしょう。そんな中、一番北朝鮮関係で印象に残っていることがあります。それは、安倍首相がトランプ米大統領に「横田めぐみさん」に関して、金正恩への口添えをお願いしたことでした。それ以降、何も進展はありません。トランプ米大統領は、亡くなられた横田滋さんへお悔やみの言葉を捧げました。誠意をつくしたトランプ米大統領の素敵な思いやりに、久しぶりに感動しました。

安倍首相は「北朝鮮問題は私の内閣で解決します」立派な発言です。しかし、口だけで行動が伴いません。空虚な言葉の連発、今日の会見が楽しみです。

ご訪問ありがとうございました。

日本の食卓に乗る食材は世界の皆様のお陰です。

2020-08-27 08:33:00 | 経済
      今日の言葉

民衆がそれぞれ現在のままの衣食住に満足し、自給自足の生業を楽しんでいて、すぐ隣の国とも往来しようとしない。このような状態こそ、泰平の極致である   
               老子

食材の大切さ

料理しながら、思い付いたまま綴りました。

生活していく上で大切な三本柱は「衣食住」と言われています。その中でも人の命を育んでくれる「食」が大切です。昨晩、我が家の夕飯の主役は、ノルウェー産サーモンあぶり焼きとカナダ産豚ひれ肉、ご飯は山形産です。

スーパーに行くとパッケージに必ず「♡♡産」と印字されています。万国博覧会の様相を呈しています。牛肉は米、加、豪というように値段のほうも国産より安いので、財布には優しいので、家計は助かります。

コロナウイルスが世界中蔓延し、「ヒト・もの・かね」の動きが止まり、経済が破綻しかけています。国境なきグローバル経済の行き詰まり、まさかこのような事態になるとは予想しませんでした。

ニュースでは、サンマがキロ1万円、あじが例年より水揚げが少ない、中国では、水害とバッタの襲来で穀物壊滅、我が国で猛暑で、レタス、キャベツ等の価格が高騰、これから、食糧不足の時代がやってきそうです。

シェア畑に人気があります。興味があり、「ズーム」による説明会に参加しました。その時間、視聴していた人数が35人、順番待ちのシェア畑もあり、私の近くにあるシェア畑は、それに該当しました。
 
日本の食糧の自給率は37%(カロリーベース)、63%が輸入になります。災害、戦争が万か一起き、輸入食糧がストップしたら「兵糧」が尽きて万事休すになる可能性もあります。「日本殺すにゃ爆弾入らぬ。食の道をたてば、一環の終わりよ」輸出国はつぶやいていることでしょう。食糧を断たれること、これが最大の弱点です。日本人はお人好しですので
「いじわるはしないだろう」楽天的にとらえて、平和ボケでいますが、最悪の事態に備える時期になりました。

戦後、高度成長期の国策として、工業に力をいれました。原材料を輸入、加工し付加価値をてけ輸出、「エコノミック・アニマル」と怖れられた時期もありました。

工業が盛んになり、人手不足になると
地方から人材を確保、家制度、「長子相続」という仕組みが戦前の名残でありました。長男以外は、「自分で食いぶちを探せ」というわけで上京、猫の手も借りたい工業地帯へ、労働者として汗をながしました。当時は、少子化問題などなく「貧乏人のこだくさん」といわれ、人材はあふれていました。

今はどうか、東京一極集中で地方から若者が都会へ、過疎化が進行し、空き家、空地等が社会問題になっています。子だくさんは昔の話しで少子化の波に飲み込まれ、寂れた地方の姿になっています。

トランプ米大統領が登場、「アメリカンファ-スト」を提唱、「自国に雇用を取り戻せ」反グローバル化を推進しています。

我が国も「ジャパンファ-スト」、食糧だけでも、他国に頼らず自給率を上げることが必要です。地方に目を移せば、空き家と空き地がたくさんあります。それらを利用し、農産物を育てることにより
自給率は少し改善されます。

ご訪問ありがとうございました。