日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

マスク騒動がようやく収束、今度はうがい薬の在庫切れ、デマに流され彷徨う人が大多数⁉

2020-08-06 07:48:00 | 社会
     今日の言葉
     付和雷同

「自分にしっかりした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること。『付和
は定見をもたず、すぐ他人の意見に賛成すること。『雷同』は雷が鳴ると万物がそれに応じて響くように、むやみに他人の言動に同調すること。「雷同付和」ともいう。」    goo辞書より

大衆とは

大衆とは、善い意味でも悪い意味でも、自分自身に特殊な価値を認めようとせず、自分は「すべての人」と同じであると感じ、そのことに苦痛を覚えるどころか、他の人びとと同一であることに喜びを見出しているすべての人ことである。
            オルテガ

学習能力がない人たち

二枚目で評判をとる吉村大阪府知事が、「コロナウイルスにうがい薬が効果があります。」と発言しました。それに対し、国民は過剰反応を示し、ドラッグストアの「うがい薬」が在庫切れを起こしたと報道されました。我が家には「イソジン」は常備していますので焦ることはありませんでした。

オイルショック時、トイレットペーパーがなくなると大騒ぎ、買い占めが起こり
売場から消えたことがありましま。最近は、マスクが足りなくなり、パニックになり、「アベノマスク」なるものが、国民に配布されました。ずるがしこい人たちは、マスクの転売でもうけた人たちもいたようです。そして、今度は「うがい薬」です。

「○○がなくなります」というデマが飛ぶとそれに食いつく人がたくさんでます。そんな人たちを、「だぼはぜ」という魚にたとえられます。人間単眼でものをみるのがあたりまえ、しかし、常日頃複眼でみる訓練をしていると、みな騒いでいるときに、冷静に眺めることができます。

「憶測は人を盲目にさせてから走らせる」ベンジャミン・フランクリンの言葉です。一般人は、なにも確かめずに突っ走り、落とし穴に落ちる場合があります。落ちたら這い上がれないこともあります。物事は、表裏一体、必ず「ウラ」がありますので「注意一秒、けが一生」、赤信号確認して渡りたいものです。

では、あなたはどうですか?と聞かれたら「ただ今、修行中です」と答えます。とんぼの眼が理想でが、見えすぎるのも考えものです。「ほどよい」この四文字が好きです。