日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

ボロは着てても心は錦、生きていくには、お金は必要です。

2020-08-26 08:53:00 | 政治
    今日のことば

    基本的人権の尊重

国民はすべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在、及び将来の国民れる。
(憲法第十一条)

最低所得保障=べ-シックインカム

最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して、最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策 Wikipedia

アンダークラス

非正規労働者のうち、家計を補助するために働くパート主婦、非常勤の役員や管理職を除いた人たち

『アンダークラスの数はおよそ930万人に上り、就業人口の14%を占め、社会の一代勢力になりつつあります。平均年収は186万円で、貧困率は38.7%と高く、特に女性の貧困率は50%に達します』
          橋本健二さん
貧困率

収入から税金や社会保険料などを引いた「可分所得」が全国民の中央値の半分に満たない人の割合のこと。日本においては245万円(2015年)の半分、可処分が122万円しかない人、「相対的貧困」といいます。

生活保護受給世帯数は164万811世帯、受給者は217万4599人(2017年度)になります。


安倍首相の発言

「全国津々浦々に景気回復の温かい風が吹きはじめています」

どこを見て、寝ぼけたことをいっているのでしょうか?大半の日本国民は瀕死の状態です。富を得ているのは、一握りのお金持ちです。自己破産から始まる下記の記事、他人事ではありません。日本全国津々浦々、同じように困っている人たちが大勢います。コロナ禍の影響がでるのはこれからが本番です。国があてにでいなければ、自立しかありません。でもベーシックインカムの文字をみたら「ぐらっ」ときてしまいました。私は弱い人間ですね。

人間らしい暮らしができる社会が失われた今、建て直すにはどうすればいいのでしょうか?それは、国が雇用環境を整え、国民がそこで働き、人並に暮らしていける収入を得、税金を納める、このサイクルのシステムをつくれば、今より少しましになります。憲法には、勤労と納税の条文があります。国民も義務を果たさなければいけません。人間は働くようにできています。

ベーシックインカムもいいと思いますが財源の確保はどうするのか、やはり税金でしょう。給料明細をみると所得税その他天引きされた額に驚きますが、義務なのであきらめています。また、ひかれるとなると気持ちが萎えてしまいます。

コロナ影響でますます景気悪くなります。国をあてにせずに自立の道も視野に入れたほうがベターです。何するにしても先立つものはお金です。



強烈な政策「消費増税2回」、経済をガタガタにしたことが「晋三様レガシー」、ちと寂しすぎます!

2020-08-25 09:04:00 | 政治
     今日の言葉

お芝居しないことですね。出来るだけ・・・。普通にやれたら一番いいんじゃないか。それが一番難しいことじゃないですかね。
            笠智衆

2799

安倍首相の連続在職日数が2012年の政権復帰から2020年8月24日で2799日(第一次政権在職366日を含む)の最長記録を更新しました。なにはともあれ立派なことです。おめでとうございます。任期満了までいけば、永遠に破られることのない記録になります。

147日連続勤務お疲れさまです。

長期政権維持秘訣の一つは、実施した選挙での大勝利に依るところが大きいです。反面、野党のだらしなさがありした。議論というよりは揚げ足とりの発言ばかりで中身がありませんでした。支持率のジリ貧が物語っています。

二つめは、総理として任せることができる他の政治家が安倍首相しかいなかったことです。

三つめは、「かっこいい」「物事をはっきりいう」「いじめられてかわいそう」等、国民が本質を見ることなく、マスコミのイメージで判断したことも幸いしました。

これら三つが記録更新に貢献しました。

7年以上その職にくいれば、否応なしにマンネリが進行していきます。きれいな水も徐々に濁り、最後はどろどろになります。デフレ、コロナで八方塞がり、出口がみえない今がその状態です。未解決問題多数、濁り水の下に隠れています。

では、安倍政権は、その間、何をしていたのでしょう。やったふり政策が主でした。拉致、北方領土等、気合いだけが空回り、未解決です。

また、アベノミクスでは、「実質賃金を減らし、実質消費を減らし、出生数を減らした」、失われた平成時代、デフレ不景気、国民間の貧富の差を拡げ、貧困化が進みました。コロナウィルスでとどめをさされ、最近のGDPは、前年度比マイナス25.0%強、恐慌の入口へ一歩踏み出しています。景気テコ入れ政策は見当たらず、『GoToⅩⅩ』だけです。

柳のようにのらりくらり、芯がなかった安倍政権、何色にも染まりやすいキャラでしたので政権を維持できたのでした。
どのような流れになるか、興味深く見守っていきます。

ご訪問ありがとうございました。



古きものはおきざり、新しきものに気が移る、何か活かす手立てはないものか?もったいないです。

2020-08-24 08:34:00 | 社会
     今日の言葉

つらいときも寂しいときも「笑顔」をもって乗り越えよ
             本多静六

新しいもの好きな日本人

「女房と畳は新しいほうがよい」ということわざはあります。なんでもかんでも「NEW」好きなのが日本人です。築古のマンション、一戸建ての空き家が日本全国にたくさんあります。デフレで経済が停滞しているのに、戸建て、マンションが新しく建てられています。貧富の格差が拡大し、貧しい人はより貧しく、お金持ちはより裕福になっています。ある新築の家の門には二つ表札がかけられていました。「二所帯住宅」です。親と子が一つ屋根の下に住めるなんて羨ましい限りです。お金があるところはあるのです。反面、住所不定の人たちも増えているようです。

欧米の人たちは、住んでいる家を手入れ、付加価値をつけ、よりグレードアップして転売、古い家への愛着があると言われています。日本人が見習うところでもあります。

温故知新

『前に学んだことや昔こ事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見出し自分のもとすること』
             goo辞書
 古いものは、捨てられる運命にあります。マンション造りの主流、鉄筋コンクリートの建物は、耐用年数が47年になります。戦後建築されたマンションはほとんど該当します。当時から住んでいた居住者は高齢化、管理、維持、またそれにかかる費用は、重い負担となります。一抜け、二抜け、三抜けて、最後は無人になります。古いマンションの宿命で仕方がありません。しかし、後始末は誰がするのか、全国津々浦々にある築古マンションの共通な問題になります。

空きマンションの解体費は木造に比べると高くなり、残骸の処理も大変、その上、アスベストの壁だと人体への影響もでてきます。すべての費用は誰が負担するのか問題になっています。

リノベーションして、再利用できるようにするのも、一方法です。しかし、少子高齢化が進み、人口減少、住む人もいなくなるので、朽ちていくほかないのでしょう。

空き家問題これからどのようになるのでしょうか?

ご訪問ありがとうございました。

空き家の定義と個数は下記の通りです。

空き家の定義

『「空き家」とは1年以上住んでいない、またはつかわれていない家を「空き家」と定義しています。その判断基準として、人で入りの有無や、電気、ガス、水道の使用状況ないしそれらが使用可能な状態にあるか、物件の登記ィ六や所有者の住民票の内容、物件がs適当に管理されているか、所有者の利用実績があげられます』国土交通省

空き家の個数

「平成31年4月26日に平成30年住宅・土地統計調査の概数が発表されました。調査によると全国の空き家数はおよそ846万戸(前回調査では約820万戸)、全住宅に占める空き家の占める割合空き家率は13.55%(前回調査は13.52%)になりました。」




マスク着用は暑苦しい、グゥと冷やしたビールを流し込む、至福のひと時です!

2020-08-23 08:12:00 | 日記
    今日の言葉

生活の術とは、何もかもなくしてしまいながらも、すべてを迎え入れることができる術を学ぶことである
        ボナ-ル『友情論』

出口が見えないコロナウィルス

小池都知事提唱の『ステイホ-ム』も色褪せてきました。近頃、コロナに関する会見もありません。都知事選前後、頻繁にマスメディアに登場、そのせいか、選挙は圧勝しました。感染者数が200、300超えになってから見かけなくなりました。安倍首相も会見ゼロ、コロナの現況、今後の方針も示していません。政府も東京都も無責任の一言です。

そんな状況下、『繁華街中心に人出増し』の記事がありました。コロナ禍で不要不急の要請に飽々していた頃です。「久しぶりに飲むか」人の気持ちは、同じです。『GoToトラベル』をすすめている以上移動は自由ですので、『自粛してください』とは言えません。繁華街に繰り出して、きっと今ごろは、おいしい酒と肴で憂さを晴らしていることでしょう。いっぱいやれば、明日からの活力が湧いてきます。トラベルより、身近なところで、消費した方が地元の経済がまわります。

夏が終わり、秋がきても、冬になっも、コロナ様は、人間に試練を与え続けるような気がします。暗闇の中で出口が見えません。長い付き合いになりそうです。
コロナ様に取りつかれないよう十二分注意して暮らしていきます。

私は、外飲みではなく、家飲み専科です。出不精で、簡単なツマミと好みのアルコールで一人宴会をしています。本を読みながら、音楽を聴きながら、気ままに過ごす時間は最高です。



短い天寿をまっとうしたセミ、また来年会いましょう!ご苦労様でした。

2020-08-22 07:40:00 | 日記
     今日の言葉

長年つきあっても気ごころ知れぬものもあり。立ち話だけでも百年の知己になる。      

天寿を全うすること

セミの寿命は短く、ひと夏しか生きられません。その間、朝から夕方まで、「ミ-ンミ-ン」と力の限り鳴いています。「私たちせみは夏の始終を知らせるために天から命を授けられたのです。声自慢の合唱、聴いて下さいましたか?」そのようなささやきが聞こえてきました。

マンション巡回中、バルコニーに、短い生涯を終えたせみの亡骸がありました。アスファルトジャングルの都会に生を受け、土に還ることもできずに、熱いコンクリートで死を迎えた姿、生死はいつも独りぼっち、セミの亡骸に自分を重ね、同じ運命をたどるのだ、と気をひきしめました。

朝の散歩からの帰り道、「オ-シンツクツク、オ-シンツクツク」とアブラゼミとは違うメロディが聞こえてきました。この声は、夏の終わりを告げています。セミにも種類があり、それぞれの役割分担しているのだ、天地創造された方の配慮に頭が下がります。そして、『参りました』

すると、私も創造され、生きているのは奇跡、命の大切さにきづかされたせみとの会話でした。

ご訪問ありがとうございました。