日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

吹けば飛ぶような政治家生命、金バッチはずしたら、先生は先生でなくなります!

2020-08-29 08:02:00 | 政治
     今日の言葉

汝が幸せである限り、汝は多くの友を持つが、雲行きが悪くなると孤独になろう。
     オヴィディウス「断片」

安倍首相令和2年8月28日辞任

安倍首相は、「連続在任期間最長」新記録を残し、更新日に合わせてた辞任しました。気持ちを切り替え、任期満了まで任務遂行するのではと少し期待していました。激務に体力が消耗し、的確な判断ができないということでしたので、仕方ありません。7年8ヵ月の職務遂行お疲れさまでした。そしてありがとうございました。ゆっくり休んで下さい。

政権発足時から、アベノミクスを掲げ「デフレ脱却」をめざしましたが、効果はなし、貧富の差が広がりました。安倍政権が残したものは負のレガシーがほとんどです。目を見張るものはありません。そこに安倍氏の真骨頂があります。のらりくらり芯がなく「おきあがりこぼし」のように揺れながらバランスをとっていました。表現者「クライテリオン」の表紙に「安倍晋三この空虚な器」、ずばり言い当てていました。

耳障りのよい言葉を発信、国民に期待を抱かせました。「約束します」「真摯にうけとめます。」「私が責任をとります」等、口先ばかりでした。物事は表裏一体、表からみると悪いところしか見えません。しかし、裏から見ると、「失われた30年」「トランプ大統領の誕生」等、国内外とも激動期の真最中です。安倍氏以外の日本の政治家では右往左往するばかりでしょう。自分の芯を持たず、側近や官僚の案を採用、そこには一貫性はありません。八方美人だからこそ、安倍氏は長期政権を築けたのではないでしょうか?

2008年のリーマンショックから2020年のコロナウイルスまでの様子をみていると時代の転換期を感じます。グローバル社会の中、「ヒト・モノ・カネ」が国境を越えて侵入してきます。それが今曲がり角にきています。「アメリカンファースト」を提唱するトランプ大統領を旗頭として、世界は、自国第一主義に舵取りが始まりました。明治時代からの日本の汚いうみを国民の目の前に提示してくれたのが安倍氏でした。「セルフファ-スト」の度がすぎましたが・・・。

辞任会見の記事掲載しました。これで
記録と記憶に残ります。改ざんはしません。

ご訪問ありがとうごさいました。



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