日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

話すことはたやすいいが、ものを語ることはとてもむずかしいのです。

2020-08-12 09:41:00 | 政治
      今日の言葉

     窮鼠猫を嚙む  
         桓寛「塩鉄論・詔聖」

「人を追いつめない。痛いめに遭うのは自分。相手が謝ったらそれ以上責めない。」

漢字の読み間違えと言葉への理解力

長期政権を維持してきた安倍首相、「頭隠して尻隠さず」から「丸見え」へ悪い面がどっとあふれてきました。末期症状です。

広島、長崎の式典で、あいさつ文がほぼ同じ内容である、批判を浴びています。
今までの安倍首相だったら、「どこ吹く風」、泰然としていました。心身共に疲れている様子、よほど体調がすぐれないのでしょう。

「健康なからだに健全な魂は宿る」といわれますが、具合が悪いときは休養が必要です。悪から好循環へ転換するよい時期のような気がします。

「アベノマスク」「GoTo○○」等、すすめた企画は、袋叩きにあいました。対策に一貫性がなく、「へたな鉄砲撃ち数うちゃ当たる」的に愚作を連発、税金を飛ぶに捨てています。

コロナ対策を振り返れば、肝心な場面に安倍首相の勇姿はみあたりません。官僚からA案、B案、C案等、企画立案したものに対して、「よきに取り計らえ」と丸投げ、自分の思考、信念、決断を下す最高責任者の気概はみられません。

『リ-マンショック』以上の超大不景気になるといわれています。根本的な経済対策をしないと、国力衰退、国民飢餓へまっしぐら、国家沈没してしまいます。

長期政権を築きあげた安倍総理、演説時原稿棒読み、官僚作成あんちょこ答弁等、自分の言葉で語ったことはほとんどありません。これでは、人々に感動を与えることができません。

「政治は、その国の国民の姿を象徴している」安倍総理と呉越同舟ということになります。

君臣
『主と臣と同じときは、昌(さか)え、主と臣同じからざるは滅ぶ』三略