日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

議員の種類は二通りあるの知ってましたか?与野党議員ではありません。

2020-07-31 09:17:00 | 政治
    今日の言葉

実現せられんから追求せんのではない。実現せられんから追求すると、こういうほうがよかろう
            鈴木大拙

今朝、起きたら筋肉痛で、体のあちこちが痛いです。雨の日が続いている中
天気予報を見て、意を決して草むしりにでかけた報いです。数日たてば、痛みも和らがますので、それまでの辛抱です。

民間と国会議員
  秤(はかり)にかければどちらが重い

幅を利かす民間議員

民間議員とは
国政選挙でえらばれるのでなく、内閣府が指名した民間人が議員になって、重要会議に参加し、投票権を持つ人たち

つの重要会議
経済財政諮問会議
総合科学技術・イノベーション会議
国家戦略特別区域諮問会議
中央防災会議
男女共同参画会議

影が薄い国会議員

国会議員とは
国民の投票によって選出され、国会を組織する議員。衆議院議員と参議院議員とがあり、議案、動議の発議、表決、内閣への質問などの権限を有する。
           goo辞書より

国会の存在意義とはなんでしょうか?ニュースで良くきく言葉は、○○委員会に□□専門者会議、という具合に対策をたてる時は、内閣府が民間人のスペシャリストを選び組織、そこで、まとめられた案を閣議決定、国会の承認を得るパターンが常態化しています。国会は議論する場にもかかわらず、機能していません。
国会中継を視聴して感じることがあります。それは、相手の意見に耳をかたむけないで、自分の主張を通す、これては、議論できません。目立つのは、居眠り、揚げ足取り、ヤジ、三拍子のそろい踏み
です。

議会がこの調子ですから、専門者会議で練られた案を閣議決定、実施するほうが
支障なく進められます。議論を経ないので内閣と国会を構成する議員たちの負担は軽減されます。ゆえに、緊張感もなく
和気あいあいと国会を運営しているのでしょう。そこには、国民の存在は忘れ去られています。

内閣が選らんで、○○委員会に民間議員を加えれば、内閣よりの案を作成するのが当たり前です。この選挙なしの民間議員の存在に?マ-クです。


アベノマスク配布も二回目になるとノ-コメント“沈黙はキンなり“

2020-07-30 07:11:00 | 政治
    今日の言葉

     本末転倒

「物事の根本的なことと、そうでないことを取り違えること。『本末』とは根本的なことと枝葉のこと。『転倒』はひっくり返すこと」    goo辞書より

マスクより大切なこと

迷走が続く安倍内閣、目先のことに気を取られ、肝心なところを見失っています。まず、第一に考えなければならないことは、収束後、経済の歯車がきちんとまわるように体制を整えることです。

『国難』と命名したからには、首相自ら先頭にたち、国会を召集して、全議員の知恵を絞り合い、議論することが大事です。現在の勤務ぶりをみていると、「真摯」に行動しているようにはみえません。立憲民主党の国会開催の要求の応じるべきです。見張らないとなにを言い出すか、やりだすか理解不能な安倍政権です。監視の役割を果たしていない立法府です。

第二回目のマスク配布より持続給付金の支給、休業補償することのほうが、はるかに大切なことです。きちんとしたコロナ対策が描かれていないのかもしれません。だからやることなすことすべてが中途半端で、迷走を続けるのでしょう。

Go Toトラベルを強行したつけの影響がでました。「昨日の感染者の7割強は『東京以外」。あの『東京外し」の意味を問うかのよう」(朝日新聞2020.7.29夕刊素粒子)このキャンペーンに専門家会議の尾身教授は反対、踏切ったのは、担当大臣ということです。この失策の責任はとるのでしょうか。

禁じ手を出してきた安倍政権

コロナ封じ込めのため、風俗営業法、感染症法、建築物衛生法、食品衛生法等で、取り締まりを強化しようと画策しています。基準に合わなければ、違反したということで処罰されるのかもしれません。するのでしょう。

戦前の治安維持法、国家の意向にそむくやつは逮捕、のべつまくなしに留置所に入れられ、拷問を受けた人たちが大勢いたと記録されています。その再来になる可能性もでてきました。何をしでかすか予測つかない政権なので要注意です。

コロナ対策の失敗を棚に上げて、法で裁く、これってちょっとおかしいです。ホストクラブ、キャバクラ、夜の飲食を伴う接客業が感染源の可能性があれば、該当するところに休業補償を出し、落ち着くまで閉店していただく、これが正しい政策だと思います。

くつろいで、楽しんでいるところに
警察官がきたら、酔いも一発で醒めてしまいます。また、入り口のステッカー、西部劇のお尋ね者のポスターのようで、お店の格が「かくっ」と下がってしまいます。所詮、「木を見て森を見ず」日本の役人、政治家の発想はとても貧しいので仕方ありません。

合言葉
   お金はマスクより補償費に



いつまで降り続くのだろう長雨は、いい加減あきました!

2020-07-29 07:34:00 | 社会
     今日の言葉

 豪雨災害。ごみの量も想定外。
 思い出の品も流された。
   2020.7.16朝日新聞夕刊素粒子より

令和二年も半年過ぎ、後半戦に入りました。武漢ウイルスによる新型肺炎で幕が開き、後追いで豪雨、ダブルで甚大な被害をもたらしています。どこまで、拡大するのでしょう。

天候不順で、日照時間も短いために、野菜が高止まり、家計費を圧迫しています。この天候がこのまま続くと、秋の収穫期にも、大きな影響がでそうです。ずいぶん前のことですが、コメが不作で、タイ米を緊急輸入してしのいだことがありました。二の舞になりかねません。また、中国大陸では、バッタの大量襲来により、農作物に多大な影響がでていると報道されています。全世界の天候不順により、人間も動植物も心身共に変調をきたしているようです。昨年までとは、あきらかに状況がかわってきました。食料自給率の低い我が国は、苦境にさらされそうです。

芭蕉の句、「五月雨集めて最上川」、今は、豪雨による最上川の濁流、そんな風情はありません。日本の川は急流、清らかな水に恵まれ、せせらぎで心を和ませてくれます。しかし、想定外の雨量を記録すると悪魔に変身、人々の生活をどん底に落とします。日頃から、災害を想定して、川と仲良くすることが大切です。

「コンクリートから人間へ」掲げた政党が、かってありました。「二番ではダメですか」目をつり上げて、予算をびしびし削減しました。その影響もあり、ダム建設等の治水事業が進まず、被害を最小限に食い止める策を怠ってきたつけがきてしまいました。

コロナと水害で、世界も日本も、経済と社会をずたずたにされました。復興も容易ではありません。「今だけ、かねだけ、自分だけ」から「利他の心」への時代の転換期がきたような気がします。また、自国主義へのいいチャンスです。自分たちの身は自分たちで守る、食料の自給自足が第一歩になります。

東北 土砂災害や洪水厳重警戒 2020年7月28日 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6366743


血も涙もない国の税金徴収、たまらんですわ!効果的使用をお願いします。

2020-07-28 08:00:00 | 日記
     今日の言葉

世の中の 善と悪を比ぶれば 恥ずかしながら悪が勝つ 神も仏も無えものか 浜の真砂は尽きるとも 尽きぬ恨みの数々をはらす仕事の裏稼業 へへっ お釈迦様でも気が付くめぇ 
     必殺仕事人Ⅲナレーション 

復興特別所得税額

2011年東日本大震災、未曽有の大被害を岩手、宮城県を中心とした東北地方に甚大な被害をもたらしました。復興の少しでもお役に立てればと思い、復興特別所得税額を納めてきました。指折り数え九年目になります。給料から天引きされますので、気にも留めていませんでしたが、記事が気になり、今年度の確定申告書に記載されている金額を確認すると、平成30年「4538円」、令和元年「5113円」とありました。きちんと引かれていました。後何年納めなければならないのでしょうか?九州熊本、球磨川の氾濫で、国から甚大災害に指定されました。天災に襲われる日本、復興税の追加増税があるかもしれません。

裏金作りの秘策

『復興事業で裏金作り 下請けからゼネコン幹部に還流 4社1.6億円、過剰接待や旅行費

この見出しを見て、『さもありなん』と納得しました。初めは慎重に、慣れたら大胆に、善の心がマヒし、突っ走る、罪の意識はありません。一蓮托生、「みんなでやればこわくない」バレなければ何をしても構わない、平成から令和にかけて蔓延したトレンドです。

生きている限り、二者択一に遭遇したときに、どちらにするか迷います。そこに『欲』がからんでくるからやっかいになります。特に金銭欲は始末に負えません。『人の振り見て我が身を直せ』ひとごとではないので、誘惑にまけたないように注意します。
        


景気回復策「Go Toトラベル」第一幕終了、そこには悲喜こもごもの人間模様があります。

2020-07-27 07:55:00 | 日記
今日の言葉

    旅は道連れ世は情け

「旅では道連れのあることが、心強く、同じように世を渡るには、互いに情けをかけることが必要である」
           goo辞書より

4連休に合わせて「Go Toトラベル」が22日から始まり、悪評の中、26日に終了しました。毎度のこと、政府が立案し、実行すると何かしら利権構造が浮かび上がってきます。今回は、二階俊博幹事長が務める観光業界から本人へ4200万円渡されたと報道されました。

戦後の日本の政治・官僚機構は完全にお金に支配されてきました。しかし、高度成長期に活躍された政治家は、「陳情」というキーワードのもと、選挙で選ばれた地元に恩恵をもたらしました。新幹線、高速道路、その他、公共投資、地域の人たちが暮らしやすいようにいつも考えていたようにみえました。

昭和から平成にかけて「他人様のため」から「今だけ金だけ自分だけ」潮目が変わり、令和まできました。

時代劇の一場面です。
「お代官様と人相がよくない商人が、紫色の風呂敷に包まれた物を差し出します。ほどくと重箱、中には、山吹色の小判がザクザク、代官はにやり、商人と目を合わせ、暗黙の了解を結ぶ」

現代も同じ場面が全国そこらじゅうでおこなわれています。「手に入れたお金は自分のものだ」、拝金主義に染ってしまいました。最近も河井夫妻買収問題がありました。「先生この封筒受け取り下さい」自分もその立場に立てば同じことをすると思います。嫌らしいですね。利権構造を「ぶっ飛ばせ」そうしないと日本に希望の光は見えてきません。

トラベルキャンペーンで人の動きが生まれ、経済の歯車が、少しずつ廻り始めました。外出自粛であきあきしていた国民は喜び勇んで観光地へでかけたことでしょう。その反面、事情ででかけられなかった人たちも大勢いました。私は仕事、無収入の人、娯楽に回すお金のない人、それぞれの人間模様があります。

勤務地の最寄り駅は新宿駅南口です。コロナ騒動前は、日曜祭日、大型連休になると、旅行カバンのガラガラという音がやかましいのですが、この四連休は静かなものでした。高層ビル街のホテルも雨に濡れてさびしげな雰囲気を醸し出していました。日本一の観光地「東京」を外したのは最大級の過ちでした。

主要10観光地の県外観光客、GWの18倍 7月の連休 東京敬遠も https://a.msn.com/r/2/BB17cJYA?m=ja-jp&referrerID=InAppShare