今日の言葉
民衆がそれぞれ現在のままの衣食住に満足し、自給自足の生業を楽しんでいて、すぐ隣の国とも往来しようとしない。このような状態こそ、泰平の極致である
老子
食材の大切さ
料理しながら、思い付いたまま綴りました。
生活していく上で大切な三本柱は「衣食住」と言われています。その中でも人の命を育んでくれる「食」が大切です。昨晩、我が家の夕飯の主役は、ノルウェー産サーモンあぶり焼きとカナダ産豚ひれ肉、ご飯は山形産です。
スーパーに行くとパッケージに必ず「♡♡産」と印字されています。万国博覧会の様相を呈しています。牛肉は米、加、豪というように値段のほうも国産より安いので、財布には優しいので、家計は助かります。
コロナウイルスが世界中蔓延し、「ヒト・もの・かね」の動きが止まり、経済が破綻しかけています。国境なきグローバル経済の行き詰まり、まさかこのような事態になるとは予想しませんでした。
ニュースでは、サンマがキロ1万円、あじが例年より水揚げが少ない、中国では、水害とバッタの襲来で穀物壊滅、我が国で猛暑で、レタス、キャベツ等の価格が高騰、これから、食糧不足の時代がやってきそうです。
シェア畑に人気があります。興味があり、「ズーム」による説明会に参加しました。その時間、視聴していた人数が35人、順番待ちのシェア畑もあり、私の近くにあるシェア畑は、それに該当しました。
日本の食糧の自給率は37%(カロリーベース)、63%が輸入になります。災害、戦争が万か一起き、輸入食糧がストップしたら「兵糧」が尽きて万事休すになる可能性もあります。「日本殺すにゃ爆弾入らぬ。食の道をたてば、一環の終わりよ」輸出国はつぶやいていることでしょう。食糧を断たれること、これが最大の弱点です。日本人はお人好しですので
「いじわるはしないだろう」楽天的にとらえて、平和ボケでいますが、最悪の事態に備える時期になりました。
戦後、高度成長期の国策として、工業に力をいれました。原材料を輸入、加工し付加価値をてけ輸出、「エコノミック・アニマル」と怖れられた時期もありました。
工業が盛んになり、人手不足になると
地方から人材を確保、家制度、「長子相続」という仕組みが戦前の名残でありました。長男以外は、「自分で食いぶちを探せ」というわけで上京、猫の手も借りたい工業地帯へ、労働者として汗をながしました。当時は、少子化問題などなく「貧乏人のこだくさん」といわれ、人材はあふれていました。
今はどうか、東京一極集中で地方から若者が都会へ、過疎化が進行し、空き家、空地等が社会問題になっています。子だくさんは昔の話しで少子化の波に飲み込まれ、寂れた地方の姿になっています。
トランプ米大統領が登場、「アメリカンファ-スト」を提唱、「自国に雇用を取り戻せ」反グローバル化を推進しています。
我が国も「ジャパンファ-スト」、食糧だけでも、他国に頼らず自給率を上げることが必要です。地方に目を移せば、空き家と空き地がたくさんあります。それらを利用し、農産物を育てることにより
自給率は少し改善されます。
ご訪問ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます