日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

無人のファミレス!タッチバネルが頼りです!

2022-08-31 23:26:00 | 日記
検査後の食事

検査10時間前から飲食禁止、水しか飲めません。

当日、検査が終了、緊張感がほどけ、急にお腹がすいてきました。どこで朝ごはんを食べようかと思い浮かべ、結局たくさんの候補の中から"ガスト"にしました。

"営業時間短縮"の記事も気になったので、確かめてみたい気持ちも後押ししました。

新宿駅に向かう途中、ガストの看板が見えたので、そのビルの地下にあるガストに。

ドアを開け、店内にはいったら、声がしました。

「空いている席へおかけください」

入口にあるレジ周辺には、接客係はいません。声は、調理場のほうから聞こえてきました。

一人席に座り、そこには、タッチパネルがありました。これで注文するのだ、接客係はこないのだ、タッチするより、口頭でオ-ダ-したほうが安心感があるのに・・・

"郷にはいったら郷に従え"

さっそく、パネル操作を開始、ビ-ルとモーニングメニューの中から和食を選びました。ごはんの量は"半ライス"です。

食事を終え、腹の虫がおさまり🍴🈵😆を覚えながら、初期の頃のファミレスと比べてみました。

一番の違いは、接客係がいないので、店内に活気がありません。入店時間が午前10時とランチ前だったからかも知れませんが・・・

飲食店は、やはり人手不足なのだと、実感して店をでました。

60歳以上の人を対象にした素敵なプレゼントをいただきました。

来年の3月いっばい使える5%割引カードです。それ1枚で対象者5名分割り引かれるのですから、財布に優しいサービスです。

得した気持ちになりました。




「ガスト」など閉店時間繰り上げ 9月から約400店で:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC236400T20C22A5000000/

〆のことば

私たちの時代に失われてしまっているのは「幸福」ではなくて、「幸福論」である
          寺山修司

一年の節制の結果が出てしまう"人間ドッグ"少し緊張します!

2022-08-30 23:29:04 | 日記

プロローグ

一年ぶりの人間ドッグの日がやってきました。毎年、指摘されることは同じです。血圧、体脂肪、それに付随する腹回りです。検査結果のあと、少しはやせなければと決意しますが、いつも通り三日坊主になります。今回はどのような数値になるのでしょうか?

生活習慣病の検査

またやってきた検査の日、昨日、29日午前9時30分よりスタートです。少し緊張します。なぜならば、毎年、何かしら、イエロー、レッドカードがだされるからです。

5年前は、血便のチェックが入り、“大腸がん“と診断され、摘出手術を受け、10日間入院しました。5年再発しなければガンは消滅したことになるそうです。そのために、検査を受けなければいけません。あと半年で解放されます。今のところ大丈夫と言われています。

もって生まれた体質は、変えようがないので、普段の生活で、自己防衛する意外ありません。が、なかなかできません。

毎年、出されるカードは、『血圧』と『体脂肪』です。

今年の『血圧』は、1回目が155/110、2回目が147/90

担当者が親切に
「もう一回チャンスがありますがどうします」

2回測定した数字は掲示板に、その上は、去年の測定値が160/120と表示されています。
  「大丈夫です」
再度、高い数字がでたら困りますのでお断りしました。

次は心電図終了、腹回り測定時の担当者との会話です。

「88センチです。去年より3センチ出ましたね」

心の中で

「マイナス3センチの間違えじゃない」

ぐっと飲み込み

一週間前から夕御飯時にごはんを食べるのをやめ、炭水化物をとらずに臨んだので、

「3センチ細くなったと思ったのに」

つぶやいたら、担当者が

 「測定し直しますか?」

「結構です」

往生際の悪い私です。

次は視力測定です。検眼器に両眼をつけて、覗きます。近視ですので、メガネつきです。担当者の指差す文字に、左右上下と答えます。右目を終え、左目の検査時にアクシデントが起きました。文字が、突然、かすみがかかったようにぼやけて見えます。左上の大きな文字しか見えません。ヤバいと思ったが後の祭り、頭の中が白くなりました。

担当者が
「終わりです。左0.8、右0.2になりますがよろしですか?」

ショックがきつくて、答えようがありません。

うつろな声で

       「それでお願いします」

検査結果、「がちゃめ」の判定でした。

今年の生活習慣病は、いまのところ、目が再検査に該当します。検診センターから一歩でたら視界良好、さっきのアクシデントが嘘みたいでした。でも、早期発見・治療です。あしたは休日、眼科に行こうと思います。あとの検査結果は、三週間後に自宅に送られてきます。評価のアルファベットを見て、対策を立てます。

〆のことば

それは成らざるを患えずして壊れ易きを患う
        欧陽脩
物事を成就しないことを悩むより、成就したことを壊さぬようにすることが大切と説く









  

















競馬界はベテランから若手まで活躍、盛り上がっています!

2022-08-29 19:45:00 | 競馬
きょうは、久しぶりに競馬のお話し、また一つ、偉大な記録を打ち立てた"武豊"にからめたものです。

“武豊“登場前の光景

競馬場には、『おけら街道』があります。おけらとは、ギャンブルですってんてんにになってしまったことをいいます。

半世紀ほど前、府中競馬場の一杯飲み屋のバイトをしていました。屋号は“みやこ“でした。府中のおけら街道は、東京競馬場から南武線府中本町駅まで徒歩7.8分の距離です。

焼き鳥の準備をしながら、通りを眺めています。店前を通っていく人たちの光景は鮮やかに甦ります。

行きは、競馬新聞片手に、赤ペンは右耳にはさみ、“勝ってくるぞ“と勇ましく、足早に門をくぐっていきます。

最終レース終了後、馬券を外した人たちは、いっせいに門から出てきます。通ったあとは、🐴🎫が道路を覆います。穴の毛“まで抜かれ、下を向いて、ぶつぶつつぶやきながら歩いていきます。すってんてんになってしまったのでしょう。

『ああいう人にはなりたくないなぁ』

焼き鳥を調理しながら、一人つぶやきました。春競馬も終わり、バイトも終了、秋競馬が始まり、再度バイト、“赤ペンお兄さん“になっていました。現在まで継続しています?

武豊登場

武豊デビュー以来、競馬場の殺伐とした雰囲気はうすくなりました。坊主頭でまだあどけない若者に、百戦錬磨のベテランが負けるわけがないと🐴🎫を組み立てますが、予想通りの結果にはなりません。
   『お主やるな』
勝ってもおごることなく、そつなく、インタビューを受ける姿に、競馬界にさわやかな風が吹いたのを感じたものでした。

WASJシリーズ優勝インタビューを聴きながら、若い頃の武豊を思い出していました。

武豊偉業達成

日本競馬のレージェントがWASJシリーズで、30年ぶり、53歳で優勝を果たしました。今年の日本ダ-ビ-も制覇、その勝利で今回出場資格をとることができたそうです。チャンスを逃さずにものにするのは、さすがに豊様です。頭が下がります。この先も、競馬の記録を更新つづけることでしょう。

【WASJ】武豊、30年ぶり頂点に!!「凄くうれしい」53歳史上最年長、1着→3着→競走除外→2着で(スポニチアネックス) https://news.yahoo.co.jp/articles/e42bb28894da352682e3b15b9c696ae40ad94cb1


ニューヒロイン誕生

藤田菜七子、永島まなみ
古川奈穂、今村聖奈、女性騎手の活躍も目立ちます。

CBC賞で逃げ切り、8月26日の小倉2レースの追い込み、自在に馬を操り勝利に導く今村騎手の手綱捌きはたいしたものです。

女性騎手の活躍により、競馬が華やかになり、これからまだまだ、盛り上がること間違いないでしょう。


「女性騎手 一覧」の検索結果 - Yahoo!検索 https://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=yjapp3_and_pacific&fr2=cid_cid_e42bb28894da352682e3b15b9c696ae40ad94cb1&p=%E5%A5%B3%E6%80%A7%E9%A8%8E%E6%89%8B%20%E4%B8%80%E8%A6%A7&iau=1&aq=1&ai=38a2f455-7eca-4747-9675-bdab40bb3918&ts=17352

週末がくれば、また、馬券買うことになります。

    『あんたもすきねぇ ちょっとだけよ』

〆の言葉

重いものをみんなすてると
風のように歩けそうです。
    高村光太郎『人生』


他国に頼らず自立するときがきた日本!自国の産業を興しましょう!

2022-08-28 18:00:00 | 日記

日本経済の低迷は
   基幹産業の消失です。

インバウンド作戦失敗

インバウンド(外国人の日本旅行)目当ての観光業が、コロナ禍により、訪日客が途絶え、青息吐息になり、現在に至ります。
 『捕らぬ狸の皮算用』
宛がはずれると人間は動揺、頭の中が真っ白になります。
観光業は、お客様あって初めて成り立つ仕事です。
『人のふんどしで相撲を取る』
このような発想から新しい産業は誕生しません。

アメリカ企業

GAFAM(グ-グル・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクロソフト)IT企業が世界を牛耳っています。米国はいち早く、新しい産業を生み出し、世界の人々に恩恵を与えています。

外食産業では、マック、ケンタ等のファーストフード、デニーズ等のファミリーレストラン、セブンイレブンのコンビニも発祥はアメリカでした。

時代の最先端に即したベンチャー企業が雨後の筍のように
生まれてくるのがアメリカです。

失われた平成30年

雇用喪失

日本の失われた30年の原因の一つは、日本の産業の空洞化です。設備投資や人件費等のコストがかからない海外へ日本企業が海外に進出、特に、中国は人気でした。進出同時、人口世界一、労働力は豊富でした。

日本の技術流出

日本の誇り“新幹線“、いつの間にか中国で走行していました。
  『お主やるな』
ものまねは、日本の得意技でしたが、中国におかぶをとられてしまいました。

日本の課題

 基幹産業の柱を興すこと

きょうは、日本人の給料とデフレスパイラルの二つの記事です。

日本は平均年収が30年以上変わっていない?年収400万円は全体のうち何パーセントか(LIMO) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/fcae59834d747a2bb73e145b28bad72c21e77f37

「デフレスパイラル」の検索結果 - Yahoo!検索 https://search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=yjapp3_and&p=%E3%83%87%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%AB&iau=1&aq=0&ts=2779

ソニー再値上げ
デジカメなど平均8%
 ソニーグループの販売子会社ソニーマーケティングは24日デジタル一眼カメラやブルーレイディスクレコーダーなど129製品について、出荷価格や希望小売価格を9月1日から平均で約8%引き上げると発表した。原材料や物流コストが上昇しているためだとしている。4月も音響機器など109製品の出荷価格を約3~31%引き上げていた。
 製品にはカメラのレンズや携帯音楽プレ-ヤー「ウォ-クマン」なども含まれている。個別の引き上げ率は明らかにしていない。ソニーグループの広報担当者は「原材料などの高騰を吸収しきれなくなった」としている。
     朝日新聞朝刊8月25日(村上晃一)

〆のことば

政治なら心得ています。知っていることも知らぬふり、知らぬことも知っているふり、聞こえることも聞こえぬふり何でもないことを重大な秘密のように隠し、探偵を放ち、要人を養い、目的を口実に手段の卑しさを高尚に見せかけること。これが、政治なのでございます
モリエ-ル『フィガロの結婚』から





まさかカセットプレ-ヤーが再びプ-ムになるとは?信じられません。

2022-08-27 20:04:00 | 日記
ラジカセの記事に刺激を受け、日記帳の18枚目をめくり当時を思い出しています。

青春の友ラジカセ             

ラジカセとの出会い

ラジカセとの出会いは、半世紀前です。電気屋のショーウィンドウに飾ってありました。すぐに買いたいのですが、先立つものがありません。お金を工面するにはどうしたらいいものか思案していました。

初めてのアルバイト

大学受験すべて失敗、浪人生活せざるを得ない境遇となりました。予備校に通うまでに1か月あり、ボケッとしていてもしかたがありません。道路工事の監督をしていた従兄弟がいたので、住み込みでお世話になることにしました。

アスファルトの熱いこと

アルバイトの一番の熱い思い出は、アスファルトを道路に敷き詰めるときでした。頭上は太陽、足下はアスファルトの熱、灼熱地獄でした。大きな汗をかき、ラジカセ購入するまでは忍の一字と決め手いましたのでがんばることができました。

熱い思いして買ったラジカセ

バイト代が入ったので、さっそく、お目当てのソニーのラジカセ、それとカセットテーブを購入しました。もちろんテ-プはもちろんノーマルです。テープに四種類もあるなんて、たった今、知りました。

グレードで分けられる「4種類」のカセットテープとは – ニッポン放送 NEWS ONLINE https://news.1242.com/article/297415

唯一の楽しみ深夜放送

浪人時代は、予備校と自宅の往復、寄り道せず、必死になって勉強していました。そんな味気ない日々の生活、唯一の楽しみが、バイト代で購入したラジカセでした。

青春の時間は午前零時から

 “オ-ルナイトニッポン“
 “セイ・ヤング“
 “バックインミュージック“
 それと
 “ジェットストリーム“

これらの番組を好みに応じて時間と局合わせをしました。
ラジカセと共に登場してきたのが、“NHKFM“と“FM東京“、音がAMと違い、クリアーで、聴きやすく、音楽を録音するには最適であると感じました。専門誌も販売され購入、興味ある番組欄に赤ペンで印、録音テープの数を増やしていきました。

ながら族

ラジカセ聴きながら、勉強、仕事、睡眠する人たちのことを称して“ながら族“と呼ばれました。自分もその一人でした。

ながら族の生活をしながら、無事合格、二浪免れることができました。浪人時代の暮らしにゆとりと楽しみをプレゼントしてくれた“ラジカセ“のおかげかもしれません。

ラジカセも進化、次は“ダブルラジカセ“の登場です。この話しは次回で“・・・・



中古カセットプレーヤー、郷愁求め価格5倍も:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC255510V20C22A7000000/





〆の言葉

魂のこもった青春は、そうたやすく滅んでしまうものではない     ハンス・カロッサ

〆の音楽