日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

あの世に旅立つ高齢者も大切にしなければいけません!

2023-06-30 18:25:00 | 日記
はじめのことば

人は永生きせんと思はば、嘘を言ふべからず。嘘は心を遣い、気を労するものなり
    夢想疎石「語録」

幼児期は保育所で人生の終末は老人ホーム

昨晩のブログは中途半端で終了、心残りなので続きを書かせてください。お願いします。

老夫婦が若夫婦の子どもを面倒みれば、保育所問題は解決すると見栄をきったところでとぎれました。そのとき、はっと気づいたことがあります。

「オレの収入はいくらだっけ?人様に偉そうに言える額ではないじゃん。孫の保育所より自分の老人ホームを心配したほうがいいぞ!」

絞りだすようなこころの叫びがきこえたので、なんかむなしくなり、スコッチシングルをストレートで飲り、ベッドに入った次第です。

他人を世話をするということは、生活にゆとりがなくてはなりません。とくに、金銭が重要になってきます。安給料と年金だけでは、老夫婦二人の暮らしで精一杯です。子どもと孫にまで回す余裕はありません。

"ぼろはきててもこころのにしきどんな花よりきれいだぜ"

この歌で勇気をもらい、仕事に励んだ人たちもいたでしょう。時代は移り、体裁より本音で語る世相になりました。

やせ我慢しても、食べなければ生きていくことはできません。社会の風潮を言い表したフレーズ、

"今だけ!カネだけ!自分だけ"

はじめのうちは、自分さえよければ他人はどうでもいい、傲慢に聞こえましたが、近頃は"その通り"と妙に納得しています。

"一億総貧困化"を実感させられるのが、掲載した保育園と老人ホームの写真です。生まれてから死ぬまで施設で過ごす、なんとなく、寂しい気持ちになりました。

一昔前のことです。わたしの従兄弟が結婚式を挙げた会場が数年後、葬儀場に変身をとげました。そこで、従兄弟の父、わたしの叔父の葬式を執り行いました。これは本当の話しです。

へたをすると、少子化で子どもがふえず、老人がふえれば看板をとりかえたたげで、保育所が老人ホームに早変わりします。両施設の設備を比べればまるで一緒です。その空間にいるのが、幼児か老人か、それだけの違いです。

人生の最後は自宅の畳で往生を遂げたい、ささやかな希望をいだいています。

ジェンダー関連の記事

男女平等実現に131年 世界の格差指数、日本は過去最低:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD201U60Q3A620C2000000/


ジェンダー・ギャップ、日本125位 「過去最低」の事情:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2009H0Q3A620C2000000/
きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問ありがとうございました。

日本の未来を担う子どもたちを大切にしなけれはなりません!

2023-06-29 23:28:00 | 社会

はじめのことば

子は鎹(かすがい)

子どもへの愛情から夫婦仲が和やかになり、縁がつながぎ保たれることのたとえ。
鎹(かすがい)は二つの木材をつなぐコの字型に曲がった釘のこと
  ウィ-クナリ-日本語版より

保育所とは?

保護者が働いているなどなんらかの理由によって、保育を必要とする乳幼児を預かり、保育することを目的とする通所施設。児童福祉法第七条に規定される「児童福祉施設」となっている。
   Wikipediaより

乳幼児を預ける方法が三通りあることを知りました。いつもマスメディアで話題になるのは"保育所"です。共働き夫婦にとっては救いの神です。
安心して働くには、子どもをきちんと世話してくれるところに預かってもらえば、心置きなく働くことができます。

毎朝の散歩コ-スの途中に保育所があります。時間になると、ままチャリでもの凄い速さでわたしの脇を通りすぎていきます。後ろ姿をみると、子どもを乗せたヤングパパでした。出勤前の一仕事、保育所に送り届けるのでしょう、事故を起こさないでね、他人事ながら、つい心配してしまいます。

いつの時代でも、子どもを育てることは大変な仕事です。まして、今は共働き社会で夫婦の連携で子育てをしなくてはなりません。落ち着いて子どもと過ごす時間が限られてきます。

 "三つ子の魂百まで"

幼児期に両親と安心してゆっくり過ごすことで、子ども伸び伸び育つことができます。そのような環境が失われてしまいました。それを取り戻す必要があります。

保育所、保育士の不足、それと児童虐待事件等。ニュースにはことかくことがありません。政府は少子化対策を進めていますが効果がでていません。万が一、国の少子化対策が効をそうして、出生数が増えれば、上記の問題に新たな課題が積み重なっていきます。

発想の転換、家族、ファミリーとは、今一度、立ち止まって考え直す時がきました。幸せに暮らす方法はないかな?あります。

それは"ジャパン・ファースト"です。日本国、日本人のすばらしさを思い出すことです。日本人は自信喪失、下を向いたきり前を見つめる元気さえありません。

その病の処方箋"は縦のつながり"を思い起こすことです。それは、建国以来、先祖たちが積み重ねてきた思想と実戦で培われた伝統です。

その中の一つ"家制度"がありました。戦後は核家族化が進み、親とのつながりが薄くなってしまいました。自分たちのルーツをたどればものすごい数の先祖たちとのつながっています。その最先端にいるのが自分の両親です。そこのところを気づくことによって日本人復活の道は少し拓けるような気がします。いま生きていることに感謝です。

核家族化へのステップにおいて次のフレーズが流行りました。

"家つき!カーつき!ばばぁぬき!"

当時は、けっこう受けました。私もその通り、拍手喝采を送りました。今から思うと感謝を忘れた残酷な言葉でありました。プロパガンダの一種でしょう。


今回、取り上げた保育園問題ですが、二世帯住宅、または、味噌汁の冷めない距離で若老夫婦が暮らせば、保育所問題は解決します。子どもたちが仕事している間、じいさん、婆さんが孫の面倒をみれば、保育所に預ける必要はなくなります。

しかし、一筋縄ではいきません。じいさんはカラダが動く限り働かなければなりません。孫の面倒よりも自分自身で自分の始末をしなければなりません。

ブログ書いているうちに頭がこんがらがり始めたので今日はこれでお仕舞いにします。消化不良で申し訳ございません。

ご訪問ありがとうございました。

保育所関連記事です




保育所ゼロ地帯なお3割 東京や大阪、増えても遠く:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA178TC0X10C23A5000000/



保育所とは 定員増加も保育士不足続く:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA235XP0T20C23A6000000/



時代が変われば雇用のありかたも変わります!

2023-06-28 21:05:05 | 社会
はじめのことば

言志晩録 第6条 

 心は平らなるを要す。平らなればすなわち定まる。気は易なるを要す。易なれば則ち直し。
「心は常に平静であることが肝要である。平静であれば心も安定する。同様に気も安すらかであることが大事である。気が安らかであれば、何事も率直に行うことができる」     佐藤一斎

スポットワーカとは

単発、短時間、短期間で働き「継続した雇用関係」のない働き方を指します。その中でも雇用契約を結ばないギグワークと短期雇用契約を結ぶ単発バイトの2種類に分類されます。(ギグワークの代表としてウ-バ-イ-ツ配達員が挙げられます)

広がる「スポットワーカー」どんな働き方?:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL21C900R20C23A6000000/


「スポットワーカー」1000万人に 人手不足埋める:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC262WW0W3A520C2000000/


薄れる「終身雇用優位」 中年層、転職希望5年で3割増:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72031970Z10C23A6EP0000/

時代と一緒に雇用も変わる

"働き方改革"、高らかに進軍ラッパを鳴らしましたが、どこかへきえていましたした。しかし、厚生省のホームぺ-ジにきちんとありました。それよりも、分かりやすく説明されていた資料を載せました。

働き方改革とは?いまさら聞けない基礎知識や取り組み方、成功事例まで徹底解説 | ワークフロー総研 https://www.atled.jp/wfl/article/18486/

働き方改革を身近なものと感じることができません。資料を作成しても現在の仕事に直結していないからかもしれません。どんなにきれいごとを並べても働くのはワーカー、国民の暮しを知らない官僚、政治家、企業の目線から決めても現実とかけ離れたものになるのはしかたありません。だから、スーっと心に入ってこないのでしょう。

「収入が不足、生活費が足りなければ、本業もやり、副業もやり、とどめはスポットワーカーもやれば大丈夫、暮らしていけます」そんなニュアンスで、自助努力だよーん、そんな風潮が日本社会にまん延しています。日本人はかつて”エコノミックアニマル”と呼ばれ、羽振りのいいときがありましたが、今はただの”働き蜂”になってしまいました。

現在の経済から抜け出すには日本が輝いていた高度成長期のやり方をまねれば簡単なことです。終身雇用、定期昇給、年2回のボーナス満額、退職金、勤続年数表彰等、本業だけで余裕のある暮らしができました。できない事情はあるのでしょうが、一つずつ戻していけば、副業、スポットワーカーという雇用形態は消滅していきます。

通常国会が閉会、法案がたくさんできました。でも一つだけ残念なことがありました。それは、”文書交通費”各議員へ支給されるお金です。結局は自分のふところに入れることとなりました。「身を切る改革」を掲げた党がありましたが、口先だけということになりました。また、出てしまいました。

         「言うが易し、行うは難し」

本日はこれでお仕舞です。ご訪問ありがとうございました。






してはいけないこと、わかっちゃいるけどやめられない!この出だし年に5回は使用しています!

2023-06-27 23:16:00 | 日記
はじめのことば

「猿と人間の違い」

猿と人間の違いは一つだけだ。人間は、生きていて退屈を感じる。猿は感じない。人間は生きているだけでは満足できないのだ。なんと贅沢な生き物だろうか。                    ゲーテ kindle 「絶望名言集」より

法はなぜあるんのでしょうか?

人類誕生以来、人は一人では生きていけないということで集団で暮らすようになりました。その中では、決まり=ルールがなければ、個人の感情のむくままに好き勝手な行動をとり、まとまりがつかなくなります。そのために、していいこと、悪いことをきちんと箇条書きにして、人々に衆知させなければならない、そのために法は存在しています。

法の根底に脈々とながれている使命は”バカな人間”をコントロールするためにあります。「殺してはいけない」「盗んではいけない」「浮気してはいけない」等、「○○してはいけない」ことがずらーりと一つの分厚い六法全書に羅列されています。ミニ版が小六法になり、人間生から死に至るまで、定められたルールの下で生きていくための指針が示されています。これが、人類誕生以来、先人たちが積み上げてきたもの、それが、法すなわち”常識”です。”非常識”なことを行うと罪に問われることになります。お縄になります。

なぜ、こんな法のことを述べているかというと、悲しい記事を目にしたからです。


悲しい記事です


神戸男児遺棄、死亡当日か 防犯カメラにケース運ぶ4人:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE242QM0U3A620C2000000/


神戸6歳男児死亡、シグナル生かされず 市が対応検証へ:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE240XM0U3A620C2000000/


神戸男児死亡、叔父がスーツケース指示か 祖母暴行も:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE252F30V20C23A6000000/
 
人生を変える幸せの黄金法則 ジェイムス・アレンより引用

法律順守するために必要なもの、それは”自制”です!

自制 感情や欲望を処理すること。自分行動に疑問を持たず、筋道を立てずに「したいからする」という気持ちを優先させてはいけない。自制を覚えることで、衝動的な癖を抑え、感情をコントロールし、自律のある安定した心を保てる

煩悩の犬は追えども去らず

煩悩ははらってもはらっても、あとからわいてきて人につきまとう犬のように心から離れない」精選版日本国語大辞典より

煩悩は全部で”108”、大晦日の除夜の鐘は108回ついて、「人間のあさましい欲望」を追い払うためにつくといわれています。

”自制”とは”煩悩”との闘い、生きるということは、”煩悩”をなくすため、と言い換えることもできます。108もの煩悩を除去する方法は
古典の中に無限に記録されています。その一つ

   「己の欲せざるところ人に施す勿れ」  孔子「論語」

     解釈  自分が嫌がることをひとにしてはいけません

当たり前のことを述べています。しかし、簡単のことばかもしれませんが普段の暮らしの中で忘れてしまっています。そのためにことわざがあります。

本日の〆のことばです

仕置 法によって処刑することを江戸時代はこう呼んだ。しかしここに言う仕置人とは、法の網をくぐってはびこる悪を裁く闇の処刑人のことである。ただし、この存在を証明する記録・古文書の類は一切残っていない      必殺仕置人エンディングナレーション 芥川隆行




世界の難民1.1億人!日本人も他人事ではありません!

2023-06-26 21:27:00 | 日記
はじめのことば

ふるさとは遠きにありて思うもの
ふるさとは遠きにありて思ふもの…室生犀星「小景異情」 | まほろばことば https://mahoblog.com/muro-saisei3/

日本人が難民に

"世界の難民1.1億人"、二週間ほど前の記事です。現在進行形で、地球上から争いがなくならない限り増え続けていくのでしょう。ロシアの侵攻を受けたウクライナ、難民が570万人、戦争で亡くなられたひとたち、いったいどれくらいの尊い命が失われたのでしょうか?亡くなられたひとたちのご冥福をお祈り申し上げます。

平和な国"日本"、いつまでも夢ををみていないで、目を覚ます時代がやってきました。ウクライナの次は、東アジア、とくに日本が狙われているのでは、そんな情報も流れています。周辺国、中国、ロシア、北朝鮮、どの国が侵攻してきてもおかしくありません。三国は、いずれも核所有、丸腰の日本は恫喝されたら、なすすべもありません。
侵攻してきたら、他所の国へ避難するといっても四方海に囲まれてて、地続きの大陸国とは条件が違います。たくさんの日本人難民はどのように避難すればよいのでしょうか?船に乗れるのはほんの一握り、その他多数は泳いで逃げることになります。わたしは泳げませんので、鮫のエサということになります。

今までは、米の核の傘がある、アメリカは信頼できる、きっと守ってくれる、お人好しの日本人は信じきっています。しかし、アメリカは、自国のことで手一杯、国家予算もすったもんだの挙げ句に決まりました。ウクライナへは米軍は派遣せず、弾薬、武器、戦車等、西側諸国の協力を得て物資援助を行いました。米軍の弾薬庫も在庫が少なくなったのではないか、そんな心配をしてしまいます。
日本を助けるどころか、自国尻に火がついている状態です。自国は自分たちで守りなさい、日本は見捨てられることになります。

アメリカが世界の警察官を自認してしたころは、欧州、アジア、中東で一斉に戦争が起きたとしても、"ノ-プロブレム"自信たっぶりのポ-ズでした。しかし、中印ロ、そして他の国々も力をつけて、アメリカ一強の構図が変化しました。それを、明らかにした出来事、ブリンケン米国務長官の訪中でした。

メディアで流されている映像、協議の様子をみて感じたこと、それは

『中国に見下されている米国の姿でした』

トランプ前政権時代とは立場逆転、

『頭も腐れば尾まで腐る』

バイデン政権発足後の対中政策の成果です。

アメリカの国力の低下は明らかになりました。日本も同じで、一蓮托生です。地獄の果てまで一緒に行こう、日本は先に行って待ってなさい、あとをおうから心配しないでね。

日本はアメリカの従属国、米国の命令は何でも聞きます、やります、せっせっと岸田首相はバイデン大統領の下僕になっています。ということは日本人全員を米国に差し出すつもりなのかもしれません。それと、日本の財産も、同時進行で、これって"売国奴"ということになります。

『ボスすべてどうぞ!私の命だけは助けてください』

そんなことも言いそうなきがしないでもありません。

アメリカの国力の弱体化は米国びいきの日本人にはショックです。わたしもその一人です。しかし、戦後四分の三世紀以上、米国に追随、この辺で"乳離れ"、大人になるよい時期がきたのかもしれません。

万が一、中国が日本に侵攻してきたら、対策は遅いかもしれませんが、覚悟だけはしていたほうがよいかもしれません。

きょうのニュース

世界の難民 過去最多1.1億人

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は14日、紛争や迫害などで家や故郷を追われた人が5月末までに世界で1億1千万人となり、過去最多を記録したと発表した。
UNHCRによると、世界各地の紛争や迫害などの人権侵害による「強制移動」で住まいを追われた人は昨年末時点で1億840万人に達し、前年から1910万人増えていた。今年に入ってからも、アフリカ北東部スーダンで4月に始まった国軍ど準軍事組織による衝突でさらに増え、5月末に1送られて1千万人に達したという。
 昨年に強制移動が増えたら最大の要因はロシアのウクライナ侵攻で、2021年末時点で約2万7千人だったウクライナ難民は昨年、570万人に増えた。
朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト
2023年6月15日

きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問ありがとうございました。