日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

報道官は口でいうより手のほが早く,首相の口はチャックで逃げ足が速い!

2020-08-08 07:04:00 | 政治
     今日の言葉

たとえ話は嘘ではない。なぜならば、それは決して起こらなかった事柄を述べているのだから
   バ-ナ-ド・ショ-  
    「セント・ジョン一幕二場」

安倍首相、49日ぶり記者会見で「多忙」理由に15分で打ち切り
        Business Journal
        2020.8.7.18:00

広島市平和記念式典出席に伴う毎年恒例の記者会見、質問は事前通告のあった4問のみで、追加質問は認められず、計15分で打ち切られた。追加質問をしようとした朝日新聞の記者が首相官邸報道室の職員から右腕をつかまれたとして、官邸報道室に抗議するなど、取材現場は大混乱だったようだ。
                        

起きるべくして起きた出来事です。

臨時国会に応じず、記者会見も開かず、国民への説明責任を果たさず、「ずの三つ揃い」になります。国家の最高責任者は安倍首相、国民に選ばれた政治家の最上位にいます。国の現状、将来の展望を語りかけることが責務です。

久しぶりの登場、「15分会見」、国民を代表して、記者はききたいことを聞くのが仕事です。質問4項目で打ち切られては消化不良、思わず「ちょッと待ッてプレイバック、プレイバック」記者の引き留め行為、それを阻止するために内閣報道官に腕を掴まれたことが抗議のもとでした。常日頃、定例会見、議会での質疑応答をしていればこんなことが起きませんでした。

コロナ対策、尖閣湾への中国侵入、米中どちらにつくか、河井夫妻をはじめ議員の不祥事等、課題が山積みです。一つずつ解決していかなければ山は高くなるばかりで、やがて手に負えなくなります。一日も早く、きちんと説明責任を果たしていただきたいものです。