日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

越えられないものはない!為せば成る!アーモンドアイとルメールに教えられました!

2020-11-30 07:45:00 | 競馬
     今日の言葉

違うところを感心するってことがなきゃ、人生なんてつまんないじゃないですか。 羽仁進

ア-モンドアイ有終の美を飾る

牡馬・牝馬含めて競馬史上、最強の牝馬が誕生しました。11月29日東京府中競馬場、第12レース「G1・ジャパンカップ」でG1・9勝目を挙げました。その名は「アーモンドアイ」です。歴史的偉業を観戦することができて光栄の至りです。デイープインパクトを超える馬が出るとは考えもしませんでした。しかし、新しい伝説が生まれました。

勝鞍数独走しているルメールとのコンビと駆け抜けたアーモンドアイ、人馬ともにすごい記録を残しました。ルメールの勝利者インタビューを視聴していると、日本語も上手で、声だけ聞くと日本人と変わりません。日本に慣れ親しんでいるようです。これから勝鞍いくら伸ばすのか楽しみでもあります。

競馬観戦歴は半世紀になります。始めは、ハイセイコー、そして、トショウボーイ、グラスワンダー、デイープインパクト、オオトリはアーモンドアイ、数え上げたら何頭でも名馬の名前が浮かびます。レースの模様も走馬灯のように記憶からよみがえってきます。一番印象に残っているレースは有馬記念のグラスワンダーとスペシャルウィークと写真判定でした。武豊は勝利を確信、的場均はうつむき加減、それほど際どい勝負でした。結果は、グラスワンダーの勝利でした。競馬は人馬一体で物語を作り、競馬ファンを魅了します。レースの時間は短いけれども、その中にはギッシリとストーリーがつまっています。

数十年前で、記憶は定かではありませんが、自分の知り合いのある蕎麦屋の店主のエピソードをお話します。出前の途中バイクで事故に遭い、瀕死の重傷を負い病院に搬送されました。手術が無事終了、病室に戻り、眠っているときに、突然口走ったそうです。『おれの馬券あたったか?』そのレース的中したかどうかわかりませんが、その気持ち痛いほどわかりました。今は故人になられましたが、自分も同じ道を歩んでいるような気がします。

競馬はロマンといわれますが、「アーモンドアイ」を超える馬が誕生するかも知れない夢があります。死ぬまで、馬とは縁がきれそうもありません。






「宵越しの金は持たねえぜ」てな具合に啖呵を切ってみたいものです。今に見ておれ❓

2020-11-29 09:17:00 | 経済
    今日の言葉

   ない袖は振れない

お金がなければ何にもできません。

「金は天下の回りもの」というけれど、ヒト、モノ、カネが流れないと経済は停滞、循環しません。アベノミクスで財政出動、デフレーション脱出を目指しましたが効果はありません。

現在、株価は面白いぐらい上昇しています。そして、企業の内部留保は。貯まる一方です。

アベノミクスを象徴する「トクトルダウン」という言葉がありました。実った果実{利益}は、上から下に落ちてまた、下から上へ、螺旋状に回転、すると、景気がよくなるということでした。

企業がためにためた利益の有効活用できないため、株や不動産にまわります。すると、株主、不動産所有者がますます裕福になります。少しでもその利益のおこぼれがまわってくれば、貧困化が抑制することができます。

経済は。国民、会社、政府で循環していきます。国民は労働力の対価として給料を得、モノを買い、納税します。政府は、納税されたお金で国家予算を組み運営していきます。会社は、モノを売り、社員に給料を払い、納税、そして、設備投資をする。高度成長期はこの流れに沿って発展しました。

国内の需要不足は、会社員は、減給、定期昇給なし、ボ-ナスカット、社会保障を受けている人たちは、支給の減額、消費にまわすお金がありません。当然の帰結です。

昨年10月に実施された消費税10%
で、ふところが寒くなり、コロナウイルスでからっぽになり、残金は小銭だけになりました。

消費喚起する策は、企業の果実を社会にまわすこと、それと財政出動、最後に消費税ゼロ、三本柱を軸にすれば景気が上向くような気がします。

「ない袖は振れぬ」、ふることができるだけの収入を得てみたいものです。家飲みはそれでいいのですが、たまには、有り金叩いて飲んでみたいもの、気弱でけちな自分は「江戸っ子」にはなれそうもありません。


今日の一曲です。戦後復興期初期の歌です。令和のコロナ戦争で精神的に病んできた自分の鎮魂歌でもあります。



しっかりせよと言われても、どうしていいのかわからない時もあります⁉️。

2020-11-28 09:32:00 | 日記
     今日の言葉

 孔子に子路が政治の要諦を聞いたとき
             史記より
孔子為政者はつねに人民の先頭に立ち、人民の労(いたわ)りを忘れないことだ」

子路「君子だって勇が大切でしょう」

孔子「勇よりも義だ。勇を重んずるあまり、義を忘れると、君子は国を乱し、小人は盗賊になるからな」

【義は、人間の行動・思想・道徳で、「よい」「正しい」とされる概念である。義人とは「堅く正義を守る人、わが身の利害をかえりみず他人のために尽くす人」。
対義語で、行動・志操・道義が「悪い」「よこしま」を意味する概念は「奸」という】 Wikipediaより

温故知新

茂木敏充外相と中国の王毅国務委員兼外相と会談がありました。

したたかな、いかにも策士という雰囲気を醸し出している王氏といかにも人のよさそうな茂木氏との対面、勝負ありでした。日本にはよいことわざがあります。
  『負けるが勝ち』
  『相手に花を持たす』
言い訳かどうか、結果はあとでわかります。

沖縄県尖閣諸島、中国は自国の領土として主張、日本の所有であるにもかかわらず、横やりをいれてきます。きちんと「NO」と言わなければ、つけあがるお国柄、日本人とは根本的な思考回路が違います。

日本人は『謙譲』、中国人は『自己主張』話しする時の心持ちです。譲ろうと優しい気持ちと機先を制し利を得ようとする姿勢は、どうしても、前者が押し込まれてしまう、日中外相会談はそんな感じでした。

中国にはすばらしい古典がたくさんあります。冒頭のことばがある論語もその中の一つです。

🇨🇳は先人たちの知恵の中でも、『孫子』の兵法「兵は詭道なり」を実践、ずる賢いやり方で世界に進出しています。四書五経には、国の統治する方法がたくさん書かれているのに、見向きもしていないようです。

茂木氏をはじめ、日本の議員は、何か間が抜けているように見えてしまいます。資金集め、派閥のドンへの気遣い等が忙しくて、世界情勢、自国の実情を把握、勉強していないようです。尖閣諸島の現状認識も乏しいようです。 

「古きをたずねて新しきを知る」

今一度、かみしめたいことばです。


今日の一曲紹介します。亡き父が好きな歌でした。滿蒙開拓青少年義勇軍で渡満、地平線に沈む夕日をながめて、故郷を思いだしたことでしょう。





色恋よりも大切なのは、食べることである。でむ、恋愛もしたいしなぁ!

2020-11-27 08:52:00 | 日記
    
経済回せ、経済回せていうけどさ、ない袖は触れませんがな。倹約しておかせないと、それでなくとも先行き不安なのに
         入江敦彦



経済活性化と人の命、秤にかければどちらが重い、もちろん命です。

一律給付金10万円支給され、一息ついた人がかなりいたのではないかとおもわれます。私もその一人です。大変助かりました。第二弾期待しているのですが実施されそうもありません。

それに代わり、菅政権が推進したのが、GoToトラベルにイ-トでした。コロナ禍でヒトモノカネの流れが止まり、経済活性化させねばという気持ちがあったことと思われます。非常事態宣言解除後、STAY HOMEで飽々していた人たちは、一斉に旅行に飲食に繰りだしました。観光地は三密地帯に早変わり、自粛要請でおさまっていたコロナが息を吹き返し、コロナ第3波につながり、感染者、死亡者、重症者数、日々加算され続けています。

お金と時間に少し余裕がある人は、GoToに気軽にでかけることができますが、そうでない人たちも大勢います。企業からの解雇、労働時間の短縮による収入減など、生活するのに四苦八苦しています。そのような状況下、自殺者の記事が目に止まりましたので紹介します。


GO&STOPどちらにしよう?

11月9日時点で、10月の自殺者は(速報)は、2153人と前年同月比39.9%増加、警視庁が発表しました。その中でも「女性」の自殺が増えているということでした。10月は82.6%増昨年の1.8倍、厚労省の調査では、女性の中でも40歳代の人の自殺が142人と前年同月の2,29倍に達していることでした。

「新型コロナウイルスの影響が長期化する中、仕事やDV=ドメスティック・バイオレンス、育児や介護の悩みなどが深刻化していることが背景にある可能性がある。また芸能人の自殺を伝える報道の影響を受けているおそれもある」厚労省の見解

「出雲の神より恵比寿の神」、コロナで生活困窮している社会状況、恋よりお金のほうが重要であります。旅行や飲食にでかけるより、食卓にのぼる惣菜が一品多いほうが😃💕感じるご時世です。

GO TO○○STOP
     給付金支給GO GO

今日の一曲紹介します。





美しい桜の開花はまだだけど、過去に咲いた少し手あかのついた「桜を見る会」に参加できそうだ!!

2020-11-26 09:49:00 | 政治
     今日の言葉

ほかの人に懺悔してしまうと当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人は忘れない
 ニーチェ
「人間的にあまりにも人間的な」

批判する時なだけ輝く野党

季節外れの桜吹雪は舞うのでしょうか?

「桜を見る会」の前日開かれた夕食会の費用補填を安倍事務所が認めたことが報道されました。

今まで国会での野党議員の質疑をみてきましたが、その様子を自分なりに文章にしました。

相手の弱いところをついて攻めこむのが得意技、自分の意見をまなじりあげて主張します。それに対する答弁の言葉じりをとり、自分が正義、相手が悪とみなし、情け容赦なくたたきます。
その結果、かなりの確率でブ-メラン自爆したこともありました。

現在の状況はコロナ第3波で日本も世界も大混乱で先の見通しがたっていません。

直近の「GoTo○○」を中止かどうか、国の将来、国民のコロナ禍での生活、
どのようにするのか討議するのが議員の仕事です。

安倍前首相の「桜を見る会」疑惑の追及は、検察の調書が出てからでも遅くありません。当時の国会議事録があるのですから、つけあわせれば、答弁の矛盾点があぶり出されるのですから、それでも、遅くはありません。

「急いては事を仕損じる」

今の野党をみていると、浮き草のようで、何の方針もなく、することといえば、与党の揚げ足とり、これでは支持率が下がるばかりです。

「桜を見る会」の顛末どうなるのでしょうか?

安倍氏招致、首相「国会で決める」

 安倍晋三前首相が「桜を見る会」前日に開かれた夕食会に費用を一部負担した疑いをめぐり、菅義偉首相は25日午前の衆院予算委員会で、安倍氏の国会招致について「前首相は検察の捜査に安倍事務所で全面的に協力している趣旨を述べている。(招致は)国会でお決めになることだ」と述べた。立憲民主党の枝野幸男代表の質問に答えた。
 安倍氏は首相在任中に、国会答弁などで夕食会の費用について「ホテル側が設定した額を参加者が支払った」と安倍氏側の負担を否定。「事務所や講演会の収入支出は一切ない」と述べ、収支報告書のの記載も不要と説明していた。官房長官だった菅氏も同様の答弁をしていた。
 枝野氏は「これだけ大きな問題を確認もせずに間違ったことを言っていた。首相として(安倍氏に)説明を促すのは当然」と指摘。菅氏にも「知らなかったとの言い訳は通用しない」として責任を追及した。これに対し、菅氏は「私自身も、前首相が国会において答弁された内容について首相に確認し、答弁してきた」と述べ、安倍氏の答弁にそって答えたことを強調した。
            2025,11.25朝日新聞夕刊NEWSダイジェストより


今日の一曲紹介します。