日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

情報かぼくたちを救います?耳をそばたてましょう!

2020-10-31 08:24:00 | 日記
     今日の言葉

 恩は石に刻み恨みは水に流す
          高田好胤

プロ野球無観客試合で感じたこと

コロナウィルスが襲来、そろそろ一年になりそうです。感染者数、入退院、死亡者の数が日々、カウントされてます。非常事態宣言発令されるまでは、気にはなりましたが、今は、数の増減はどうでもよくなり、交番の掲示板の交通事故の件数と同じ感覚になりました。

コロナウィルスの影響で無観客試合が続いていたプロ野球、パ・リーグがソフトバンク、セリーグが巨人が優勝、これから日本一を決めるステージに移行します。球場に観客がいないと「○○○いれないコーヒーなんて」昔のキャッチコピー、年がバレてしまいますね。大歓声があがり、応援とヤジが入り混じる雰囲気が戻ることを願ってやみません。

生だるを背負い、生ビールを紙にコップに注いでくれる売り子さん、グッズ販売店、球場内にある飲食店で働いていた従業員、そして、各球場の名物弁当の製造、配送、販売をする人たち、観客がいないので仕事がありません。無観客というだけでこれだけの人たちの職が失われてしまいました。球場の他に、サッカー競技場、競馬場、WINS等でも無観客で開催されてます。失業した人の数はどれくらいでしょうか?

休業者向け支援金制度

雇用環境が厳しい中、「休業者向け支援金制度」の文字が目に入りました。予算も余っているようなので、該当者は手続きして給付を受ければ、少し生活費のたしになります。国もきちんと救済制度を設けていたことに感謝です。

しかし、GoToモノは、宣伝がすごいので目だちますが、それ以外の支援策はあるのかないのか目立ちません。「休業者向け支援制度」がいい例です。そして、手続きの簡略化です。少しでも給付金か行き渡るような工夫が必要です。



他人の悪口はいくらでもでてきます。自分のことを棚に挙げて⁉️

2020-10-30 08:35:00 | 日記
     今日の言葉

我が身を抓って人の痛さを知れ 
           ことわざ

「自分の体をつねってみれば、他人がつねられたときの痛さが理解できように、どんなことでも自分自身の身に引き比べ、人を思いやる心を持つべきだということ。また、自分がされて嫌なことは人にもするなということ」
    kotowaza-allguide.comより

己の欲せざる所は人に施す忽れ 
              論語

「孔子が弟子の子貢に『一生守ることができる徳目はないでしょうか』と聞かれたときに『それ恕か。己の欲せざる所は人に施す忽れ』(それは、思いやりというものだ。自分がして欲しくないことを、人にするべきでない)」答えたことばから。また、孔子が弟子の仲弓から「仁とは何でしょうか」と聞かれたときに答えたことば」
    kotowaza-allguide.comより

誹謗中傷

「仏風刺週刊紙シャルリー・エブド、トルコ大統領の風刺画を掲載」の記事を読んで、「あいちトリエンナーレ」と結びつきました。以下のことが問題となり、大炎上しました。

・「昭和天皇の写真に火が放たれ、それを灰で踏みつける」
・「日本」が徹去を求めている韓国の慰安婦像の設置」

「表現の自由」、憲法で保障されていますが、そこには、最低限、守らなければならないルールがあります。冒頭に載せた格言です。

トルコのエルドアン大統領の風刺画も根は同じです。自分たちの主張だけ前面に押し出し、後から大問題になるのでは、と考えもしないで突き進みます。国の元首への誹謗と中傷ですから、トルコ国民全員を侮辱したのと同じです。フランスはトルコ、そしてイスラム教徒の反感をかってしまいました。これからの展開はどうなるのでしょうか?マクロン仏大統領の腕のみせどころです。

アメリカ大統領選挙も大詰め、どちらにころぶか予測はつかないようです。日本国内で、流れるニュースはトランプ現大統領の不利な情報ばかり、アメリカの報道は、トランプ大統領への
誹謗中書のオンパレードです。このような状況だとバイデン氏が勝利するのではとおもってしまいます。どうなるのでしょうか?




生きていれば、いいこともあれば悪いこともあります。どちらが多いでしょう?私は半々です。

2020-10-29 08:45:00 | 経済
    今日の言葉

時の歩みには三通りある。未来はためらいながら近づき現在は矢のように飛び去り、過去は永遠に静止している
         シラー「孔子のことば」

鉄道会社も大幅赤字

 コロナ禍の影響で、大幅赤字を出したJR東海の記事がありました。JR各社も同様でしょう。コロナが去れば、ドル箱路線があるJRは、すぐに黒字に転換することでしょう。

国鉄からJRへ

国鉄分割民営化は、中曽根内閣が実施した行政改革である。日本国有鉄道をJRとして6つの地域別の「旅客鉄道会社」と一つの「貨物鉄道会社」などに分割し、民営化するもので、これらの会社は、1987年4月1日に発足した。
          Wikipediaより
国鉄のイメージは、プロ野球球団『国鉄スワローズ』と赤いはちまきをした労働組合員による『ストライキ』です。あと、改札口にいる切符切りのリズミカルな音、私の記憶の中にあるのは、白黒写真、昭和のよき思い出です。

球団は、セントラルリーグに所属、万年最下位が定位置でした。でも、偉大な投手金田正一が所属、孤軍奮闘、晩年は、巨人に移籍、花道を飾りました。日本プロ野球史上初、通算『400勝』達成した選手でした。

国鉄の労働者が、『ストライキ』を敢行すると電車は動かなくなり、利用する人は困ります。豪雪、台風、地震らの自然災害ではなく、人災で公共機関が止まることもありました。労働者の権力を主張できたよき時代、今は、経営者の力が強く、『ストライキ』などもってのほか、先手必勝、『リストラ』の洗礼が待ちかまえています。社員の前に非つく人たちが大半を占めていますので、『ストライキ』は完全に死語になってしまいました。

中曽根元首相が、『小さな政府』をかかげ、公から民へ行政改革を進めました。そして、菅内閣にバトンが渡され、構造改革がさらに加速されようとしています。

『小さな政府』が曲者で、令和の貧富の格差の広がりをつくった要因かもしれません。

JR東海の記事を読んで、思いつくままにつづりました。




議員さんたちは、なんでぼくたちの生活を理解してくれないのだろうか❓

2020-10-28 09:09:00 | 政治
     今日の言葉

  冗談も休み休み言え

『常識から外れた言葉を否定するときに使う言葉』ことわざ辞典より

庶民の気持ちわかりますか?

日立金属に続いて、今朝、テレビでは
外食産業のビッグスリーと言われたロイヤルホストのリストラ断行のテロップが流れていました。年末にかけてまだまだ、追随する企業が出てくるのではないでしょうか?中小企業だけでなく、大企業にも及んできましたので、より深刻な経済の落ち込みが予想されます。

17日」、何だこの数字は、年末年始休暇のガイドラインの数字です。国が国民の休みを指定するのは、大きなおせっかいです。そんなことより、『経済テコ入れ政策』を検討、実行していただきたいものです。大不況の真っ最中、どのように日々、暮らしていこうか、頭を悩ましている人たちがいて、予備軍も控えています。年末年始の休暇の話題で盛り上がる政府、能天気もいいところです。国民の声が聞こえていませんね。

政治は、国民を飢えさせないためにあります。

GoToトラベルとイ-トの盛り上がりも最高潮、予算がショートするぐらいの税金の大盤振る舞いです。GoTo対象のホテル、旅館、飲食店に行けば大満足間違いなしです。しかし、行きたくても行けない人たちも大勢います。これって平等ではないですよね。お金のない人は切り捨てられてしまいました。

何回も、旅行したり、外食したりするとお金もなくなるし、贅沢三昧もやがて飽きてきます。旅行、そして飲食業界も少し息を吹き返しました。こんなことはいつまでもつづくわけがないので、早く打ち切るべきです。公明党は来年の夏まで続けるように、政府に進言するようです。学生一律2万円支給提案とか、どうでもいいようなことばかり、言いだします。少し庶民感覚とズレています。

菅首相は、所信表明で、雇用者400万人増えたと自慢していましたが、非正規社員がほとんどです。かれらは、給料は、日給月給です。休んだ分だけ収入が減ります。そこのところ、政府は理解していないのでしょう。

年末年始休暇の話から飛んでしまいましたが、景気回復の特効薬は、『消費税減税ゼロ』です。消費税がなければ、1000円ど100円まるまる商品代にあてることができます。すると、消費税分が市場に流れ、景気回復のサイクルが回り始めます。

このご時世、休むことより、働いて生活費を稼がなければなりません。先立つものはお金です。



実践的でわかりやすい内容の所信表明でした⁉️

2020-10-27 09:16:00 | 経済
     今日の言葉

  与うるの取るたるを知るは
  政(まつりごと)の宝なり
  「管・晏列伝」斉の宰相菅仲(菅子)

菅首相所信表明 骨子

菅内閣が発足して40日余り経ちました。すでに何年もの間、職務遂行しているような錯角を覚えます。そんな中、所信表明演説が行われました。
要点は下記の通りです。

・2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。

・デジタル庁の来年の始動に向け、早急に準備、マイナンバーカードは「2年半のうちに」ほぼ全国民への普及を目指す

・不妊治療は保険適用を早急に実現、それまでの間、助成措置を大幅拡大

・新型コロナワクチンは来年前半までに全国民に提供できる数量を確保

・毎年薬価改定の実現に取り組み、オンライン診療の恒久化を推進

・憲法改正は与野党の枠を超えて建設的議論を行い、国民的議論につなげることを期待する
         朝日新聞2020.1027朝刊

所信表明への批評

ポエム調から実践そのもの、「具体的に政策を推進していくぞ」菅首相の意気込みが伝わってきます。反面、各論ありきで、コロナ禍からどのように日本を立て直していくのか骨格が見あたりませんでした。

JAL.ANAの大手航空会社の赤字経営という記事もありました。コロナ禍でひと、もの、かねの流れが止まったので搭乗客も激減しまったのでしょう。GoToトラベルにより、ちょっとだけ息を引き返しました。しかし、赤字解消には、ほど遠いので、公的資金を投入される可能性がありそうです。

国民が一番知りたいのは、経済対策のガイドラインです。これから年末にかけて倒産がふえそうな雰囲気です。まずは、安心して年越しできるような政策を期待しています。

『したたか、総理大臣の希望と人生』
松田賢弥箸、電子書籍で発売、すぐに読みました。菅首相の生い立ちから総理になるまでの物語、感動しました。ベストセラー間違いなしです。あえて自分の苦労話を所信表明に盛り込まないほうがよかったのではないかと思われます。

『経済を活性化させ、国民が豊かになり、税金を国庫に納める。この繰り返しにより、国も国民も繁栄していく。このシステムを構築するのが政治である

原理は簡単ですが、人間同士の欲が絡んできますのでむずかしくなります。解決法は、欲を捨てることです。