まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

1月のレンゲの会

2019-01-15 15:12:56 | 文庫のページ
月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
レンゲの会   2019年1月28日(月)10:00~13:00
 『足音がやってくる』(1982)『めざめれば魔女』(1984) マーガレット・マーヒー 岩波書店 を取りあげます。
   13:45~14:45 ミニおはなし会  ~山下みどりさんを囲んで~
  ・極楽見てきた婆さまの話(遠野の昔話) 笹森    ・はらぺこピエトリン(イタリアの昔話)  山下
  ・しにがみとおばあさん(鎌田暢子)   武田    ・ルンペルシュティルツヒェン(グリムの昔話)松尾

次回は2月25日(月)10:00~ 大人向けおはなし会です。
  おはなしを語ってくださる方は、1月28日までお願いします。
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寄贈本 1月

2019-01-15 14:26:02 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます。
■根白石の杉田良子さんからいただきました。
『ぼくのふるさとは明石です』 山本里美 神戸新聞総合出版センター 2018.8
 山本さんは杉田さんのお友だちのお父さんです。山本さんが国民学校初等科の5年の時に戦争が終わりますが、1年から5年までの故郷で過ごした子ども時代を丁寧に掘り起こして書いた本です。4度も空襲を受けた明石の空襲についても詳しく知ることができます。
■角田の堀米薫さんからいただきました。
『めざせ、和牛日本一!』 堀米薫 くもん出版 2018.11
 2017年9月、仙台で開催された第11回「全国和牛コンテスト」の「高校生の部」に出場した柴田農林高校(大河原)の平間大貴君と和牛「ゆうゆう」の物語。先生たちや仲間たちに支えられて、ハンドラーとして成長していく平間君の姿が心に残ります。高校生たちの牛たちへの熱い思いに感動できる本です。
『うみべの文庫 ~絵本がつなぐ物語~』 堀米薫 文研出版 2018.12
 2012年11月、塩竃で誕生したうみべの文庫の物語。
 東日本大震災で、集めていた絵本が2冊を除いてすべて流された長谷川ゆきさんを支援しようと、全国から2000冊の絵本が届き、彼女は念願の文庫を開くことができました。でも怪我や病気に見舞われながらも続けてきた文庫は、昨年5月に閉じることになります。そして6月、天国に旅立ったゆきさん。彼女との出会いは49年前、彼女が高校生の時でした。絵本や文庫によせる彼女の熱い思いをすてきに書いてくださった堀米さんに感謝です。
■佐藤真弓さんからいただきました。
『あめのひ』 サム・アッシャー 吉上恭太訳 徳間書店 2017.6
 外は雨。雨の中で遊びたい男の子と、雨が止んだらと言って手紙を書くおじいちゃんの話。
 男の子の想像はどんどんふくらんで、とうとう水に浮かぶ町に行きたいと言い出す男の子。おじいちゃんが手紙を書き終わり、雨もやんで、ふたりがドアを開けると、男の子が想像していた世界が待っていて、ふたりは大喜びで外に飛び出していきます。降り続ける雨の様子が見開き一杯の絵で描かれ、印象深いです。
■内田麟太郎さんからいただきました。
『大どろぼう ジャム・パン かげのない町』 内田麟太郎/藤本ともひこ 文研出版 2018.11 
 警視総監公認の大どろぼうのジャム・パンの活躍する物語の2巻目です。
 影が盗まれ、光あふれるしあわせの町で「たすけて!」とさけぶ少年。その声を聞きつけたジャム・パンは警視総監と一緒に影のない町に向かいます。
『とろ とっと』 内田麟太郎/西村繁男 くもん出版 2018.12
 内田さんと西村さんのナンセンスな言葉遊びの絵本です。トロッコ電車は「とろ とっと とろ とっと」と心地よいリズムで走ります。愉快な人たち(?)が乗り込んでくるおかしな電車です。
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新しく買った本 1月

2019-01-15 12:57:12 | 文庫のページ
①『たくさんのドア』 アリスン・マギー/ユ・テウン なかがわちひろ訳 主婦の友社 2018.2
 2010年に出版された絵本で、去年復刊されました。子どもたちの前にはたくさんのドアがある。生きるということは、そのドアを開けて歩いていくこと。大きく羽ばたこうとしている子どもたちに向けて、すてきなメッセージのこもった絵本です。やさしい色づかいの絵もいいです。

②『みずとはなんじゃ?』 かこさとし/鈴木まもる 小峰書店 2018.11
 『かわ』『海』『地球』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『からすのパンやさん』『万里の長城』などたくさんの絵本を描かれたかこさとしさんが昨年5月2日に92歳で亡くなりました。この絵本はかこさんの最後の絵本です。
 子どもたちに水の不思議さ、大切さを伝えようと、亡くなる1ヶ月前まで、絵を担当した鈴木まもるさんと何度も打ち合わせを続けてできあがりました。この絵本の制作過程は、昨年6月4日、NHKテレビ「プロフェッショナルの流儀」(昨年3月から4月までの1ヶ月を取材)で放映されました。この絵本にかけるかこさんの深い思いに触れることのできる番組でした。
 水は忍者や俳優のように姿を変えることができたり、医者や料理人のように大切な働きをしたり、クーラーや布団のような役目も持っているという「水」の不思議さ、素晴らしさについて、命あるものが生きていくためにどんなに水が大切か、身近な生活の中で接する水から始まって地球全体の問題にまで発展させて語っています。
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お知らせと報告 1月

2019-01-15 12:16:45 | 文庫のページ
   今年もあやとり検定を始めます!
 文庫独自のあやとり検定を始めて、今年でちょうど20年目になります。最初めざしたのは20の技でしたが、その後、新しい技が少しずつ加わって、10年前からは現在の30の技が定番になりました。もう何年も前から1級に合格している人には物足りないかもしれませんが、今年もこの30の技に取り組みます。小学校を卒業するまでに、みんながこの技をマスターできたらと思っています。がんばってください。
 初めての人でも練習すると5級まではできます。手品のようなもの、ふたりでできるものなど、楽しいものが多く、あやとりの基本となるものがたくさん入っていますので、しっかりできるようになるといいですね。
 4級になると指使いが難しくなってきますが、できると達成感があります。「ひもうつし」や「くびきり」は、まさに手品です。見ている人をちょっと驚かせることができます。「菊の花」は最初の取り方がなかなか覚えられないのですが、去年、一つうれしい発見をしました。途中まで「ちょう」を作るようにやっていくと、「菊の花」が簡単にできることに気づきました。「ちょう」は「さかずき」から作っていくので、「さかずき」をしっかり覚えていれば、「ちょう」も「菊の花」もできることがわかってうれしかったです。
 今年も1月から3月まで、みんなであやとりを楽しみましょう。
■□■ 6級 さかずき(⇒ものさし)・うでぬき・もちつきぺったん・蚊(か)
■□■ 5級 ほうき(⇒はさみ)・やさしいゴム・ゆびぬき①・ゆびぬき②・いとひけぶんぶん
■□■ 4級 あさがお(⇒とんぼ)・花かご・かみしばい・4段ばしご(⇒ふじさん)・カニ(⇒女の子)
■□■ 3級 ゆびぬき③・ひもうつし・くびきり・山の上のおつきさん・さかずき⇒ちょう(⇒山)
■□■ 2級 5段ばしご・6段ばしご・てっきょう(⇒ヨーヨー)・(⇒占い)・菊の花(8枚)・(11枚)
■□■ 1級 ゆびぬき④・はたおり・あみ(⇒こと)・ひとりあやとり・ひと山(⇒み山)

報告 クリスマス会を終えて 12月22日(土)参加者 子ども18人 大人15人
 第1部は恒例のキャンドルサービスとおはなし会。 
 第2部は子どもたちに参加してもらって、紙芝居「ぐりとぐらのおきゃくさま」、ペープサート「ねずみくんのチョッキ」を楽しみました。
 毎年やっているものばかりですが、練習なしのぶっつけ本番で、いろいろ大変でしたが、みんな楽しそうに参加してくれました。ありがとう!
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