まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

寄贈本 1月

2019-01-15 14:26:02 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます。
■根白石の杉田良子さんからいただきました。
『ぼくのふるさとは明石です』 山本里美 神戸新聞総合出版センター 2018.8
 山本さんは杉田さんのお友だちのお父さんです。山本さんが国民学校初等科の5年の時に戦争が終わりますが、1年から5年までの故郷で過ごした子ども時代を丁寧に掘り起こして書いた本です。4度も空襲を受けた明石の空襲についても詳しく知ることができます。
■角田の堀米薫さんからいただきました。
『めざせ、和牛日本一!』 堀米薫 くもん出版 2018.11
 2017年9月、仙台で開催された第11回「全国和牛コンテスト」の「高校生の部」に出場した柴田農林高校(大河原)の平間大貴君と和牛「ゆうゆう」の物語。先生たちや仲間たちに支えられて、ハンドラーとして成長していく平間君の姿が心に残ります。高校生たちの牛たちへの熱い思いに感動できる本です。
『うみべの文庫 ~絵本がつなぐ物語~』 堀米薫 文研出版 2018.12
 2012年11月、塩竃で誕生したうみべの文庫の物語。
 東日本大震災で、集めていた絵本が2冊を除いてすべて流された長谷川ゆきさんを支援しようと、全国から2000冊の絵本が届き、彼女は念願の文庫を開くことができました。でも怪我や病気に見舞われながらも続けてきた文庫は、昨年5月に閉じることになります。そして6月、天国に旅立ったゆきさん。彼女との出会いは49年前、彼女が高校生の時でした。絵本や文庫によせる彼女の熱い思いをすてきに書いてくださった堀米さんに感謝です。
■佐藤真弓さんからいただきました。
『あめのひ』 サム・アッシャー 吉上恭太訳 徳間書店 2017.6
 外は雨。雨の中で遊びたい男の子と、雨が止んだらと言って手紙を書くおじいちゃんの話。
 男の子の想像はどんどんふくらんで、とうとう水に浮かぶ町に行きたいと言い出す男の子。おじいちゃんが手紙を書き終わり、雨もやんで、ふたりがドアを開けると、男の子が想像していた世界が待っていて、ふたりは大喜びで外に飛び出していきます。降り続ける雨の様子が見開き一杯の絵で描かれ、印象深いです。
■内田麟太郎さんからいただきました。
『大どろぼう ジャム・パン かげのない町』 内田麟太郎/藤本ともひこ 文研出版 2018.11 
 警視総監公認の大どろぼうのジャム・パンの活躍する物語の2巻目です。
 影が盗まれ、光あふれるしあわせの町で「たすけて!」とさけぶ少年。その声を聞きつけたジャム・パンは警視総監と一緒に影のない町に向かいます。
『とろ とっと』 内田麟太郎/西村繁男 くもん出版 2018.12
 内田さんと西村さんのナンセンスな言葉遊びの絵本です。トロッコ電車は「とろ とっと とろ とっと」と心地よいリズムで走ります。愉快な人たち(?)が乗り込んでくるおかしな電車です。
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