カルロス・ゴーンさん。死に体の日産をよくぞ復活された。感謝の気持ちで一杯ですが。

108日ぶりの日常生活。本当にお疲れになったでしょう。死に体の日産を見事に再生された経営手腕は見事でした。
今回の出来事に際し、日本社会では、推定無罪の概念がまだ根付いておらず、残念な思いをされたことと思います。朝日新聞の報道によりますと、貴方へのトラップは昨年の春から計画された由。フランス大手のファーム(国際弁護士事務所)で色々なシナリオが計画されたようです。ルノーによる日産の経営統合にゴーン元CEOが進むのではないかとの疑念を抱いた日産幹部が巻き起こした今回の騒ぎ。正に腹心の部下がしでかした不祥事と言っても良いのではないかと存じます。どの様に対応されるか、賢者ゴーン氏の真価が問われております。1日も早く、日常生活を取り戻され、大いに活躍されることを願うばかりです。

ゴーン氏、保釈。16時32分。

保釈時間は16時32分。どのテレビ局も中継はしたかった。速報が入ったのみだった。唯一、NHK防災ニュースがライブ中継したがアナウンスの声はなかった。バラエティ番組を避けた保釈時間と見て良い。

カルロス・ゴーン氏の釈放決定。3度目の請求で実現に、見る弘中弁護士の手腕。

ルノー、日産、三菱自動車の元CEOの釈放が５日決まった。これはフランスでのゴーン氏の弁護士と弘中弁護士の連携プレーが功を奏したかたちだ。フランス人弁護士がゴーン氏の取り扱いが基本的人権に抵触するのではないかと国連の弁務官にコンタクトを取ると発表したことが、日本側を動かした形だ。勾留の長期化と、取り調べに際して、弁護士の立会いが認められていない事に対する海外メディアの批判もゴーン氏釈放を後押しした。
10億円の保釈金が用意出来次第、ゴーン氏の身柄は約100日ぶりに自由となる。