NHK朝ドラ「あまちゃん」明日がラスト。甲子園のブラスバンドで使われた「あまちゃん」オープニング。

　いよいよ、明日で、「あまちゃん」が終了する。半年間楽しませてくれました。有難うございます。

出演者の皆さん、制作スタッフのみなさん、そして撮影に協力してくださった岩手県久慈市のみなさん、お疲れ様でした。

脚本担当の宮藤官九郎さん（宮城県出身）、音楽担当の大友良英さん（福島県出身）のご両人の頑張りで、東北の方々に勇気と笑いを提供できたように思います。東北大震災により被災された方々が現在も不便な生活を強いられている現実を前にすると、言葉がありません。そんななか、この「あまちゃん」のお陰で多くの方々が元気付けられたのではないでしょうか。主役の能年玲奈さん、小泉今日子さん、薬師丸ひろ子さん、宮本信子さん、尾実としのりさん、塩見三省さん、初め多くの出演者の方々、ご苦労様でした。

このドラマの制作秘話を一つ。真偽の程は定かでは有りません。

昨年、紅白歌合戦への、小泉今日子さんの出演打診が、NHK関係者からあったそうです。

小泉「えー、何で私が、紅白なの？ヒット曲もないのに！？」と、にべもなく、お断りされたそうです。

担当者は、それならばと、朝ドラ出演をさらに打診したそうです。

小泉「えー、私がアイドル志望の娘の母親役！？そんなの、嫌。・・・脚本が宮藤君なら、出演考えても良いけど。」

それで急遽、宮藤さんの脚本担当が決まったという。

してみると、今回の「あまちゃん」の大成功は、小泉今日子さんの製作スタッフ逆指名のなせる業ということになります。

私生活でも、前夫の俳優長瀬君との結婚式は非公開でした。一度キョンキョンのウェディング・ドレスを見たいファン（私も含めて）は多かったはず。そして今回、それがドラマで実現した。（おそらく先のNHK関係者も同じでしょう）

「キョンキョンを紅白に！！」を目論んだNHK関係者の願いが、これで、どうやら成功しそうです。

今年は、久々に紅白を視聴しようと、今から決めえています。

機会があったら、「あまちゃん」の感想を是非聞かせてください。お願いします。

そして、最後に、（これがNHKさんの本当のねがいかもしれませんが）東北の皆様、大変だと存じますが、受信料のお支払い、宜しくお願い致します。

 

 

楽天優勝おめでとう。田中将大投手、開幕２２連勝おめでとう。やったね星野監督。

　「東北に元気を！東北を元気に！」楽天の選手、監督そしてファンの願いがようやく達成されました。球団創設９年目。与えられた場で最善を尽くすことを知り尽くした星野監督は、野村前監督の育成した選手を活用しつつ、新たに加入した選手を見事に戦力へと変貌させました。その手腕は大したものです。選手にも厳しいが自分にも厳しい星野監督の人柄が生んだ、「東北の快挙」それが楽天のリーグ初優勝を招いたといえます。おそらく、パリーグ代表として、セリーグチャンピオンの巨人と戦うことになるでしょう。最善を尽くされることをお祈りいたします。

田中投手が、いよいよ大投手となりました。田中投手のお師匠、駒大苫小牧、香田元監督、そして香田選手を育てた佐賀商業の田中監督。

高校野球で日本一になった県立佐賀商業。そのときコーチとして田中監督を支えていたのが香田さんだった。この年、愛知国体が開催され、熱田球場で優勝投手の峯君を応援した。対戦相手は仙台育英高校。ここでは惜しくも佐賀商業は仙台育英に敗れた。田中監督の下で、選手の育成を直に学んだのが香田さんだった。日本一になるとはどうゆうことかをしっかり学んだ彼は、その後母校駒大の苫小牧高校野球部監督となった。そして、田中将大投手を育て、再び日本一になった。縁とは、こういことを言うのでしょう。

熱田球場での応援時のこと、気づけば、隣の一団は佐賀商業の先生方だった。

佐賀商業の峯投手は、卒業後ＪＲ九州に勤め、野球部で活躍した。

楽天優勝にはこれだけの「準備」が必要だったのだろう。

そして、佐賀商業野球部監督の田中先生は、優勝からほどなく、惜しまれつつ、ガンでお亡くなりになった。

田中先生。あなたのまかれた小さな種が、東北で大輪を咲かせました。おめでとうございます。

そして、ありがとうございます。

東北の一日も早い復興を祈念いたします。