日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

源原重行先生 思い出のヒマラヤ 写真展

2020-03-02 17:05:35 | 友人の個展

2月27日(木)

10年ほど前、ヒマラヤに5回登りました。
その頃を思い出しながら新しい写真を多く取り入れて
「思い出のヒマラヤ」写真展を企画しました。
ぜひご覧ください。

今年も源原先生からお誘いのお葉書をいただいた。
今年80歳を迎えるとお聞きしていたが、
相変わらず、お元気でご活躍のご様子が嬉しくて
村内ファニチャーアクセス「サロン樫の木」に向かった。

朝日に輝くニルギリ

ジョムソン空港の南方に聳える山(標高は7061m)。

空港からよく見え、印象的である。
朝日に輝く姿が美しかった。

パネルは15の項目別に展示されており、
膨大な写真の中から数枚を拝借、
その解説は全て先生が添付されていた文を
使わせていただいた。(下線のある部分)

8000mを超える山々

世界最高峰「エベレスト」海抜8848m

ヒマラヤは夏が雨季で雨にたたられる。
だがこの日は晴れた。山は大きく高かった。
山の名は一般にエベレスト、中国名はチョモランマ、
ネパール名はサガルマータ、3つの名を持つ。
エベレストはイギリスの測量士の名前。


まず、下記の2007年版をクリックして下さい。

2007年 ヒマラヤ花紀行


セイタカダイオウ
       Rheum nobile ( タデ科)

セイタカダイオウは高山の寒冷地に生えている。
荒野に立つ姿は高貴(noble)であり、それが学名になっている。
花が咲かない姿で数年を過ごし、
最後の年に白い花をつけて花を咲かせ、一生を終える。
枯死した後には枯れた茎が残る。

近くにあったセイタカダイオウと共に写真撮影。
この株は小さい方で通常は1m~2mほどになる。

この他にもたくさんの花々をご紹介したいが割愛。

高地での生活の大変さを写した物や、
熱帯の植物などを数枚切り取らせていただいた。

動物による荷物の運搬と人による荷物の運搬

よくぞこれほどの荷物を

登山道で材木を担ぎ上げている若者と行き会った。
見ているだけで肩に力が入った。
我々はやっと登っている激しい山道を
この荷物を背負って登って行った。


熱帯、亜熱帯の植物

インドボダイジュ
             Ficus religiosa  (クワ科)

お釈迦様がこの木の下で悟りを開いたという聖木だが、
自然状態であちこちに見られる。

道端の大木は人々の休憩所(チョータラ)といって、
憩いの場所となっている。




ベンガルボダイジュ
              Ficus benghalensis   (クワ科)

枝から根(気根)を盛んに垂れ下げる。
その根が地面に着くと新しい幹として根付き
一本の木から森ができてしまう。
熱帯アジア原産の木。


 

引っ切り無しに訪れるお客様の一人一人に
丁寧に説明をされる先生がお疲れではないかと思いながら
皆様の後でそっとお話を伺っていると、
興味は千差万別、山の事、花の事、果ては岩石、砂の事・・・

それぞれの質問にお答えになりながら、
「又、ヒマラヤへいらっしゃるおつもりは?」との問いに、
「いやぁ、5回、最後が70歳の時でした。もう無理です。」
全てやり遂げた、未練はない、という笑顔のように見えた。

来年はどちらにいらっしゃるのだろう・・・

 

他に、全て伺ったわけではないが、
私が拝見した写真展は下記に。

   2012年 ブータンの自然と生活 写真展 
     2016年 コーカサスの自然と生活 写真展  
   2019年 カムチャッカの自然 写真展  

  

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2 コメント

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おはようございます (かこ)
2020-03-08 08:43:23
源原先生、お元気ですね
今年80歳を迎えられるなんて・・・
自然を愛する姿はとてもイキイキしてますね

最期のヒマラヤは70歳との事、もう一度
挑戦してもらいたいです。

まあちゃん、素晴らしい写真をありがとうございます
かこちゃん、ありがとう。 (まあちゃん)
2020-03-08 13:59:53
本当にいつも生き生きなさっていてすばらしい方ですが、ヒマラヤの厳しさは想像を超えるようですね。
4500m以上の高地でしか見られない青いケシなど、いくら見てみたいと思っても私には絶対無理。
高尾山辺りなら私もついて行けそうですが・・・

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