マッシーパパの遠吠え

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世論と与党政権、こんだけ温度差があるんですけど!

2009-01-18 10:00:33 | Weblog

ジュンイチロー氏が16日、1院制創設を目指す自民党の議員連盟(衛藤征士郎会長)の会合で「4月ごろまでに党の選挙公約にできるよう議論をしていただきたい」と述べ、一院制移行の次期衆院選マニフェストへの明記を提案したという。

この男、最近、いやに表舞台に登場し得意のパフォーマンスを演じているようだ。それも、「郵政民営化を堅持し推進する集い」に出席しては、党内で浮上した郵政民営化見直し論を強くけん制する(12/9)。そして、その見直し論の張本人・麻生閣下にも、「守り一辺倒ではだめ。思いっきりやってほしい」激励する(1/5)いい加減さ。

ま~、それにしても、とっくの昔に引退宣言し(08.9.25)、過去の人になったはずが、ゾンビのように廊下とんびするのはみっとも悪い話。どうせ、解散総選挙の時期を読み誤り、このままでは息子進次郎の選挙にも影響しかねないと、自らの人気の盛り上げを図っているのだろう。

処で、ジュンイチロー氏は相変わらずの政治音痴。いまだに改革ごっこの味が忘れられないようだ。

なにが国会改革と言うのだ! 自らが蒔いた「負の遺産」がもとで参院が野党に支配され、ねじれ国会になったのを恥じることなく、自公の思うように政治ができぬと、今度は一院制にしたいと寝言を言う・・。

いいですか! 仮にも国会議員なら、両院があることで国民の意思が広く、反映されることは承知しているはず。又、ほかにも、参院が衆院の暴走をチェックする機能があることぐらい、中学生でも知っていること。

問題なのは、ねじれ国会でなく、無理やり何でも2/3条項の「奥の手」を使いすぎることである。これでは二院制の意味もなくなるのは当然。しかも、国会は討議の場であるのに、ろくすっぽ議論もせず、何かと言うと、すぐ強行採決する横暴。つまり、自らがルール破りをしているだけのこと。そして、結果として、国民はツンボ桟敷にされ、知らない間に、とんでもない法案が次々誕生。気づいても後の祭りにする小泉式政治こそ、大問題なのである。

だからこそ、政治がどんどん国民の「思い」から遠ざかってしまったのだ。そう、世論と政策がズレまくっているのである。勿論、ジュンイチロー氏の言う「一院制」もしかり。

国民の意思はまったくの正反対。「(一院制に)賛成」というのが31%で、69%が二院制を支持しているのである。つまり、国民の思いは、くだらない国会議員は要らないが、衆院と参院を合体してくれとは言っていないのである(http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090117AT3S1601B16012009.html)。

いや、国民の思いと自公与党の政治のずれはこんなものでない。小泉改革でぐちゃぐちにされた「医療制度」、なかんずく、「後期高齢者医療保険」は「廃止法案に賛成」するものが56%と「反対」の19%を上回る(http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000001902)。

又、裁判員制度も、「参加したい」と「参加してもいい」と答えたのがたったの15.5%、後は反対か渋々賛成しただけ(http://www.asahi.com/national/update/0401/TKY200804010405.html)。

勿論、国籍法改正も反対が88%(http://news.livedoor.com/issue/list/546/)と絶対多数に及んでいる。

これだけ見ても、以下に「数の力」が国政を壟断しているかわかろうというもの。それもあの「郵政選挙」で小泉マジックにだまされたツケだが、その郵政民営化すら「見直すべきと思う」が64%に様変わりしているのである(http://news.livedoor.com/issue/list/555/)。

つまり、悪夢から覚めてみれば政府のすることの如何にいい加減なことかが、よくわかって来たのだ。だがしかし、すでに 「2/3」の禁断の実を食べてしまったために、後に続く政権も、もはや暴走が止められない。

次々、世論と正反対のガソリン税暫定税率を復活させ、道路特定財源の一般財源化すら、国民の期待を裏切り、ほとん道路整備に費やされることとなった。そして、最近になっても、定額給付金、消費税引き上げと、国民の嫌がることばかりどんどん法制化する。そして、肝心の総選挙は先延ばしし、国民の唯一の参政権を簒奪する。

これでは、もはや民主主義といえず、むしろ、見ようによっては立派な犯罪である。それも、「国民の権利」を奪う、窃盗もしくは、強盗罪に匹敵する大罪といえそう。

そんな、犯罪を助長するがごとき、1院制を性懲りなく、導入しようとするジュンイチローはもはや老害、そして、この男の古臭い「小泉劇場」を再度見せられるもうんざりだ。

特に、神奈川11区の有権者の皆さんはこのパフォーマンスに乗って、彼の後継者を、やすやす国会に送るようでは、学習能力が足らないと、笑われても仕方ないでしょう。

ともあれ、私たちは世論を大事にする議員を国会に送られねばならないことをしっかり、肝に銘じようではないか・・。

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