マッシーパパの遠吠え

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中山舌禍大臣は与党総選挙のがん? ひょっとして絆創膏大臣の二の舞!?

2008-09-29 08:58:03 | Weblog

どうやら解散・総選挙が早まりそうだと言う。内閣支持率も予想外の低調に加えて、中山国交省相が就任5日後に辞職するというハプニング。そのため、与党内では、08年度補正予算案審議に入れば野党に首相の任命責任など追及の場を与えるだけだとして、各党代表質問終了後の10月3日に解散すべきだとの声が高まっている。ただ、首相はまだ、補正予算の早期成立を民主党が確約さえしてくれれば予算委員会審議に応じたい腹もあり、流動的だとか。

それにしても、この中山という男、一体賢いのかアホかよくわからない。ま~、東大卒、大蔵省のエリートの恭子ママに見初められたぐらいだから、やっぱ省内では一選抜だったのだろう。でも、世間から見れば、ただのがり勉の世間バカだったということか・・。

さて、問題の舌禍(ぜっか)事件、それもご念がいったことに3連発。まず、「ごね得」発言だが、まさか、ご自身が行革相はいやだと国交相をごね得したのと間違えたの?

そして、この人も地方の出、しかも宮崎県1区といえば、郡部を抱えるいわば、お百姓さんの選挙区でもある。そんな地方の代表が「先祖の土地」の如何に大事なことがわからないのだろうか。百姓が土地を放してしまえば、陸に上がった河童も同然。しかも、にわか成金の一家離散の悲劇は大阪万博の千里のお百姓で立証済み。それに、国も93年に強制収用を急いだ誤りを認めているじゃん。

次に、「単一民族」発言も、マッシーパパでさえ、6月の国会で「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を全員一致で採択したことを覚えている。それを、自民党政調副会長がよもや知らなんだでは通らない。ただ、これら二つについてはすぐに謝罪したというけど(謝ればすむ問題でもなし)。

問題は日教組批判だ。「日教組の強いところは学力が低い」だの、「日教組の子供は成績が悪くても先生になる」の虚言。それも失言をしたすぐ後に地元宮崎で再度駄目押し批判。そして、辞任会見でも謝るどころか自画自賛するに至っては、もう暴走気味。本人は、「自ら失言と思っていない」と確信犯を装うけど・・。

ま~、この辺がまさに「世間ばか」のきわみ。己だけの世界ならそれも良しとされるだろう。だが、国交省大臣の発言ではそうも行くまい。それに、所管外の口出しだから尚、悪い。又、大臣の発言の重さゆえ、総理の「任命責任」が問われるのです。しかも、安倍、福田政権を通じ失言で首が飛ばんだ大臣の多さから、きっと、ローゼン閣下からも厳に注意されていたはず。それとも、あえて、失言は親分の真似をしただけとでも言うのですか?

ともあれ、日教組を敵に回すとは天晴れという気もしないでないが、さっきも言ったように、「虎(大臣)の皮を着て」では男を下げますよ。持論をかざすなら、なぜ、大臣になる前に吼えなかったのです? ただの人ではマスコミも聞く耳もってもらえなかったというなら、この喧嘩はどう見てもあなたの負け。

どうやら、日教組の岡本書記長を怒らせてしまったようですね。彼は「個人的な思想を国務大臣という立場で発言したことは、政治家としての資質・見識が問われることであり、議員も辞職すべきだ。麻生首相の任命責任は極めて大きい」と一歩も引かぬようですよ。

ともあれ、この問題、麻生政権を巻き込んでまだまだ、一揉めもふたモメもありそうです。

処で、話を戻すが、解散・総選挙の日程は微妙になってきたと前述したが、それに関し、日刊ゲンダイが、『ズルいし汚いゾ!“自民党”』と、総選挙の投票日が、自民党の悪辣な罠で恣意的に決められそうだと危惧している。

曰く、冒頭解散では補正予算そっちのけになってまずいので、それの早期成立ができるのなら、10月9日解散、選挙管理委員会の準備が整う「同21日公示-11月2日投開票」の日程が最有力になってきたとか。そして、この日は3連休の中日で、行楽シーズンの中、泊りがけで留守家族が増え、投票率が下がると読んでいるからだという。つまり、「組織票だけで選挙をしたい自民党と公明党がいかにも考えそうなことだ」と怒りを表すのである(http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_election__20080928_4/story/28gendainet02038495/)。

ま~、お説ごもっともで、政府が率先し、投票率を下げるなど、もってのほか。でも、本当に、日刊ゲンダイの言うとおりだろうか?もしそうなら、自民党シンパの業界人や創価学会の人は遊びに行かないのだろうか?それに、民主党に投票しそうな庶民層ほど、旅行どころでないのでは。むしろ、ホントの狙いは11月5日が大統領選のアメリカで政権交代が起きるからその前に済ませたいのが本音かも・・。

ま~、それはともかく、マッシーパパは投票日にあまり意味はないと思う。むしろ、民主党としては、できるだけ早いほうがいいのに間違いない。だからといって、補正予算を野党の反対のせいで審議できなかったと、選挙戦に利用されるのだけは避けたい。そして又、このままずるずる引き延ばされても、せっかくこつこつ臨戦態勢に持っていった選挙モードがだれてしまう。だからこそ、山岡氏も補正予算案審議を衆参2日ずつで議了する考えを表明、「今の段階では11月2日が確定的」と表明。敵の謀略に乗った振りをしているのかもよ・・。♪

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