マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

ルーピー鳩山に一世一代の大芝居をぶっ潰された小沢一郎とその"てか"たち!?

2011-06-02 20:05:28 | Weblog

「マッシーパパの遠吠え」はより多くの人に見てもらえるようランキング上位を目指しています。ぜひ、皆様の応援クリックをよろしくお願いします。♪

にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ

http://blog.with2.net/link.php?666082">人気ブログランキングへ

管首相の「不信任決議案」は反対293票、賛成152票の予想外の大差で否決された。

それも、造反したのは小沢氏に近い松木謙公氏と横粂勝仁議員の二人だけというから、なんとも面妖な話。

どうやらそのカラクリは、昨日の夜、鳩山前総理の「賛成」表明で、執行部側が怖気付き(?)、急遽今日の午後、鳩・管のトップ会談を持って、「震災復興のメドを条件に辞任」で手打ち、小沢派のあげたコブシも下ろして貰うことにしたらしい。

だからこそ、野党側が、「とんだ茶番劇」だと、はしごを外された恨みをマスコミにぶつけているのだろう。

いや、一番、この予想外の展開に驚いたのは、むしろ、「管おろし」のシナリオを書いた小沢一郎氏でないだろうか?

何しろ、負ける戦争はしないはずの小沢神話も党の代表選に敗退して霧消、

自身の政治とカネ問題もやっと逃げ切れたと思っていたら、まさかの「強制起訴」、

おまけに泣きっ面に蜂の、党による「判決確定まで党員資格停止」の追い討ちなどなど。

まさに、豪腕封じと兵糧攻めのどんづまりの中にあって、渾身の復活劇。それも自作自演の大芝居を打つはずが、

ななんと、「友情出演」の脇役・鳩山に、勝手に筋書きを変えられたうえ、大向こうで「見栄」を切られてしまったので芝居はめちゃくちゃ。

それでも、なんとか「芝居」を維持するために、舞台裏で共演の仲間に、

「(シナリオが変わっても)今までなかったものを引き出せたんだからと説得、

「(芝居を続けるかどうかは)自主判断」といいおいて、自らは芝居を降板(「欠席」)してしまった。

かわいそうなのは件(くだん)の「謙公」さん

苦渋の選択をしたとはいえ、悲愴な覚悟の投票と投票後の落ち着かないことといったら、意地悪なTVの標的となって見ているのも気の毒なほど・・。

ともあれ、このほうがよっぽど、二階に上げてはしごを外したようなもの。

大将も戦線(国会)から離脱して、部下の無念の犬死をこの目にしっかり見届けてやらなかったのは果たして、将の器といえるのだろうか?

それに、「今までにないものを引き出した」と言い訳を用意しているが、それこそ国民を愚弄する話。

そんな程度のことなら、なぜ、党の中で決められない?

わざわざ、政局にして、国会の審議を止めるなど、まさに迷惑千万なお騒がせ。

それとも、これすら、バカな野党の失点を誘う奇手とでもいうのだろうか?

もし、これで、野党の不信任案提出が「大儀のない暴挙」というようであれば、それこそ大間違い。

大島副総裁が「不信任案」の趣旨弁明で述べたように、

「辞める」と公言した以上、「直ちに辞めるのが憲政の常道」、

さもないと、内閣はレームダックになって、まもなく辞めさせられる首相の震災復旧・復興に手を貸すものはいなくなるだろう。

なかんずく、これまでのイラ管に苦しめられた官僚や原発関係者はこぞって、「面従腹背」するのは政治の常識。

いや、それよりももっと恐ろしいのは、この震災の混乱に隙を伺っている中国、ロシア、南北両朝鮮。おまけに、原発をタネに、日本を食い物にしようと虎視眈々と狙っているフランスと米国。

いつ辞めるともわからない国のトップと本気に外交交渉するバカはなく、

逆に、「かっこよく見せてあげる代わりに実をクレ」と言われて、売国の取り決めすらしかねない。

その懸念は菅さんが居座れば居座るほど影響甚大。しかも、早、「辞める時期」を巡って管と鳩山側で見解の相違が出ており、

かたやは、「復興のメドを”復興基本法”の制定と”第二次補正予算”の案が固まった時」とするが、

こなた(岡田幹事長)は「辞めると言っているが具体的にいつと決めていない」という。

そら~、この話、相手がのらりくらりの菅さんですよ。ましてや、取り決めたという文章に、はっきりした時期はないと聞くから、から手形同然。

極端に言えば、「時期は復興のメドがつく頃」というのなら、瓦礫の片付けも仮設住宅も原発の収拾さえも、「まだ、メドがついていません」と言えば、いくらでもつくろえる話。

しかも、菅さんは「一定のめどがついた段階で若い世代にバトン」とも言っている。

これとて、「いや、若手はまだまだ」と言えなくもない言い訳の一つ。

むしろ、マッシーパパなど、この言葉ほど重宝なものはないと思っている。

聞きようによっては密かに復権を狙っている鳩山も小沢も「私がやめるときにはあなたの目もなくなるのです」と言っているようなもので、若手に「民主も長老政治をなくします」と、言質を与えてしまったも同様。

つまり、鳩山氏の、「党の分裂を阻止」し、「民主党政権のたらいまわし」を守ったことは、どうやら功績でもなんでもなく、

実はしたたかに延命を図った管首相が、案外、「損して得取った」のかも・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪ 

http://blog.with2.net/link.php?666082">人気ブログランキング 

にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ

 



コメントを投稿