ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

景気後退

2008年08月14日 | ましこノート
GDPマイナス2.4%、4~6月期の国内総生産速報値が発表された。
一年振りのマイナス成長に転じた。
実質でマイナス0.6%となり、景気後退に入ったことを政府も認めた。
原油高騰とアメリカ経済の減速が最大の要因としているが
加えて福田政権の政策の間違いが消費低迷に輪をかけていることを
見逃してはいけない。
後期高齢者医療制度に代表されるように、
まず75歳以上の高齢者が将来の不安の第一は老後と思わせる
社会保障制度の不備が団塊世代にも不安と不満を持たせる状況では
所得・資産を1番持つ世代が消費をせず、
現役世代も子育て、マイホーム取得等1番お金がかかるにもかかわらず
可処分所得が七年続けて減少しているため同様に消費に足を向けない状態で、
お金がまわらず消費が減少し日本経済はますます萎み縮小していく。
日本経済を支えていた輸出も半導体をはじめ今年初から低迷している。
政府・自民党は補正予算に前向きになってきたが、
規模について明確に打ち出せない。
福田内閣は一日も早く臨時国会を召集して政策の転換を図り
経済対策は勿論のこと国民の最大の懸案である
社会保障制度(年金・医療・介護)を示し、
民主党のマニフェストとの選択を解散・総選挙で問うべきである。
日本経済の最大の対策は国民が将来に対して不安なく
安心して生活が出来る社会保障制度を作り上げることであり、
そのための税制やあらゆる政策・制度設計を行い実行すべきである。
明日は終戦記念日であり
「戦争のない平和で生涯安心して生活のできる国家」を創ることを誓い
政治家として活動していく。
北京オリンピックでの日本選手が頑張っている。
北島選手が二個目の金メダルを見事に取った。
2大会続けての快挙であり心から祝福したい。
私の予想を上回る金メダルを獲得しそうな勢いである頑張れ日本選手達。

〈ましこ輝彦公式サイトhttp://www.mashikoteruhiko.com/〉