ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

元北朝鮮工作員、安 明進(アン・ミョンジン)氏証言

2005年07月28日 | ましこノート
今日、国会と民主党本部で元北朝鮮工作員安全明進氏が証言した。民主党本部での証言は約45分行われた。

以下証言要旨-
国会や民主党で証言することは大変な緊張感である。韓国に元北朝鮮工作員が入り議会に席を持ち与党の立場で権力を握っている。拉致に関する証言を決断した時には死を覚悟した。
日本の拉致解決運動や韓国での脱北者支援に協力出来なくなる可能性がある。韓国はまだ完成された民主国家ではない、その途中である事を理解してほしい。日本人に化け韓国に入る事が韓国人に化けることより先であり、そのために拉致が必要である。70年代にキムジョンイルが後継者に確定した後、工作員教習所を統轄し日本を通しての韓国潜入が始まった。日本の海岸警備は甘いが韓国は厳しい。日本潜入の容易さ、韓国潜入の多さ、日本人拉致は言われているよりもっと多い。キムジョンイルの崩壊した時予想以上の拉致日本人が出てくるだろう。
北朝鮮は悪い国と言う人がいるが悪い体制である。小泉首相はキムジョンイルに騙されてきた。拉致被害者が戻ってきた事は大きな成果であるが、隠された大きな問題がある。与党が出来ない問題解決を民主党に託したい。
キムジョンイルはあらゆる日本製品が大好きである。経済制裁は最も効果的、経済制裁の発動は批判の対象にならない。日本警察の情報能力は凄いが公開していない。
-以上である。

この後、質疑応答があった。安明進氏の証言に敬意を表し証言を活かして一日も早く拉致問題解決をしたい。