ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

あと一歩で否決

2005年07月05日 | ましこノート
郵政民営化法案が衆議院本会議で採決された。際どい票差だった。
反対228、賛成233、僅か5票差だった。
私の予想を上回る自民党の反対派に敬意を表したい。今後の行方は、かなり緊迫してくるだろう。

参議院は衆議院とは違い、独自性を持っているので法案がすんなり成立しないだろう。
むしろ小泉首相の求心力が急速に落ち込んできたのでどうなるか分からなくなった。場合によっては継続審議にして秋の臨時国会で解散前提で勝負を賭けるかもしれない。

久しぶりに緊張した記名採決に11年前の政治改革関連法案採決を思いだした。当時自民党議員として党議拘束に反対して賛成票を投じて法案が成立した。
信念と勇気を持たなければ自民党で造反することは出来ない。
舞台は参議院に移ったが廃案に向けて頑張って行こう。