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あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

2014年を振り返る

2014-12-31 17:17:03 | いろいろあります
2014年ももうじき終わろうとしています。今年一年振り返ってみると、色々な事がありました。ピアノも始めて5年目、中級グレードをこなして上級のグレードへと進んでいます。譜面を見て遅いなりにも初見で何とか弾けるようになっている自分に驚きです。さて、毎年暮れのカメラの振り返りを行ってみる事にしましょう。

*フィルム再開眼の一年
年初めにセコニックの露出計を手に入れた事で、正確な露出の設定が行えるようになりました。平均測光なのですが、余程近接撮影を行わない限りは無難な露出指示を行ってくれます。これで味をしめ、冷めていたフィルムカメラ熱に火が付きました。フジノンの描写をもう一度試したくて、フジノン55mm付きのフジカST-605Ⅱがやって来ました。フィルム再開眼と云った所です。

その後、カメラ屋さんお勧めのゼンザブロニカECが我が家にやって来ました。初めての中判カメラで以前からずっと欲しかったカメラだけに、喜びもひとしおです。撮影してみて中判フィルムの解像感と後ボケの美しさにほれ込みました。同時に力強さの135フォーマット・フィルムにもハマりこんでしまい、月2本位は撮影する程に復活しました。さらに視野角1度のスポット測光が出来るペンタックス・スポットメーターを購入し、直した事で現用復帰、さらに正確な測光が行えるようになりました。

カラーフィルムだけではなく、黒白フィルムを見直したのも今年から。黒と白だけの世界なのですが、被写体を選び、背景を一番合うように選ぶと、色が付いていない分余計な想像をしなくなって、説得力の数段上がった画を手に入れる事が出来ます。昔は自家現像を行っていましたから、それこそ自分好みの粒度とコントラストに仕上げる事が出来ました。来年は黒白フィルムの自家現像に再着手しようと考えています。

**レンズがさらに増えた一年
知らぬ間にレンズが増えて行く。数千円の安いM42ならではの事ですが、フジノンやマミヤセコール、中判レンズではニッコールやゼンザノンが増えています。
・フジノン55mmF2.2
50mmF2.2の普及版レンズを探していましたので、フジカST-605 Ⅱと一緒に購入しました。予想通りのはっきりしたフジフィルムの色が出せている一本で、安い割には大満足できるお勧めレンズです。
・マミヤセコール50㎜F2
カメラ屋さんに勧められたF2レンズで、M42でありながらピンが出ていたり、出っ張りが出ていたりと、削るまではカメラに取り付かない難しさを持ったレンズです。流石は中判のマミヤさんと思える写りで、しっかり・はっきり写る様は報道写真を見ているようです。
・スーパータクマー55mmF2
予想通り黄文字のタクマーで、海外輸出が主力であったと思います。少し暗い分解像感が上がっており、背景の玉ボケが作り易い銘レンズです。価格は聞かないでくださいと言える程に安いのですが、あまり出てこない稀少品レンズですから、見つけたら買ってみるのも良いと思います。
・ニッコール75mmF2.8
ゼンザブロニカの標準レンズで、事の他きれいに写ります。コントラストが上がっている分、2線ボケに悩まされますが、135フォーマット・フィルムに比べると、圧倒的な立体表現は見事です。フルサイズ・ディジタル一眼レフ・カメラより、中判カメラの方が良いと感じさせてくれたレンズです。
・ゼンザノン150mmF3.5
買うか買わないか、色々迷った挙句に購入しました。マルチコートかモノコートか、迷ったのですが線の細い描写が好きなので、モノコートのゼンザノンを選んでいます。薄い被写界深度と後ボケのきれいさで、立体的に描写する銘レンズです。

あんまり買っていないように見えますが、ゼンザブロニカのお値段が段違いに高く、しばらくは中古品購入が出来なかった感じです。
それでは、先週火曜日に撮影した写真から掲載します。


Zenza Bronica EC Zenzanon 150mmF3.5
撮影データ:1/125sec F4 Neopan100 Acros
小川の流れも冬になって澄み切っていますので、きれいに写せます。黒白フィルムでは余計な汚れの色が消せますから、きれいな色合いが想像できて満足できます。
それでは、2014年もあと数時間になりました。ご覧の皆様、良いお年をお迎えください。
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