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あるいて・みつける

歩く速さで見つけたものを、記録に残していきます。ゆっくりと歩けば、いろいろなものが見えてきます。

カラーネガ現像

2020-07-31 06:38:20 | フィルムで行こう
新型コロナウイルス感染拡大防止のため非常事態宣言が出されて、御多分に漏れず近所のカメラ屋さんも当分の間営業自粛になってしまいました。何しろ人の流れがここの所ぱったりと止まってしまいましたので、営業しようにもお客さんがほとんど来ない状態であったであろうと思います。このため、ネガフィルムは自家現像が行える黒白フィルムで細々とやっていた感じです。

カラーネガ現像も出来るんじゃないという声も聞こえてきそうですが、実は相当に難しい作業です。発色現像・漂白定着・すすぎと簡単そうに見えるのですが、何しろ3色の発色度合いをコントロールしないといけませんので、意外なほどに難しいといった感じです。銀塩フィルムですから銀粒子を残すかというとそうではなくて、現像処理を行った後で銀粒子をきれいに溶かして、カプラーと呼ばれる色素だけ残します。

たかだかこれだけといった感じなのですが、現像液と定着液自体は黒白フィルムと同じく体にとても悪い液体です。廃液処理を行う必要があるのですが、問題の一つ目は処理時間が結構早いことで、黒白フィルムであれば10分くらいの処理時間で多少時間を間違えてもそれなりに濃度が得られます。しかしカラーネガフィルムの場合は、処理時間が数分と短くてかなり時間要素も厳格です。少し間違えると色が偏ってしまいますので、攪拌もしっかり行わないといけません。

次の二つ目が結構難しい。それは温度管理で、黒白フィルムの場合は室温目安で管理できる20℃位になっていて、多少温度が違っても処理時間を増減すればよいのでかなりアバウトに設定が行えます。カラーネガフィルムの場合は40±数℃くらいの設定で、間違えると発色の具合がかなり変わってしまいます。

これを現像タンクで行おうとすると、かなり面倒くさいことになります。時間は短いし温度は厳格で高いしといった具合で、しっかりと温度コントロールが行える現像・定着システムが必要になりますし、定速でタンクを回転するシステムも必要になります。ヨーボの現像システムでもありますが、数10万円する夢のシステムといった感じです。

そのような事をするならばといった感じで、カメラ屋さんの現像システムを覗いてみると、全自動で液槽の中をフィルムが通っていくシステムです。これだと温度管理もシビアにできますし、コンベア・スピードで処理時間もしっかり決めることができます。フィルムをセットしたら後は機械にお任せのシステムですから、手間もかかりません。

現像のみの代金は600円ほどですから、自分で現像処理を行うよりもコスト的に安くつきますし、薬液代も高そうですから、個人の趣味で行うにはハードルが高すぎるといった感じです。それならばお任せしちゃいましょうといった感じで、2時間ほど待っていれば出来上がりますので、カラーネガフィルムはカメラ店でといった処理を行っています。

何しろカメラ店が休業状態の時には、ネガフィルムの現像は出来ませんし、いつも行くカメラ屋さんも、このフィルム1本のためにシステムを動かしてとは言いにくい感じです。このため規制緩和で近くのカメラ屋さんが空くのを首を長くして待っていたという感じです。ようやく6月中旬位から近くのカメラ屋さんも営業を再開しましたので、稼働状態を聞きながら撮影行の日を設定していたという事になります。

久しぶりにカメラにカラーネガフィルムをセットして撮影行に出かけ、近くのカメラ屋さんにフィルムを預けて帰ってきます。あとは仕上がり時間に合わせて買い物に出かけ、仕上がったフィルムを貰って帰ってくるといった感じです。久しぶりのカラーネガフィルムは発色も良くて、結構満足できる仕上がりになりました。

それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


AsahiPentax ME SMC Takumar 135mmF2.5
撮影データ:1/500sec F3.5 Superia X-Tra400
梅雨に入ってアジサイもいろいろな色の花を咲かせています。やはりカラーネガフィルムは発色の良さで、濃いめの発色は力強さを出してくれます。
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SMC Takumar 135mmF2.5

2020-07-29 06:50:07 | タクマー・レンズ
当時のハイスピード・望遠レンズであり、そこそこ小型のレンズでしたのでISO400のフィルムと併せて良く使われていたと思われるレンズです。スーパータクマーから存在していますので、かなり長期間売られていました。また、中古品もそこそこ見かけますので、カタログ上の謎レンズでもありません。

鏡胴径も200㎜F4レンズと同じですから、普及型の135㎜F3.5タクマーよりも大きくて重量感もあります。F2.5と明るいレンズですから、ファインダー像の確認も行いやすくて少しリッチな印象です。当時一般的に売られていた大口径レンズがF2.8の明るさでしたので、ほんの少し明るいレンズという事もできます。

この時代はF3,5クラスが普及品で、リーズナブルなF2.8大口径レンズも売られていました。そしてもっと明るいF1.8クラスの超弩級レンズも存在しています。その中のF2.5レンズですので、普及型大口径レンズよりはほんの少し明るいメリットを持っています。タクマー・レンズだけかというとそうではなくて、色々なメーカが作っていたという感じです。

望遠レンズを明るくすると、かなり被写界深度が浅くなります。つまり絞り解放付近でピントが合わせ辛いといった感じになります。近接で5㎜以下の深度しかありませんので、体の振れを良く抑えておかない事にはピンボケ写真を量産してしまいます。その点F3.5の普及版レンズは2㎝位の深度がありますから、かなり扱いやすいといったメリットを持ちます。

今回のSMCタクマー135mmF2.5は前期型と後期型の2種類があります。前期型はスーパータクマー135㎜F2.5と同じレンズ構成ですが、後期型は全く新しくレンズ設計をした印象で、テレフォトタイプの構成になっています。しかし、レンズの持っている写りの特徴はほぼ同じで、新しい構成を取り入れながら地道に改良されていることが判ります。

では、どのレンズが一番無難なのかという事になるのですが、エルノスター系の少し柔らかな写りが得たいときには前期型やスーパータクマー、そして少し締まった確実な写りが得たいときには後期型という事になります。被写体や季節の雰囲気によって使い分けるというのも面白いのですが、一番後に作られた後期型が無難という事もできます。

タクマー・レンズは最新の硝材が使われていませんし、非球面レンズという技術もなかったころのレンズです。当然ながら大きな前玉を持つ大口径望遠レンズは、収差がある程度残っていることを覚悟して使うことが必要になります。しかし、メニスカスレンズの組み合わせで収差をかなり取り除いていますので、輝度差のあるような被写体を避ければそこそこ満足できる結果を得ることができます。

結構色にじみやハロといった癖の多いレンズなのですが、絞り解放近くから解像度も出ていて、ピント合わせも容易に行えます。しかし、大口径望遠レンズの特徴から近接時の被写界深度が前後数㎜しかないという厄介な雰囲気も持っています。微妙なピント外しを量産してしまうレンズなのですが、その分柔らかで気持ちの良い背景ボケを得ることができます。柔らかなボケから浮かび上がる様に被写体を配置することもできますので、立体感表現も得意です。

カリッとした気持ちの良い表現は、普及版の135㎜F3.5のタクマーが得意です。返って立体感を追求するレンズとすれば、135㎜F2.5のタクマーが得意です。お互い住み分けをしている感じなのですが、収差とうまく付き合うように写すとかなり満足できる画が出てくる。その様なレンズです。

それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-1 SMC Takumar 135mmF2.5
撮影データ:1/100sec F3.5 ISO100
栗の白い雄花が咲き終わって、よく見ると雌花も咲き終わってかわいらしい栗のいがが見えてきます。これから秋にかけて立派ないがいがの栗になります。
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梅雨の中休み

2020-07-27 07:16:15 | 季節は進む
結構集中豪雨の様に、今年の梅雨はかなり威勢が良い感じです。雨が降ってくると警報が出て、氾濫や土砂崩れに注意となるのが今の梅雨みたいで、油断も隙もありません。しかし、ずっと雨が降っているかというとそうでもなくて、かなり梅雨の晴れ間も多く出てきます。降っては止んでという感じで、結構メリハリのある降り方です。

それでも一番太陽の南中高度も高くて、まさに夏本番の光の強さですから、梅雨の晴れ間と言ってもじりじりと焼けこげるような暑さになる訳で、うかつに外に出るとやけどをしてしまいそうな感じです。前線が北上すると南の暑い風が入ってきて、うだるほどの雰囲気になるのですが、前線が南下すると北の風が入ってきて、途端に風邪をひくほどの涼しさになります。

一気に10℃近く気温が乱高下しますので、体にも悪いといった感じです。エアコンもつけていますから、一気に室温も下がってしまって風邪をひきそうな感じになります。ここしばらくの間は、梅雨前線が北に行ったり南に行ったりという感じで、安定しませんので服装にも気を付ける必要があります。うかつに半そでにしていて鳥肌が立つような寒さに襲われるのもこの時期です。

それでも晴れてくると気持ちが良いもので、梅雨の中休みの時には外に出て、深呼吸すると気分も晴れるというものです。何日も雨が降り続くという感じではありませんから、晴れた時は外に出る機会を増やして、体調も整えるようにします。何しろ雨ばかりでは体にカビも生えそうな感じですし、おなかの調子も悪くなりますので梅雨の中休みの期間を楽しみにしているといった感じです。

週末の休日の時には丁度梅雨の中休みといった感じで、少し寒い雰囲気なのですが少しは晴れ間の除く曇り空になりました。前日までは大雨と気温乱高下の梅雨空でしたから、貴重な晴れ間を有効利用することにします。乾燥モードで乾かしていた洗濯物も、休日は外干しをして殺菌をします。

この時に散髪をしてすっきりとしておけば、汗を十分にかけるようになりますから、朝から理髪店に行って髪を短くカットしてもらいます。今までは少し長めの春向けの髪でしたから、夏向けに思い切って短くしてもらいます。そして着るものも夏向けの涼しい格好に模様替えといった感じで、本格的な夏に向けた支度を行います。

今年の夏は気温も高そうで、北陸地方はまた空梅雨になりそうな勢いですから、梅雨前線が上がってくる7月は厚さに向けた対策をしておこうという感じです。家の中においてあるクサヤツデの葉も暑さにやられた感じで、少し枯れてきましたからこれからは涼しい場所に移動して秋の開花の季節を待ちます。

なんだかんだと涼しい午前中のうちにいろいろな事を行って、一番最後は近所の撮影行です。結構日差しも焼けこげるくらいになっていますから、今回の梅雨の中休みは撮影行の時間を短く切り上げて、次回からは朝早くに撮影行を行うという感じです。暑い時にはばててしまいますから、涼しいうちに撮影行を済ませる夏モードに変わっていきます。

そろそろ夏の花も咲き始めましたし、初夏の季節に開いていた花も一段落して小さな実を付けています。色々な花や実をさっと撮影しながら1日が過ぎていく訳で、油断しているとゲリラ雨にやられますから、レンズが湿気を吸い込まないようにしているといった感じです。なんだかんだと充実した梅雨の中休みになっています。

それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-1 SMC Takumar 135mmF2.5
撮影データ:1/500sec F3.5 ISO100
梅雨の前に葉が芽吹きましたので、そろそろと思っていたらかわいらしい花が咲き始めました。紫式部の花が咲くと梅雨も中盤になります。
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ランプの灯り

2020-07-25 08:30:30 | いろいろあります
家の中にある電灯は、昨今のご時世からすべてLED電球やLEDシーリングライトになってしまいました。電気代がかなり助かる訳で同じ明るさですから、昔ながらの電球はどんどん姿を消してしまい、残っているのが蛍光灯位という事になっています。しかし、蛍光灯もLED管にいずれ変わっていきますので、昔ながらの光が無くなっていきます。

そういえばという事で、昔ながらの電球入れを探るとエジソン電球が出てきたりします。LED電球も寿命があるがために、いざ切れた時のリリーフ用として電球は置いてあるのですが、装飾用として買っておいたこのようなエジソン電球も残っていたりします。昔ながらの電球で仄かな光で灯るのですが、ムード・ランプとして使うにはもってこいの感じです。

しかし、LEDランプの光も照明用として考えると十分すぎる感じなのですが、あまり人間味がない光でもあるがために、何かしら心が潤うような光が欲しくなったりします。美術館や博物館に行くと時々仄かな光の電球がアクセントとして灯されており、何かしら癒される感じでほっとする雰囲気を醸し出しています。

昔のエジソン電球は日本の竹が使われていたという感じで、京都八幡男山の竹が一番硬くて長持ちしたそうです。それでも1200時間ほどの寿命で、今の時代でもそれではコストがすごくかかりそうです。昔は日が暮れてしまうと少しだけの間石油ランプで読書をして、そのあとは寝てしまいましたので、1年くらいは持ったのであろうと思います。

今では復刻版として、炭素やタングステンフィラメントを使ったレプリカ電球になっていますが、寿命の方も3,000時間以上とかなり長持ちする電球になっています。当時の炭素焼成技術に比べると純度が格段に上がっていますので、寿命も飛躍的に伸びたという感じです。また、細かなコイル状に巻いてあるフィラメントもあって、点灯時における伸縮ストレスも軽減してあるといった感じです。

今では電球も無くなってしまいましたが、フィラメントの密度を上げて高温にして、中にはキセノンやアルゴンを高圧で封入してありますので、より強い光が起きるようになっています。このため光の強さがけた違いに高くなっているのですが、エジソン電球ではあえて真空にしてフィラメントの発光そのものを利用しています。

40Wの電球でもろうそく2本分くらいの光しかありませんので、ぼーっと光る感じです。普通の電球ではフィラメント部分は眩しすぎて直視できないのですが、エジソン電球では発光している様子を直視できます。すなわちそれほど暗いがために、ムード感たっぷりになるという訳です。本を読むくらいは何とか至近距離で出来ますが、あくまでも装飾用として考えるのが良さそうです。

早速電球ソケットとACプラグ付きコードを買ってきて、簡易スタンドを作成します。あくまでも発光している雰囲気を楽しみますので、傘は必要ないですし口金部分が下になる様に配置します。熱は上に上がりますので、放熱を良くしておかないと口金部分の接続が外れてしまうことになります。ネットを探ると真ん丸の雰囲気満点なエジソンランプがありましたので買ってしまいました。1,000円でおつりがくるほどですので、気軽に買えそうです。

実際に点灯すると何とも頼りない光なのですが、ムード感たっぷりです。普通の白熱電球はやけどや火災になるほど熱くなるのですが、エジソン電球はそれほど熱くなりません。ほんわりと温かくなりますので、夏でも使えそうです。夜にこの電球をつけてコーヒーなどを戴くと雰囲気たっぷりで楽しめそうです。

このような温もりのある装飾も癒しを与えてくれそうで、たまに点けて癒されようという感じです。空気も汚れませんし良い買い物になりました。
それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-1 SMC Takumar 135mmF2.5
撮影データ:1/200sec F3 ISO100
エジソンランプも最初は半周位フィラメントで暗いのですが、何往復もするように張るとだいぶん明るくなります。力の論理みたいですが、この方が実用的な感じがします。
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ツバメのお宿

2020-07-23 06:50:23 | 季節は進む
御多分に漏れず我が家の周囲も自然がいっぱいですから、夏はクモの巣がいっぱい張って虫取り作業をしていますし、田んぼは少なくなってしまいましたが畑がいっぱいの中でのんびりと暮らしています。自然がいっぱいという事は鳥の巣も結構ある訳で、軒下にはスズメやヒヨドリの巣がかなりあったりします。

家が新築のうちは匂いもきついせいでしょうか、あまり鳥が巣を作ることもないのですが、10年くらいたって匂いも無くなってくると、俄然巣がいっぱい作られるようになってきます。ツバメも10年くらい前から軒先に巣を作る様になって、ツバメのお宿のシールが貼られるようになりました。

しかし、ツバメも結構低い位置に巣を作りますから、猫やカラスに卵をやられてしまうという事も多く起こります。やられた次の年から数年間は巣を作るのですが雛はいないという感じで、色々聞いたり調べてみると仮巣というものも作っているようで、本命の巣は判らないところに作ってあるのですが、雛も大きくなって追い出されるようになると、夜に寝るための巣を作ります。

しかし仮巣と本命の巣は毎年替えているみたいで、どちらの巣も毎年せっせと作ります。今年は軒先の巣が本命の巣だったみたいで、親鳥がしっかり朝晩抱卵をしてじっとしています。このため、卵をカラスや猫にやられては悔しいので、ビニールのひもをツバメが通り抜けられる間隔で並べて張ることにしました。

毎年猫やカラスにやられるのも癪ですから、色々聞いて回って実施したという事になります。効果は結構あるみたいで、カラスもやってこないという感じです。ここ数年猫も少なくなりましたので、やられなくなったという感じです。毎年やられているとツバメの方もかなり知恵がついてきて、今年は逆にカラスを撃退するという事もやっています。

飛ぶスピードからすればツバメの方が圧倒的に速いですし、カラスの方が近づいたらつつかれるわけですから、しばらくするといなくなってしまいました。そうこうしているうちに巣の下に卵の殻が落ちていて、やられたかと思ったのですがどうやら雛が無事誕生した様子です。巣も結構深く作ってありますから、最初の1週間くらいは雛も判らなかったという感じです。

育つスピードも速くて、2週間目くらいになると雛が巣から顔を出してきます。もうあと1週間ほどすると巣からはみ出すくらいに大きくなりますので、飛ぶ訓練が始まるといった按配です。しかし、ツバメの巣があるのが丁度ピアノのある下ですから、あまり大きな音で練習するとびっくりして、育児放棄をしてもらうと困ります。

丁度ピアノは消音機能がついていますので、音を消して電子ピアノにしてヘッドフォンを使ってこそこそと練習します。しかし毎朝雛の姿を見るのも楽しみで、毎日大きくなっていきますから親鳥も日に日に運ぶエサが大きくなっていって、大変な感じです。しかし、ツバメもある意味人に慣れている鳥ですから、しっかりと住んでいる人はわかるみたいで、警戒もしないでしっかりと餌を雛に渡しています。

巣だった雛は親鳥に従ってしばらくの間は近くの森で飛ぶ練習を行うのですが、帰る頃になってまた巣の近くに戻ってくるといった感じです。しばらくはいない感じなのですが、8月も終わりころになると南に帰っていきますので、その前にご挨拶をしていくのがかわいい感じです。巣の近くの電線に一列に並んでさえずっているのですが、この一列並びが終わると数日でいなくなってしまうという感じです。

抱卵をしている姿を記念写真で納めておきました。何代にもわたってお宿を使うという感じですが、毎年のお楽しみになっています。

それでは、先月末に撮影した写真から掲載します。


PENTAX K-1 Takumar 300mmF4
撮影データ:1/160sec F5.6 ISO100
卵を抱えているときの親鳥を撮影しました。暑くなったとはいえ朝晩は寒いので、しっかり温めています。
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