レンズ付きフィルムで、社会人になった頃に販売が開始された写ルンですも、30年選手になりました。Webで最近知った訳ですが、もう30年もたったのかと感慨もひとしおです。出始めの頃は果たして写るのかという不安もありましたし、現像に出すとカメラは戻ってこないリサイクルのカメラですから、今までの方法と違った感じで戸惑いも多くありました。
何しろISO100のフィルムが入っていましたから、明るい晴れた屋外でしか撮影できず、条件に合致する雰囲気が合うまでは撮影も出来ずに、いつも机の上に写ルンですが残されている状況でした。数ヶ月かかってようやく撮影を終えて、現像に出す感じですので最初に撮影した状況や被写体の事を忘れてしまっており、思い出すのに苦労しました。
程なくしてフラッシュ機能が付加されると、色々な場面で使うことが出来てほぼ一回の撮影行でフィルムを使い切ることが出来て、結果に満足する状態になりました。写ルンです自体は、安価なフィルムカメラのひとつですから、レンズの解像力は他の一眼レフ・カメラ用レンズにはかなわないと言った感じです、
それでも、使い道は結構多くて色々とお世話になりました。当時は登山も頻繁に行っていましたので、山の上に持参するカメラはフル・マニュアルのカメラか、この写ルンですだった訳です。何しろ湿度が相当に高い上に気圧や温度変化が激しく、フル・マニュアルのカメラでもレンズのカビ誘発や動作不良を起こしてしまいますので、写ルンですが主役の感じでした。
しかし、それ以上に思っていたことは、失敗したくないショットの時に意外と写ルンですが使えることです。何しろ封を開けるまでは新品カメラですから、集合写真撮影の時などはバッグの中に必ず忍ばせておいて保険のためにもう一枚撮影しておきます。ピント固定でシャッターや絞りも固定のカメラですが、それが逆に間違いのない写真を撮ってくれるといった感じです。
最近では水没できる防水型写ルンですもありますから、海水浴の時にはことのほか重宝します。カメラを防水仕様にするにはお金と手間がかかりますので、海の中に持って入るカメラは写ルンですが主役です。撮影が終わったらカメラ屋さんに返却して、またフィルムを詰めてもらって新品同様にしてもらう。洗って再利用する手間を考えれば、割と安価に購入できますから至極便利です。
30周年記念のキットが販売されていましたので、早速購入してシンプルエースの外側に着せ替えキットを装着すると、昔懐かしい写ルンですが蘇ります。側面のフジカラー・ロゴも懐かしく、昔に戻った感覚で楽しく一本を使い切りました。カメラ屋さんで直ぐに現像処理が終わるネガカラー・フィルムですから、待つことがなくて好都合です。
昔は黒白フィルムまで詰めていた写ルンですですが、今では種類も少なくなりましたがここぞの時に便利に使えますから、これからも機会を設けて使いたいと思います。
それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。
写ルンです シンプルエース(30周年バージョン)
撮影データ:1/140sec F10 ISO400
近寄れないし、パンフォーカスの写ルンですは、大き目の被写体が似合います。しだれざくらが満開でしたのでスナップ感覚でワンショット。結構細かな部分まで写ります。
何しろISO100のフィルムが入っていましたから、明るい晴れた屋外でしか撮影できず、条件に合致する雰囲気が合うまでは撮影も出来ずに、いつも机の上に写ルンですが残されている状況でした。数ヶ月かかってようやく撮影を終えて、現像に出す感じですので最初に撮影した状況や被写体の事を忘れてしまっており、思い出すのに苦労しました。
程なくしてフラッシュ機能が付加されると、色々な場面で使うことが出来てほぼ一回の撮影行でフィルムを使い切ることが出来て、結果に満足する状態になりました。写ルンです自体は、安価なフィルムカメラのひとつですから、レンズの解像力は他の一眼レフ・カメラ用レンズにはかなわないと言った感じです、
それでも、使い道は結構多くて色々とお世話になりました。当時は登山も頻繁に行っていましたので、山の上に持参するカメラはフル・マニュアルのカメラか、この写ルンですだった訳です。何しろ湿度が相当に高い上に気圧や温度変化が激しく、フル・マニュアルのカメラでもレンズのカビ誘発や動作不良を起こしてしまいますので、写ルンですが主役の感じでした。
しかし、それ以上に思っていたことは、失敗したくないショットの時に意外と写ルンですが使えることです。何しろ封を開けるまでは新品カメラですから、集合写真撮影の時などはバッグの中に必ず忍ばせておいて保険のためにもう一枚撮影しておきます。ピント固定でシャッターや絞りも固定のカメラですが、それが逆に間違いのない写真を撮ってくれるといった感じです。
最近では水没できる防水型写ルンですもありますから、海水浴の時にはことのほか重宝します。カメラを防水仕様にするにはお金と手間がかかりますので、海の中に持って入るカメラは写ルンですが主役です。撮影が終わったらカメラ屋さんに返却して、またフィルムを詰めてもらって新品同様にしてもらう。洗って再利用する手間を考えれば、割と安価に購入できますから至極便利です。
30周年記念のキットが販売されていましたので、早速購入してシンプルエースの外側に着せ替えキットを装着すると、昔懐かしい写ルンですが蘇ります。側面のフジカラー・ロゴも懐かしく、昔に戻った感覚で楽しく一本を使い切りました。カメラ屋さんで直ぐに現像処理が終わるネガカラー・フィルムですから、待つことがなくて好都合です。
昔は黒白フィルムまで詰めていた写ルンですですが、今では種類も少なくなりましたがここぞの時に便利に使えますから、これからも機会を設けて使いたいと思います。
それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。
写ルンです シンプルエース(30周年バージョン)
撮影データ:1/140sec F10 ISO400
近寄れないし、パンフォーカスの写ルンですは、大き目の被写体が似合います。しだれざくらが満開でしたのでスナップ感覚でワンショット。結構細かな部分まで写ります。