久しぶりに出番がやってきたという感じです。スタンダード・ズームやテレフォト・ズームがそこそこ良い写りをしますので、単焦点レンズであるスタンダード・プライムは、画角が固定で使いづらいといった観点から、保管ケースの隅で眠っていた感じです。
標準的なオプションにはドーム型のフードがあるようですが、昔からの形状をした専用フードにも拘りたいものです。このため、敢えて小さなドーム・フードではなくて、ごく一般的な形をした使い慣れた丸型フードを探してきて、取り付けて使っています。このフードを使っていると、何かしら写真を撮影しているという気になります。
スタンダード・プライムは現代の標準レンズであり、分散レンズや非球面レンズの雰囲気を持つ代表レンズですから、当然ながら現代的な写りとなります。色のにじみやずれの無い雰囲気や、ハロなどが無くなったくっきりとした描画を愉しむ事ができます。反面癖が無い描写は多少味気なく感じますから、撮影時には何らかの演出が必要になります。
今まではレンズの癖や味わいで仕上がりの雰囲気を愉しんでいた感じですから、この様な優等生レンズを使うと、何かしら面白くは無い感じです。逆光にも結構強いレンズですから、フレアやゴーストで演出という事を考えると、逆に結構難儀したりします。色のりも結構あっさりとしていますから、紅葉撮影もどぎつい色合いになってきたときに持ち出してくるといった按配です。
それでも、街中スナップ撮影を行うにおいては、解像感も文句なしに良いですし画角が変えれない分は自分の足で補って、ベストな立ち位置を探していく事で、割とすんなりと満足できる構図が得られたりします。問題はQ7自体の画素数が1,400万画素と少ない事で、あまり大きな引き伸ばしは出来ませんし、拡大トリミングにも限界があることです。
無理をしないで、構図が取りにくければ諦めて次の被写体を求めるようにしないと、体がいくつあっても足りません。あくまでもお気楽スナップ撮影をする高解像レンズと考えて、のんびり無理をしないで撮影していると、不思議と身の丈にあった構図がやってくるような感じです。肩の力を抜いてのんびり撮影できるレンズと考えると良いかもしれません。
帰ってきてからのディジタル現像でも、不思議と使えるコマが多くて、解像度も高いですから思う存分トリミングが行えます。なかなか晴れ間が楽しめない今年の秋ですが、せっかくの晴天を活かしたい感じで、スタンダード・プライムを選択してよかったと考えています。後はQ7のAF精度が向上すればという感じですが、これは自動合わせ後の再調整で何とかなりますので、あまり気にはしていないといった感じです。
寒くなったけれど、日がさせば日向は結構暖かい。つかの間の晴れ間は積極的に外に出て、太陽の光を浴びて健康的に撮影です。北陸は冬になるとほとんど日の光を浴びる事ができなくなりますので、今のうちに日光浴をかねてどんどん撮影行も悪くないものです。
それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。

PENTAX Q7 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/1000sec F2.8 ISO100
今年は寒くなるのが遅かったせいか、桜の葉が今になって紅葉です。散ってしまう前に急いで撮影します。
標準的なオプションにはドーム型のフードがあるようですが、昔からの形状をした専用フードにも拘りたいものです。このため、敢えて小さなドーム・フードではなくて、ごく一般的な形をした使い慣れた丸型フードを探してきて、取り付けて使っています。このフードを使っていると、何かしら写真を撮影しているという気になります。
スタンダード・プライムは現代の標準レンズであり、分散レンズや非球面レンズの雰囲気を持つ代表レンズですから、当然ながら現代的な写りとなります。色のにじみやずれの無い雰囲気や、ハロなどが無くなったくっきりとした描画を愉しむ事ができます。反面癖が無い描写は多少味気なく感じますから、撮影時には何らかの演出が必要になります。
今まではレンズの癖や味わいで仕上がりの雰囲気を愉しんでいた感じですから、この様な優等生レンズを使うと、何かしら面白くは無い感じです。逆光にも結構強いレンズですから、フレアやゴーストで演出という事を考えると、逆に結構難儀したりします。色のりも結構あっさりとしていますから、紅葉撮影もどぎつい色合いになってきたときに持ち出してくるといった按配です。
それでも、街中スナップ撮影を行うにおいては、解像感も文句なしに良いですし画角が変えれない分は自分の足で補って、ベストな立ち位置を探していく事で、割とすんなりと満足できる構図が得られたりします。問題はQ7自体の画素数が1,400万画素と少ない事で、あまり大きな引き伸ばしは出来ませんし、拡大トリミングにも限界があることです。
無理をしないで、構図が取りにくければ諦めて次の被写体を求めるようにしないと、体がいくつあっても足りません。あくまでもお気楽スナップ撮影をする高解像レンズと考えて、のんびり無理をしないで撮影していると、不思議と身の丈にあった構図がやってくるような感じです。肩の力を抜いてのんびり撮影できるレンズと考えると良いかもしれません。
帰ってきてからのディジタル現像でも、不思議と使えるコマが多くて、解像度も高いですから思う存分トリミングが行えます。なかなか晴れ間が楽しめない今年の秋ですが、せっかくの晴天を活かしたい感じで、スタンダード・プライムを選択してよかったと考えています。後はQ7のAF精度が向上すればという感じですが、これは自動合わせ後の再調整で何とかなりますので、あまり気にはしていないといった感じです。
寒くなったけれど、日がさせば日向は結構暖かい。つかの間の晴れ間は積極的に外に出て、太陽の光を浴びて健康的に撮影です。北陸は冬になるとほとんど日の光を浴びる事ができなくなりますので、今のうちに日光浴をかねてどんどん撮影行も悪くないものです。
それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。

PENTAX Q7 Standard Prime 8.5mmF1.9
撮影データ:1/1000sec F2.8 ISO100
今年は寒くなるのが遅かったせいか、桜の葉が今になって紅葉です。散ってしまう前に急いで撮影します。