春になって、色々な花が咲き乱れてくるとあまり使われなくなるのが黒白フィルムで、カラーフィルムやディジタルカメラを主に使い出す事になります。何しろ色が豊富ですから黒白フィルムで表現すると何の花だったかわからなくなるという具合です。それでも色々なシーンを撮影していますので、後から出来上がったデータを見ながら考えているわけです。
もう形も色もある程度わかっているような普遍的な花であれば、黒白フィルムの感度域がばらつく事により、思っていた状況と違った雰囲気に撮影が出来ますので、これもひとつの楽しみと考えて撮影する事が出来ます。ローライのスーパーパン200はパンクロマティックの特性に加えて赤外域まで感度が伸びでいますので、通常とは違った見え方の写真を撮影する事が出来ます。
冬であればさざんかの花が好対象なのですが、春先は桜の花を撮影すると、また違った趣で撮影する事が出来ます。しかし、対象となる花は咲いている期間がありますから、冬のさざんかのように長い期間は咲いていませんので、桜が終わった後は被写体の確保が難しくなります。
それならばと、合っている被写体を探しに行きます。被写体見つけの撮影行は、重たい一眼レフ・カメラよりも、軽いペンの方が気軽に撮影できて、尚且つハーフ・サイズですから多くのコマを撮影できて便利です。色の概念があまり無い被写体は構造物や道などの年間を通じて色の変化が少ないものですが、その気になって探してみると、面白そうな模様や構造の造形部分が見つかって、思わず1枚撮影という事になります。
フィルムは超高解像のスーパーパン200ですから、ハーフ・サイズのペンでも楽に解像感の高い画像を記録することができますし、フィルム自体が高コントラストですから、少し柔らかめのペンの描写と相殺されて、しっかりとトーンのつながった感じで、きりっとした感じに描写します。オリンパスペンとスーパーパン200は好みの取り合わせになりそうです。
道や橋、そして休憩のベンチや木の幹の模様と、色々な部分に目が行って、面白そうな部分を切り取っていきます。何しろ被写体が程よい大きさですから、おおよそ2m~8m位までが良く写るペンの描写と程よくマッチして、撮影したコマはすべて失敗がありません。普段は見過ごしている部分でも、視点を変えれば面白い構造や模様に変化していきます。
ひとしきり撮影して自家現像を行い、そしてスキャニングを行います。結構面白くて使えるコマが多い、新しい発見が多い撮影行となりました。今まであまり黒白フィルムを持ち出していなかった季節でも、視点を変えて撮影する事で新たな発見がありそうです。これでまた、休日の愉しみ方が一つ増えました。
それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。
Olympus-Pen EE-3 D.Zuiko 28mmF3.5
撮影データ:ISO200 Auto Rollei Superpan200
通いなれた歩道橋の途中で降りる階段ですが、造形の積み重なりが面白くて撮影しました。何気ない雰囲気も良く出してくれるフィルムならではの感じです。
もう形も色もある程度わかっているような普遍的な花であれば、黒白フィルムの感度域がばらつく事により、思っていた状況と違った雰囲気に撮影が出来ますので、これもひとつの楽しみと考えて撮影する事が出来ます。ローライのスーパーパン200はパンクロマティックの特性に加えて赤外域まで感度が伸びでいますので、通常とは違った見え方の写真を撮影する事が出来ます。
冬であればさざんかの花が好対象なのですが、春先は桜の花を撮影すると、また違った趣で撮影する事が出来ます。しかし、対象となる花は咲いている期間がありますから、冬のさざんかのように長い期間は咲いていませんので、桜が終わった後は被写体の確保が難しくなります。
それならばと、合っている被写体を探しに行きます。被写体見つけの撮影行は、重たい一眼レフ・カメラよりも、軽いペンの方が気軽に撮影できて、尚且つハーフ・サイズですから多くのコマを撮影できて便利です。色の概念があまり無い被写体は構造物や道などの年間を通じて色の変化が少ないものですが、その気になって探してみると、面白そうな模様や構造の造形部分が見つかって、思わず1枚撮影という事になります。
フィルムは超高解像のスーパーパン200ですから、ハーフ・サイズのペンでも楽に解像感の高い画像を記録することができますし、フィルム自体が高コントラストですから、少し柔らかめのペンの描写と相殺されて、しっかりとトーンのつながった感じで、きりっとした感じに描写します。オリンパスペンとスーパーパン200は好みの取り合わせになりそうです。
道や橋、そして休憩のベンチや木の幹の模様と、色々な部分に目が行って、面白そうな部分を切り取っていきます。何しろ被写体が程よい大きさですから、おおよそ2m~8m位までが良く写るペンの描写と程よくマッチして、撮影したコマはすべて失敗がありません。普段は見過ごしている部分でも、視点を変えれば面白い構造や模様に変化していきます。
ひとしきり撮影して自家現像を行い、そしてスキャニングを行います。結構面白くて使えるコマが多い、新しい発見が多い撮影行となりました。今まであまり黒白フィルムを持ち出していなかった季節でも、視点を変えて撮影する事で新たな発見がありそうです。これでまた、休日の愉しみ方が一つ増えました。
それでは、今月中旬に撮影した写真から掲載します。
Olympus-Pen EE-3 D.Zuiko 28mmF3.5
撮影データ:ISO200 Auto Rollei Superpan200
通いなれた歩道橋の途中で降りる階段ですが、造形の積み重なりが面白くて撮影しました。何気ない雰囲気も良く出してくれるフィルムならではの感じです。