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スプリンターのバイク

2011-07-18 07:20:03 | フレーム調査
ありそうで、なかった(?)チャリ。スプリンター専用マシン。

スペシャライズドから、そんなモデルが出るそうです。こちら


このスペシャのヴェンジ、もちろん1000Wを軽く超える(瞬時1500Wぐらいか?=約2馬力)スプリンターの大馬力を受け止める為、高い剛性を確保しているとありますが、驚くべきは、普通の乗り心地だともあります。

「普通の乗り心地」とはなんなのでしょうか?

普段の選手の出力は、大体300~400Wが多いです。一般の人は200W台でしょうか。
この200W台での乗り心地を犠牲にすることなく、1500Wの加速を実現させる。むろんスプリンターは、この1500Wでの加速に澱みがあろうものなら、使わないでしょう。


このヴェンジに乗るカヴェンディッシュが、第15ステージでも勝利!

今回は逃げの演技力が素晴らしく、粘る粘る。これを捕まえる為に、HTCトレインは、疲労困憊。…となると、アタッカーが色めきだちます。

スピードが落ちた集団から、アタック合戦。ジルベールも飛び出して、逃げを打ちます。
もおう、HTCはへろへろになりながらも、アタッカーを吸収。しかし、集団をイマイチ支配できずに最後の直線に。

HTCトレイン、完全に埋もれてます。
が、ここから、レンショーが、真ん中を切り裂き、先頭でカヴェを発射。でも、いつもと違って、ゴス、ペタッキなんかのマークが厳しいゾ。

でも、カヴェが鋭い加速。なんとか、後続を振り切り、勝利。

この展開だと、このヴェンジが実現している、スプリンターの加速が如何に重要かが、わかります。


あぁ、オイラも、カヴェの加速はなくとも、カヴェの気分だけは味わってみたいなぁ。


今日はここまで。

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2 コメント

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Unknown (タイガー)
2011-07-19 05:48:12
かっこいいですねー!
いつかは自分もハイエンドモデルに乗ってみたいなーって思っています。

剛性ってよく言われますよね?
RCS6に乗り始めてから感じるんですが、硬けりゃいいとか、柔らかいからダメって事じゃなくて、その人の脚力や体力に合った剛性のバイクが一番性能を発揮できるんじゃないですか?

今まで乗っていたバイクと比べると、RCS6は硬く感じましたが、非常に無駄なく進む感じで乗りやすいです。

非現実的ですが、全モデル試乗できれば、もっと乗りやすいバイクが見つかるんでしょうけどね。
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Unknown (Mr.H)
2011-07-21 00:59:00
フレームの剛性って難しいですよね。

何に使うのか?何がしたいのか?何に憧れてるのか?で答えは千差万別かもしれませんね。

クリテばかりやってる人は、結構、「剛性の鬼」みたいなフレームでもいいと思いますよ。
どうせ上らないし、競技時間短いし、同じ所を回ってるだけだし。不快でも、進めばいい!って割り切れるもんかもしれませんね。

ツーリングばっかりの人は、フニャフニャのフレームでもいいのかも。(今どき、フニャフニャなんてないけど)
スプリントしないし、長い時間乗るし。


理想はオールラウンドに使えるフレームだけど、多分ハイエンドモデルと言われるもので、使い切れないし、高価なのだと思う。

でもね。きっとそれでもいいと思うんですよ。
趣味で乗ってるんだし、腹が突き出たオヤジがDOGMA2に乗ってても、アリだと思うんです。
本人もきっと幸せなんですよ。


だから、その人が一番気持ちよく思えるバイクに乗ればいいと思うんですよ。で、その気持ちよさは、脚が感じてもいいし、心が感じてもいいし。

心が幸せを感じるバイク選びは簡単だけど、脚が感じる方は、大変でしょうね。

だから、みんな必死になって、インプレ記事を読んだり、市場会に行ったり、こんなブログ記事を読むのかも。

いや、脚に合うバイクを探す旅ってのも、長い目で見れば、幸せの一つかもしれませんよ。

では
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