Today's agenda

通勤ローディ、たまにホビーレース

ブラジル出張

2013-01-31 23:59:52 | ブラジル
明日から9日間、ブラジルに出張です。
土曜日の朝イチに出て、月曜日の朝イチに帰国し、そのまま出社の予定。土日は飛行機の中で遊べそうです。

帰国まで、このブログは、お休みにさせて下さい。
現地の自転車情報なんかも、レポートしたいとこですが、ネットの環境がよく分からないので。
(うまくいったら、アップします)

本屋に行ってブラジルの本を探しましたが、観光地としてはマイナーらしく、何にも情報のないままの出発となりそうです。

出たとこ勝負のブラジルの旅。どうなることやら。


今日はここまで

ロードバイクインプレッション2013

2013-01-29 23:59:09 | 日記
今年も発売されていました、「ロードバイクインプレッション」。

バイクのフレームなんて、そうそう何本も買える訳じゃありません。あったとしても、一気に比較できるもんでもありませんし。
そんなジレンマが、この試乗の感想文で感覚を共有することで、少しは解消できるかもしれません。

ワタシの注目点は、フレームの素材と太さと重さと価格の関係。剛性価格比でどれが一番お買い得なんでしょうか?(剛性至上主義もどうなんだか…との議論はあるけど)

今は仕事が7-23状態なので、帰って、ローラー回して、寝るだけの生活ですが、来週は移動時間にたっぷり読めるのかも。
楽しみ!

今日はここまで

自転車レスの週末

2013-01-27 22:43:22 | 日記
土曜日、義妹の結婚式。日曜日、仕事と、ノンサイクルな週末でした。
「せめて、チャリ通だぁ」とは思っただけで、あまりの寒さと、積もった雪を見て、萎えました。
まぁ、ローラーがあるさ。


式場でよく見かけるこの車、外車ではない。
光岡自動車が、作っているラセードという車で、日産シルビア(S15)がベース車両。よく見ると、ドアがめっちゃシルビアですよ。


来週は地球の裏側に出張。
来年のワールドカップとか、次のオリンピックとかで、盛り上がっているのでしょうか?
多分、ロードバイクはあまり流行ってないだろうなぁ…なんて考えると、一気に興味がなくなるなぁ。
仕方ないから、仕事でもしてますかね。(←きっとしない)


今日はここまで

INNER CITY BIKE

2013-01-25 23:59:00 | フレーム調査
年が明けたのに、なかなかヒマになりません。今度は、コーヒーの美味しい国に行くことになりそうです。
トランスだの、夏の装備だの、暇つぶしグッツだの、いろいろ大変です。(←仕事の準備をがんばろうよ)


さて、先日買った本、「世界の名自転車」。

基本、アクの強いバイクばかりですが、中でも、一番ぶったまげたのがこのバイク。

INNER CITY BIKE。

えーと、乗れます。乗るとこんな感じらしいです。HPはこちら


変速はないようです。チェーンもありませんね。ある意味、究極です。
でも、これこそ、ALFINEの内装11速を付けたくなりますよね。

ホイールがデカいですね。29インチのようです。
ディスクホイール化して、痛車にしてみたいもんですね。

ハンドルは、セパハン仕様ですね。
無理やりでも、ドロップハンドル化したいところですが、手の真横でホイールが回ってるって…。

フレームが小さいですね。
ひょっとして、究極に軽い自転車なんて、…いっちゃいますか?

ブレーキが前だけ?
東京で乗ると捕まっちゃいますね。(←東京じゃなくてもダメよ)

ボトルケージがありませんね。
喉の渇きは、気合で抑える仕様でしょうか?

サドルバックはどこに付けたらいいのでしょう?
それより、リアのチューブ交換って、クランクごと外すことになるのでしょうか?

ひょっとして、ローラー台で漕げない…?(←ローラーしたいバイクか?)


とにかく、ツッコミどころ満載のバイクです。自転車の固定概念を、根本から覆してくれます。
こんなバイク、見て、色々と妄想するだけで、楽しくなっちゃいますね。

しかし、この「世界の名自転車」の恐ろしいは、このバイクだけじゃなく…。


今日はここまで



カーボンフレームについて(雑記)

2013-01-24 01:01:31 | フレーム調査
妻帯者にとって、とても重要な日=妻の誕生日。こんな日に早く帰ることが、今後の自転車ライフにも、大きく影響してきます。



樹脂の文献を見てたら、とある所で、こんな表を見つけました。

東レ社の商品「トレカ」(カーボン繊維)のラインナップですね。

不思議なのは、T1000は載っているのに、M70が載っていないこと。
カタログには載っていませんが、同じ時期に開発され、発表(自慢)されているのに不思議です。(まだ量産体制が整っていないから?)(東レの自慢はこちら


表で面白いのが、ピナレロドグマで使われているM60、M65とかは、弾性率を上げると引っ張り強度が落ちること。
DOGMA2では、正にM60→M65にモデルチェンジしましたが、引っ張り強度を同じにするには、肉厚を上げるしかありません。ひょっとして、DOGMA2 65.1は重量が増えているのかもしれません…。


気になるのは、キャノンデールのスーパーシックスEVOですが、HPを見る限り、高弾性(HM)、超高弾性繊維(UHM)を使っているようですね。「バリスティックカーボン」とか名前がついていますが、デュポンの「バリスティックナイロン(軍用)」となんか関係があるのでしょうか?アメリカ連合で、素材を開発したんでしょうか?

キャノンデールのHPにはイメージ図がありますが、これが本物なら、斜めを2枚クロスさせて(耐捻り)、その後でストレート(耐引張り)にしていますね。
これは、只のチューブですが、BB付近はどんな積層にしているのでしょう?気になります。



もっと気になるのが、TIME。
HPを見ると、フランス人らしく、御託を沢山書いてあります…が、読みきれません。こちら写真を見ると、独特の積層をしてるっぽいので、ちゃんと読んで、スゴイことが書いてあったら、紹介します。



うーん、フレームも楽しくなってきたゾ。
ところで毎年発売されている、「ロードバイク、インプレッション」とかって、今年は出ないのかしら?


今日はここまで

TNI、セラミックプーリー

2013-01-23 23:57:54 | その他部品調査
TNI。チャレンジャーな製品ばかり展開する会社です。

そんなTNIから、セラミックプーリーが新発売となりました。こちら

なんでも、セラミックボールだけじゃなく、レースまでセラミックにしたとか。

…いらん。

理由は簡単。こんな所に高荷重が掛からないから。
個人的には、軽くしたいだけなら、樹脂ベアリングでもいいんじゃないかとすら、思ってしまいます。

高精度なベアリングが欲しいなら、鉄製の方が上。
説明文には、「熱膨張しにくく、寸法安定性に優れる」なんて書かれているけど、灼熱の砂漠(50℃以上)や、-30℃の極寒で自転車に乗りたいなら、少しは意味があるかも…やっぱり、ないな。


巷では、「セラミックベアリング=高性能」と勘違いされていますが、それは、BBベアリングなど、接触面圧が議論される高荷重下での話。
適材適所なんて言葉がありますが、プーリーは「回転が良いこと」だけが命なので、精度の出し辛いセラミック(ましてやレースにまで)は、お金のムダです。

ただ、それでも捨てがたいのは、カッコイイから。
レッドアルマイトのカバーと、カーボン樹脂柄が出たプーリーがCOOLです。


TNIの製品も、今回ばかりは「ハズレ」と切り捨てるつもりだったけど、…DOGMAに似合うよな絶対。

誰か、この製品の性能面での良さを教えてくださいな。


今日はここまで


素材が決めるフレーム設計 T1000とM60、使い方の違い

2013-01-22 23:59:01 | フレーム調査
今や自転車のフレームはカーボン一色である。たまに、素材の安さからエントリーモデルとして、アルミフレームもあるけど、上位モデルは皆、カーボンフレーム。
カーボンフレームのメリットはなんと言っても、軽いこと。軽い鉄フレームと比べても、ざっと半分ぐらいの重さかしら。


何故、カーボンフレームは軽いのか?

「鉄から樹脂(CFRP)に変わったんだから、軽くて当たり前でしょ?」
「比強度(重量あたりの強度)が10倍以上だから、軽く設計できるでしょ?」

一般的にはこう言われるけど、なんか、どっちも腑に落ちない。ちょっと、カーボン、いや炭素繊維強化樹脂として、考えてみました。



まず、一般論としてのCFRPの比重は鉄の1/4、比強度は10倍以上、比弾性率は7倍以上。
これは、「CFRPって、1/4の軽さで10倍以上の強度」ではなく、比強度は「同じ重量にした場合の話」。つまり、重さを1/4にしたら、強度は10/4=2.5倍にしかならない。

逆に、鉄と同じ強度を出すだけなら、1/10の重さにできる。あれ?今のカーボンフレームって、1/2ぐらいにしかなってないじゃん⁈
「いやいや、乗り味が大事。比弾性率で考えようよ」で考えても、1/7の重量にできるハズ。


「なんで?ひょっとして、カーボンフレームって、駄肉だらけなの?」と思うのはまだ早い。カーボンにはカーボンの事情があるんです。

実は、カーボンの糸レベルの話になると、この強度(引っ張り強度)と弾性率は両立できない。
だから、今のカーボンのグレードは、引っ張り強度に特化したグレードと、弾性率に特化したグレードと、バランスの良い(だけど、どっちもそこそこ)に分けられる。

こちらがそのカーボンの種類。↓

横軸が弾性率で、縦軸が引っ張り強度。
弾性率を上げると、引っ張り強度が下がり(UHM)、引っ張り強度を上げると、弾性率が下がる(IM)。


ここで、巷のフレーム屋の設計思想が分かれる。高強度カーボンか、高弾性カーボンか。


高強度カーボンを選んで設計する場合、素材が引っ張りには強いけど、フニャフニャ(中弾性。IM)なので、フレームの断面形状で剛性を得ようとする。
結果、太い断面のフレーム。つまり、リドリーノアやスペシャのヴェンジみたいな、マッチョな、だけど軽いフレームが完成するでしょう。
乗り味は、あまりパリッとはしてないけど、フレーム全体で剛性を出している感じ…とでも書かれるのでしょうか?

一方、高弾性カーボンを選んでフレームを設計する場合、断面形状はそんなに太くなくてもよい。
但し、引っ張りに対する強度確保は、肉厚で対応するしかない。つまり、高強度カーボンと比べると、ある程度重たいフレームになります。ピナレロドグマは高弾性カーボン(UHM)を使っていますが、トップモデルにも関わらず、あまり軽くはありませんよね。
乗り味は、パリッと乾いた感じで、硬いフレームとの印象になるのでないでしょうか?


「じゃあ、高強度と高弾性カーボンを、適材適所に使えば、軽いし強いフレームになるよね?」ってなるかと言うと、定性的にはそうだけど、現実はそんなに美しくない。

カーボン(CFRP)は強い異方性がある。つまり、繊維方向の縦には強いけど、繊維を横方向に割く力には弱いのが、高性能なカーボンの基本特性である。

例えば、BB周りでは、クランクを踏むだけで、「曲げ」と「捻じり」と「引っ張り」が同時に掛かる。
異方性があるので、それぞれの方向(縦、横、斜め)に、カーボンを数枚積層するしかない。
これを最適設計した例が、キャノンデールのスーパーシックスEVOで、今ある素材で軽さに主眼を置くなら、一つの解だとは思う。(だけど、何かに特化してる訳ではない)
一方、鉄には異方性は(殆ど)ないので、鉄板一枚で、縦横斜めに対応させる設計もできる。

だから、カーボンフレームの重さは、1/10、1/7とかにはならない、できない。思ったよりも、重たいフレームになっている。


しかし、「じゃあ、これから発売されるカーボンフレームって、ずっと、あんなもんなの?」との問いには、否である。

カーボン、いや炭素繊維強化樹脂は、欠陥の塊である(内部欠陥、表面欠陥)。まだ、理論値の5%以下しか引っ張り強度を出せていない。(弾性率は、65%を超えている)
繊維屋さんは、この改善に取り組んでおり、強度、弾性率とも改善されれば、より軽く、より強いカーボンフレームが完成します。
現に、ピナレロドグマは65ton(弾性率)のカーボンを使っていますが、既に90年代に、70tonのカーボンは開発されているので、使われるのは時間の問題でしょう。(DOGMA70.1かな?)

また、フレーム屋も今のカーボンを使う技術が、まだまだ下手くそだと、個人的には思っています。
なんてったって、鉄フレームの時代から、その形状、構造を変えていない。
例えば、BB回りなんて、「機能を一点に集約して、異方性のない鉄で合理的に強度を出す」なんて、あれは鉄ありきの構造ですよ。カーボンなら、機能を分散し、それぞれの方向にしか力が掛からない構造に変更すべきかと。(UCI規定との戦いもありますが)


ともかく、たかが50~60年の歴史のカーボン素材は進化しまくってます。これからも、5年単位でドラスティックな改善が起こると思います。

どんな素材が出るか、そのフレーム形状はどうなるのか?今から楽しみですよね。


今日はここまで



博物館

2013-01-20 23:59:06 | 日記
今日は、子供達と、トヨタ博物館へGO。
自動車の歴史って、今の目で見ると、別の側面が見えてくるから不思議です。同じ車ですが、博物館は、きっと毎年行っても、飽きないでしょうね。

今回のツボは「エンブレム」。

プジョーの初期のエンブレムって、リアルライオンだったってのは有名ですね。

エンブレムも、勇ましい動物や勇者がモデルになっているものが多いもんですが、中にはこんなカワイイのも。

ウサギ?なぜウサギ?美味しそうだから??

変り種だと、こんなのも。

ダチョウ倶楽部?(ってか、ダチョウ倶楽部が真似した?)
ERAって、MINI(オリジナル)のターボモデルで有名ですが、こんなにファニーだったんですね。


自転車とバイクの中間みたいなのもありました。

正に、「原動機付き」自転車。リム駆動ですよ。電動アシスト自転車も、その思想は、ここまで戻ってから考えないといけないのかも。

帰りに、有名な「高原書店」でお買い物。「世界の名自転車」なる本があったので、即買いしました!

ちょっとデザイン寄りの本ですが、マッチョからカルトな自転車まで、沢山。
中でも、日本ではあまり知られていませんが、ボードマンのバイクにはそそられましたね。日本に輸入されていませんが、一度見てみたいもんです。

この話は、長くなりそうなので、また後で。


今日はここまで

素材が決めるフレーム設計(予告)

2013-01-17 23:59:01 | フレーム調査
寒いから、ローラー。10km。実走が一番なんて、誰が言った?

今年も、ドグマのチームカラーが発表されました。スカイとモビスター。



マシンは、もちろんドクマ65.1。東レのトレカの高弾性グレードです。
この「トレカ60.1」、他社(リドレーとか)でよく使われる、「トレカT800」とかと何が違うのでしょうか?どっちが優秀な素材なんでしょうか?

全然違いますね。
この二つの材料を主とするフレームは、同じ形に設計されるべきではないと思いますが…。

デブデブのリドレーノアですが、あれはエアロダイナミクスを追求した結果なんかじゃ、ありませんよ。(多分)
ドグマが軽くならないのは、ピナレロが安全マージンをとっているからでは、ありませんよ。(推定)

この話は、後日じっくりとしたいと思います。
乞うご期待⁉


今日はここまで

海賊

2013-01-14 23:59:23 | フレーム調査
マルコ・パンターニの意思を継ぐ、パンターニのバイク。
まだラインナップは多くないが、その名前が面白い。

トップモデル:ネモ(小説での海賊の名前らしい)

セカンドモデル:コルセア(訳:海賊)

流石、「ピラータ(海賊)」パンターニのバイクですね。海賊ばっかりやん。
次は「パイレーツ」とか「バッカニア」とか「バイキング」でしょうか。個人的には「ゴーカイジャー(海賊戦隊)」とかにして欲しいもんです。(←結局、これが言いたかっただけ)

パンターニのバイクに乗って、ネルカトーネ・ウノのジャージを着て、峠の上りを攻める。一度ぐらいやってみたいもんです。
上りが得意なバイクらしいけど、何がどういいのやら?

踏めば進むぐらいしか分からないオイラには、チッポリーニのバイクの方がいいのかなぁ?


今日はここまで