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通勤ローディ、たまにホビーレース

イタリアごはん

2013-09-23 01:36:57 | 日記
イタリアはごはんの美味しい国で有名です。


ここトリノでの代表的な料理は、魚介類、パスタ、肉類ですかね。

これは、魚介類の前菜です。
メインディッシュではなく、このサイズで前菜扱いです。日本人には多過ぎる事は分かっていたので、同僚とシェアしました。
味は、素材の味が活かされたサッパリとした味付けで、ちょっぴり海の香りがしますかね。
実は、私はちょっと苦手でした。



コレはショートパスタですね。
トマトソースで食べる前に粉チーズを擦ってもらいます。定番の味&食べ方です。
これは、伊勢エビの上にパスタが載る、豪華バージョンを頂きました。

お店はこんな感じです。






コレはメインディッシュで出てくるステーキです。グローブサイズとデカイです。
EUでのお肉は、脂身があまりなく、骨付き赤身肉が、お好みのようです。
味付けは、香草の香りと程よい塩味で、大変おいしゅうございました。


因みに、イタリアは大変、食事にこだわる国です。
何処でも、テーブルクロスは当たり前で、オーダーも、コース形式がデフォルトです。
一皿食べたら、次の皿が出てくるのが当たり前で、安いワインですら、必ず試飲が入ります。
子供を連れて行くのは、暗黙の了解でNGなので(そんな店では)、安心して、大人の食事を楽しめます。


イタリアごはんのデザートと言ったらジェラート。

こんな素敵なお店のジェラートが、たったの2€。
英語は通じませんでしたが、片言のイタリア語で、なんとか買えました。



今日は正統派のイタリアごはんの紹介でした。(つまらん…か)

明日は、「それ以外」のごはんを紹介します。


今日はここまで

カルトな車達@トリノ自動車博物館

2013-09-20 00:17:45 | 日記
次は、トリノの自動車博物館です。

トリノ中心部から地下鉄(メトロ)に乗り、あの荒川静香が金メダルを取った競技場のすぐそばにあります。

御多分に漏れず、この博物館でも、沢山のオタッキー、カルトな車が展示していました。

そんな「変な」車の一部紹介します。

1.初級編

まずは、初代FIAT500。
愛称が「チンクエチェント」になる前の「トッポリーノ」と呼ばれていた車両です。
ローマの休日でも出てきましたね。


次も、初代ムルティプラ。
あの「変顔」の2代目になる前です。
ミニバンという言葉が出てくる前の時代の、元祖的な車両です。


こちらは、ご存知、ポルシェ911…ですが、「スタジオトリノ」とのバッチが付きます。
オリジナルの911と比べると、野暮ったさが消えて、やや知的な雰囲気になってますかね。




2.中級編

ややカルトな車、NSU Ro80です。
元祖「ツインロータリーエンジンを積んだスポーツセダン」です。
センセーショナルなデビューでしたが、その後NSUは、トラブル続きで経営が悪化し、ヤバイ会社が4社集まったAUDIの一部となり、今や、自動車界のトレンドセッターとなっていますね。


次は、イソ リヴォルタ。
イセッタ(オリジナル)なんかを考える、変態メーカ、イソの高級サルーン。
ジウジアーロデザインで、ベルトーネデザインのランボ ミウラと、市場を争っていたようです。
共に有名デザイナーの作でありながら、たかたや名車扱い、かたやカルト車扱いと、明暗を分けたのは、面白いもんですね。


次は、アウトビアンキのビアンキーナとプリムラ。
あの自転車の老舗ビアンキは、一時期、車も作っていました。
ビアンキーナは処女作で、このプリムラは、チェレステカラーですね。
エンブレムを見れば、同じビアンキだと分かりますね。




3. 上級編

完全に自己満足のカルトの世界ですが、ご紹介します。

まずは、ピニンファリーナのΣ。
オープンホイールのレースカーのタイヤ同士の接触が危険だから…とのコンセプトで1969年に発表されたショーカーです。
当時はまだ、F1でもやっとウイングが付き始めたばかりで、そんな中でも、なんだか空力の事も考えてるっぽいカウルには、流石はピニンファリーナだと思いますね。


次は、アルファロメオのF1マシン、179です。(ジャコメリ車)
戦前戦後のアルファロメオのF1マシンは、華々しい戦績と共に有名ですが、そんなアルファロメオが、F1に復帰を果たしたマシンとなります。
ただ、このマシン、信頼性が相当低かったらしく、復帰するも、散々な結果に終わったようです。



最後は、フェラーリ モンディアルに搭載されたF119エンジンです。(1989年)
カルトなのは、このエンジンは、プロトタイプで、なんと3次元カム(?)が付いています。
説明がイタリア語だけなので、詳しい事は分かりませんが、実は、フェラーリって、こんなチャレンジが今でも大好きな会社なんですよね。
世には出てないエンジンが博物館に飾られるなんて、珍しいですね。





4.番外編

コレ…なんなんでしょ?
バイクの部品が多いようですが、タンクは、今でもあるカルトなメーカーMoto Marini。
頭は、何のヘッドかは、分からないです。考えすぎると、煙を吹きそうです…。




5.名車編
つまんないので、写真だけの紹介。
説明?要らないでしょ?








と、まぁ、見所満載の自動車博物館。3時間程かけて、じっくり見れました。


全体的なテーマを付けるならば、「イタリア、バンザイ」でしょうか?

イタリアの自動車が世界一だったのも、もう半世紀前の話。
その後、アメリカ、ドイツ、イギリス、日本に台頭され、今のイタリアは全くの不況。
今やノスタルジーに浸るしかないのかと、ちょっぴり寂しい雰囲気が見え隠れする、展示でした。


思うに、イタリアが衰退したのは、イタリア人が勤労ではないからではなく、単に、時代がイタリアに合わなくなったからではないかと。

物に溢れる便利な社会が、あたかも正義かのように教育され、合理的な社会システム、生産体制、サービスが、利益主導の下で追求するのが、当たり前だと思ってしまうと、イタリア車のような、デザインや、官能に妥協しない、何処か遊び心を感じさせる車なんて、今の人達の心の中には、所在がなくなってしまうのでないでしょうか?

日本も、そろそろ商業至上主義を止めて、物やお金ではない、人間味溢れる社会に、衰退して欲しいもんです。

お金なんかなくても、家族や友人との楽しい食事と、遊べる車と、楽しい自転車が一台あれば、私は十分に幸せです。

まぁ、商売を取りにイタリアまで出張した人が、んなこと言っても、説得力は全くありませんが…。


今日はここまで


トリノのレンタルバイク、TOBIKE

2013-09-17 08:00:19 | その他部品調査
長かったトリノ出張から帰国しました。

自転車以外にも、ネタは沢山あるので、順次紹介していきます。

まずは、自転車から。

トリノでは、シェアバイクの「TOBIKE」というシステムがあり、街の至る所で、自転車を借りることができます。
自転車は、ママチャリですが、一応、シマノの外装式の7段変速と、カンチブレーキが付いていますね。


レンタルと書かないのは、登録が年単位でしか出来ないからです。
しかも、年間費払いで、30€もします。

まぁ、イタリアで、一日単位のレンタル自転車なんかしたら、絶対に帰ってこないので(カリパチ)、身分をしっかり証明できるもので、登録性にしないと、システムが成立しないのでしょうね。

ただ、これって、誰が借りるんでしょ?
トラベラーだと、1回きりの使用でも30€払う事になるし、街で自転車を頻発に使う人なら、自転車ぐらい買うでしょ?

見た感じ、あんまり流行ってなさそうだし、なんとも、中途半端なシステムです。(でも、他にいい方法も思いつかないし…)


次は、トリノのスポーツ用品店、まぁ、スポーツオーソリティみたいなお店に行ってみました。

トリノ近郊でも、チャリ通してる人や、休日には集団で、山の方に向かう人達をよく見かけました。
ただ、日本では、何かしらの有名ブランドの自転車が多いのに対し(まぁ、日本では、そんな自転車しか手に入らないし)、よくわからんブランドの自転車も多いこと。
小さな工房の自転車やプライベートブランドの自転車なんて、知らないしね。

この店でも、そんなプライベートブランドらしき自転車を扱ってました。


「B.TWIN」なんて聞いたこともありませんが、多分、この店のプライベートブランドだと思います。
パッと見は、なかなか良くできています。コンポはティアグラでした。(カンパじゃないんだ…)

驚いたのは、ホイールが吊るしで売ってること。
これだと、専門店に行かなくても、気楽にホイールが買えますね。



とりあえず、自転車ネタはこれだけ。

次回からは、自動車、食べ物などを紹介していきます。
どれも、頭に「変な」が付きますが…。


今日はここまで