Today's agenda

通勤ローディ、たまにホビーレース

2012年、一年のお礼

2012-12-31 16:54:42 | 日記
大晦日。今年も今日が最終日です。

今年も一年、このブログを見て頂き、ありがとうございました。
私が自転車好きを続けられるのも、見て頂いている方と繋がっているとの想いが、私のモチベーションになっているのだと思っています。
特に、3月の入院の際には、沢山の方にお世話になりました。ありがとうございました。


自動車部品の先行開発との仕事柄もあって、新しいモノ、未知のモノには興味深々なアラフォーですが、来年も更にディープに、自転車部品のから騒ぎをしたいと思っています。
メディアが只の広告になり下がっている昨今、今まで通り、イケてると思ったモノには、いいね!を、ダメなモノには、ボロク…それなりに書くつもりです。
もちろん、これは、世の中には良い製品だけが出回って欲しいとの、一エンジニアからのエールの意味で、です。

また、物欲あっての真贋見極め、と物欲を正当化する訳でなく、走ってナンボの人が欲しがるモノこそ、ロードバイクの部品、グッズのあるべき姿だとの想いで、来年も出来るだけ沢山、走り続けたいと思っています。


ロードバイク乗りとしても、エンジニアとしても、まだまだ半端な存在ですが、これからも、このブログを通して、ご助言、ご鞭撻頂ければ、幸いです。(コメントを頂いた方はもちろん、見て頂ける方全てに感謝しています)

来年も走ります。多分、勝てません。でも、勝ちたい気持ちは、去年から来年も変わる訳がありません。

こんな、矛盾が多く、支離滅裂なブログですが、この場をもって、今年の感謝と来年への抱負とさせて下さい。


今年はここまで


2012年12月31日 Mr.H

BB選び

2012-12-30 21:24:23 | その他部品調査
実家に帰って、のびのびしています。年末ですね。

本屋に出かけるとこんな本が。

この本、多くの部分が、あのごちゃごちゃ規格(?)のBBが占めています。

そんな規格が乱立しているBBですが、この先どうなるのでしょう?考えてみました。

ポイントは、耐荷重、フリクショントルク、重量。


まず、耐荷重。

ベアリングの寿命計算をする場合、ベアリング径が多きほうが、耐荷重が大きくなります。
ここで、ベアリング自体の重量を考えると、ベアリングを小さくしたい所です。
カタログには耐荷重も書かれていますが、実際には、その環境で大きく耐荷重が変わります。
クランクの場合、速度が極端に遅く、また、速度変動も大きく、その割りに荷重は高いので、チェーンと同じく、環境は厳しいもんです。

ここに、各メーカーの思想の違いが出てきます。
耐久性だけを考える所、攻めまくる所、ベアリングの使用環境を変えて(幅を増やすとか)でなんとか成立させようとする所。いろいろです。
結果、同じクランクのハズなのに、色んな種類のベアリングが使われるハメになります。


次に、フリクショントルク。
ベアリングは小さい方がフリクションは小さい…ってのは、机上だけの話。
実際には、「潤滑が良好な間は…」との但し書きが付きます。

ベアリングの潤滑環境って、簡単に変わるんですよ。シャフトの傾きとか、フレームの撓みとか。
だから、色んな規格が生まれる。


オススメは、フレームメーカー独自の規格。キャノンデールのホログラムとか、LOOKの付属クランクの規格とか。

言いたいのは、決してクランク単品だけで考えないこと。
ベアリングやフレーム、更には、自分の脚力まで含めて、「クランクシステム」として、成立させるのが目標になるのでしょう。

チェーンやギア、デュレイラーの組合せには、あれだけ皆必死に気にしてるのに、なんで、クランクとなると、適当になっちゃうんでしょう?なんで、いきなり、「セラミックベアリング導入だぁ~」とか、思い切れるのでしょう?


ハンドル同様に、人間が操作する部品ですから、もっとシビアに考えてもいいと思うんですけどね。


やっぱ、冬は食欲と物欲に限りますね。



今日はここまで

三ヶ根山での迷走練

2012-12-28 22:20:00 | 練習
めちゃくちゃ忙しかった12月の仕事も終わり、今日は忘年会練の日。F吉、T田君のトリオで朝練に行ってきました。
10時までに帰らなくてはならなかったので、行き先は三ヶ根山にしました。


しかし、12月はやっぱり寒いです。
外気温は1℃。装備は、ジャケット2枚重ね、靴下2枚、グローブ2重の重装備で出かけました。


これだけ寒くてモコモコ着てると、体が動くまでが大変ですね。上りにたどり着くまでは、気乗りしない感じで流しているだけ。
「やっぱり、ローラーが良かったなぁ…」なんて思いながら、上り口へ。


最初の上り口で、F吉君が前に出させます。彼の大好きな、「後から追い付いちゃうゾ」ゲームですね。
当然乗ります。上りで加速して、逃げれる所まで逃げよう…と思っていたら、この上りキツイです。常時12%ぐらいの勾配でえっちらおっちら。

逃げるよりも、上りをこなすので精一杯。あっという間にF吉君に追い付かれ、並走されて、ペースすら落とさせてもらえません。
こんな感じで、2~3の地獄の上りをクリアー。
「トンネル前はスプリントポイントだよっ」って言葉に多少色めきますが、キツイ上りの先のトンネル…。どこでスプリントするねんっ!


こんな感じで、「上りはもう十分。帰りは平地で帰りましょう」と提案した所、F吉君が、「ちょっと上ってるけど、こっちが近道ですよ!」と誘う。
「まぁ、10時までに帰るなら仕方ないか…」と渋々承諾するも、やっぱりキツイ上り。そして、あらら、三ヶ根スカイラインの頂上に辿りつきました。



「この山を越えたら、家路は近い」と思うも、なんだか道が良く分からないらしい。「進めば家に近づきますよ!」とのF吉君の言葉が、今日の命取りだった…。

下っていくと、なんだか方向がおかしい。内陸の方に行くはずが、海が見えてくる。
気が付いたら、海岸の町、幡豆町に出てしまいました。真逆の方向やん…。

帰る為には、また山越えか、遠回りか…。もう、F吉君には任せられない。遠回りを選択。
やや起伏のある平地を延々遠回りして、家に帰りましたとさ。


しかし、やっぱりこれだけ乗っても、「冬はローラーに限る!」との思いは変わらず。お外もいいけど、やっぱり、寒すぎるもん。

ただ弱点は、ローラー台と同じ負荷の勾配は得意だけど、急勾配なんかは到底対応できず、ダンシングもヘタになること。
パワーアップはローラーでやって、テクニックは実走行で磨くのがいいのかもしれません。


ともかく、これで、今年の走り納め。さて、来年の走り初めはいつになるのやら。


今日はここまで



ローラー練のちプラモ

2012-12-25 23:59:16 | 練習
クリスマス。

今日だけは早めに帰宅。家族団欒を楽しみます。
メニューはもちろん、クリスマスのツートップ、チキンとケーキです。(画像は遊んでみました)


良い子には、サンタさんから、プレゼントが届きます。
オイラも良い子だったので…

ではなく、

欲しかった、レッドブルF1(2010)です。
学生時代は、プラモデルコンテストの入賞常連だった…ってのは遠い昔の思い出ですけどね。
20年経った今、昔の腕は、まだ健在なのでしょうか?

しかし、こんな時間の掛かるものを手に入れるなんて、もう、ローラー練をサボる気満々です。
いや、ローラーをやった後にプラモでしょうか?
しかし、フルチンで、汗だくでハァハァ言いながらプラモを作る姿は、やっぱり人には見せられませんね。


今日はここまで



栗村監督の本

2012-12-23 23:59:18 | 日記
ローラー台。ヤル気なく、5 kmで終了。
この季節、モチベーションが上がらないのを嘆くのではなく、色々と浮気をすることで、自転車愛を再確認するようにしています。

そんな昨今、読んでいるのは、こんな本。

ガチですね。

でも楽しみたいのは、自分がガチなトレーニングをするのかではなく、今は、「プロ(ブリッツェン)の選手が、如何にして強くなるのか?」への興味です。

栗村監督の視点が面白いのは、「選手も只の人」だという事。選手もサイボーグではなく、真面目が取り柄もいれば、怠惰で気まぐれな人もいる事を前提としていること。

前に読んだ本は、「強くなる為には、このプロセスで…」と、まぁ、お固い内容でしたが、栗村監督には、読み手までも飽きさせない文才が感じられます。(文が上手いとの意味ではなく)

解説ではつまんないダジャレもどきの迷言を連発し、視聴者を落車に導く、危険な存在ですが、この本なら、安心して眠りにつけそうです。


今日はここまで

毛ガニ、食べたい・・・

2012-12-22 23:59:10 | 日記
最近忘年会の話題が多くなり、すっかり自転車ブログとしての存在が薄くなる今、この絵を見ると、

やっぱり、「毛ガニ」にしか見えません。ケスデパーニュを懐かしむより、「毛ガニ食べ放題」がしたいなぁ。


今日はやっぱり仕事。クリスマス前ですが、開発品のファーストトライの日。寒い試作工場で一日立ちっぱなしで終了。

ちなみに、手前が事務屋の建物で真っ暗(誰も来てない)。奥が技術屋の建物で、まだまだ絶好調。うーん、職業としてのエンジニアって、失敗だったかも。


もうすぐクリスマス。我が家のサンタさんも、毎年大変です。



今日はここまで

FITさんの忘年会

2012-12-18 23:59:14 | 日記
つまらん会議@会社。抜けたいけど、まさか忘年会で帰るとは言えない。

そんな時、イタリアからのTELが。「ボンジョルノ、Mr.H! Regarding next meeting with...」「Stop stop, Checa. It is so sirias. So, we need to to disscuss in depply...」と会議室を抜け出す。
このまま、早々にTELを切り上げ、退社。確信犯ですが、なにか?

でも神様はそんなに甘くない。電車が30分遅れで、やっぱり、遅れて忘年会に合流。


今日は、「じてんしゃやFIT」さんの忘年会。遅れての登場も、何故か、知った顔ばかりに感じる。
会話は、「自転車愛好家」の域を超えている。ヲタってよりは、もう突き抜けている人ばかり。「なんだ、オイラは真っ当な人なんだ」とちょっと安心。(←否定はさせない)


中でも、「ナカ先生」の話は別格。
「秋葉山(10%超が続く山)をママチャリのクロックスで上った」「ママチャリのスプリントで50km/hを軽く超える」とか、もはや都市伝説の域。
これで、まっとうな「先生」なのだから、世も末です。


こんな会話と共に、お酒も進む進む。次第に楽車する人が。
やはり、「体脂肪率=耐アルコール能力」なのでしょうか? Fit店長が脱落。更に、S田さんも撃沈。
このポスターも迫力に負けたのでしょうかね?


ここでも、化け物なのはO田さん。終電で帰るのに、「今日のカロリーを消化する為に明日も4時半からローラーしようかな?」って、すみません、もう勘弁してください。


こうして見ると、やっぱり強い人ってのは、それなりに努力はしている…よりは、どこかおかしい人が多いですね。
「合理的」「常識的」「論理的」「一般論」って言葉を、多分知らないのだと思います。


季節はクリスマス前。あと2週間もすれば、新年。なのに、サンタの話題も。新年の話題もしない飲み会。
これなら、忘年会でなくても、いつでも第2回ができますね。私は、隔週でもOKですよ。(←もはや、自転車乗りでもなんでもない)


今日はここまで

誕生日のワイン

2012-12-17 23:59:06 | 日記
腰のリハビリでローラー3kmだけ。まだ、ちょっとイタイかも。

今日は娘の誕生日。
ですが、この日の為にとっておいた娘と同い年のワインが大当たり。
熟成が上手くいったお陰か、3月にトリノで飲んだバローロよりも、美味しかったですね。
なので、飲み過ぎました…。



明日はFITさんの忘年会。
初めての、「自転車トークをしても嫌がられない飲み会」なので、楽しみ。
いや、気合いを入れないと、飲んべえの大集団に飲み込まれるかも。


今日はここまで


内装式電動11速Alfineで、ラルプデュエズ??

2012-12-15 23:59:36 | シマノ製品調査
腰痛でPCの前に座るのがツライので、しばらくお休みしてました。見に来てくれた方、すみません。もう大丈夫です。


今、夢中になっているのが、シマノの新型「Alfine電動11速」。内装式11速が、ついに電動化されました。
正直、「内装式11段」でも「??」なのに、「電動内装式11段」にまで進化すると「???」です。

重さは、1.6kg。ヘビー級ですが、この断面図をみると、まぁ、納得です。

ATをミニチュア化したようなもんですね。いや、11速もあるから、こっちの方が、進歩しているのかも。

ただ、やっぱり、重さ1.6kgが気に入らない。このギア全部、樹脂化して軽量化できないもんでしょうか?

これまで書いてきたように、昨今の樹脂の進化は凄まじいものがあります。樹脂屋にして、「あと5年待ってくれたら、もっとスゴイ樹脂が出来る」と言い切ります。
自動車の世界では、ギアが樹脂化される例が多々あります。エンジン内では、トヨタARエンジンのバランサーギアがいい例です。こちら

…ほらね。できるような気がしてくるでしょ?

ただ、課題はやっぱりコスト。この樹脂の値段を聞きましたが、鉄の200倍以上のコスト。スーパーエンプラともなると、これが相場です。
最近は、スーパーエンプラを超える樹脂も開発されており、そうなると、名前は「ウルトラエンプラ」?、更に進化すると「エクストリームエンプラ」?、その先は「アルティメットエンプラ」とかでしょうか?
ともかく、構造強度の問題は、ある程度素材が解決してくれます。きっとコストも、「数量効果」で安くなると信じましょう。

樹脂化するだけで、重さの問題は解決します。
この手のエンプラの比重は、鉄の1/5程度。全部が樹脂に出来るわけではないとして、それでも、半分以下の重量にはできるハズです。ざっと、1/3にはなるでしょう。
そうすると、1.6kg → 530g程度。今度の電動デュラエース(9070)の、リアデュレイラー+カセットスプロケット+リアハブ=217+116+258=591g!
なんと、外装式より内装式の方が、軽くなるじゃないですか!!(←その頃には、外装式ももっと軽くなってるよ…とのツッコミは、あえて無視!)


よく、ロードレースでは、落車、接触などでのメカトラで、チェーンが外れることも多いもんですが、内装式にすれば、そんな問題も解決!(←UCI規定も無視!)
メカニックも、面倒なデュレイラーの調整から解放されます。

ただ、そのスタイルは、どう見ても「ピストバイク」そのもの。
ラルプデュエズの坂を、苦ともせず上っていくピストバイク…。でも、クランクはシャカシャカと高ケイデンス…。なんか、ちょっと気持ち悪い光景かもしれません。


馬車が車に変わったように、技術の進化は、歴史を進化させるものです。
今のロードバイクも、進化した次の姿でのレースを見てみたいもんです。


今日はここまで




実業団の戦績

2012-12-12 23:59:14 | 日記
腰痛により、強制的にオフシーズンに。
同時に、忘年会シーズンインです。
自転車ネタも、オフになるやもしれません。

なので、年末歓迎会。人の移動が多いシーズンですし。


これ、最近流行ってますが、なんていう名前なんでしょう?(ビールによく合う)

飲み会では、当然、自転車トーク。

今度きた人は、ウチの会社の実業団チームの代表のお友達。
先日の長良川クリテにも、出てましたが、相変わらず、戦績がパッとしない。
仕事よりも、自転車に夢中になる姿は、私と相通ずる所がありますが、実業団との看板を背負うなら、もう少し、結果を求めたい所。

「よく、言っときます」と言ってくれたが、これで、エリート上位入賞になれるんだか?

関連会社のアイサンレーシングは、あんだけ頑張ってるんだから、親方としては、メンツを立てておかないとね。


今日はここまで