Today's agenda

通勤ローディ、たまにホビーレース

釣りキチ三平とイタリア人

2013-02-28 23:59:32 | イタリア
イタリア在住が長い日本人A氏との会話。

A氏:日本って、今、何が流行ってるの?

私:ワンピースとか、キャリーぱみゅぱみゅとか。

A氏:…知らん。

私:じゃあ、イタリアで流行っているアニメって、なんですか?

A氏:一番有名なのは、「釣りキチ三平」かなぁ?


久々に聞きましたよ、釣りキチ三平。イタリアでは国民的アニメになってるそうな。
アラフォー世代には、ツボなアニメの一つでしょう。

今年からNIPPOデローサに移籍した福島晋一選手ですが、チームメイトのイタリア人と、釣りキチ三平の話題で盛り上がっているかもしれませんね。


今日はここまで


イタリアン気質

2012-09-12 23:59:25 | イタリア
8月が終わり、9月ともなると、長いEUのバカンスも終わりを告げます。
そんな元気いっぱいなイタリアンが騒ぎ始めました。
どこの会社でもそうですが、サラリーマンは、なかなかヒマにさせてもらえませんね。

今のイタリア製の大衆車は、エンジンの基本設計が、なんと約30年前のもの。
当然、エコな星なんて、沢山付くわけありません。

そんなイタリアンのエンジン開発ですが、その運営が最悪。
組織内の横の繋がりが薄く、昨日決まった事が今日変わる有り様。いや、気が付いたら変わっていたが、正しいかも。
物事をキッチリ整理して、ルール通りに仕事をするドイツ人とえらい違いです。

料理なら世界一を争えるのに…と嘆いていると、マルタ人が、これを見せてくれました。

確かに…。


イタリアンフレームも、料理みたいに、手作りな物はいいかもしれませんが、納期や品質管理面では、一流を望むべくもないのかも…。


今日はここまで

イタリアの食事で…

2012-08-23 23:59:12 | イタリア
今日は通院の日。ミニベロでゴー!

10時ともなると、流石に暑い。
たまらずコンビニで、ガリガリ君タイム。
こんな幸せが、たったの67円なんて、いい時代に生まれたもんです。

検査結果は、順調。やっと血が、普通の人並に戻ってきました。
このまま回復し続ければ、いつかはランスやコンタみたくなるのでしょう…か?

会社に行くと、イタリア事務所の人(日本人)が。夏の里帰りだそうです。
みると、何故かかなり痩せています。
「何処か身体を壊したの?」と聞くと、「イタリアの料理が合わなくて…」とのこと。
イタリアなんて、食べ物に関してはかなり当たりな地域なのに、合わない人もいるんですね。

ちなみにオイラは、たったの1週間の出張で2~3kg太りましたが、何か?(だって、とにかくウマイんだもん)

お土産に、またあのチョコクリームを頂きました。
コイツはかなり旨くて高カロリーなので、また身体を大きく出来そうです…。


今日はここまで


イタリア人は、どれぐらいロードレースに詳しいか?

2012-04-11 11:16:09 | イタリア
春のクラシック真っ盛りですが、5月から、いよいよ「ジロデイタリア」が始まりますね。

私も予習として、今こんな本を読んでいます。


そんなイタリアでは、もちろん「サッカー」と「自転車ロードレース」が人気スポーツなのは言うまでもありません。毎日のスポーツ紙の一面は、常にどちらかです。


…と書いても、やっぱりピンとこないかしらね。
日本では、「今年のボーネンの快進撃はスゴイね」なんて話をしても、「カルトなマニアの話をする、ちょっと変わった人」扱いされるのが関の山です。(…私みたいに)

そこで、前回のイタリア出張の中から、イタリア人の同僚、友達と話をして、「イタリアではどれぐらいロードレースの話題が普通なのか」をご紹介します。


・パンターニって、いつ死んだんだっけ?

イタリア事務所の食堂でジロの話題となり、
「日本人って、誰か出るの?」
「別府選手が出ると思うよ」
「チームはどこ?」
「グリーンエッジ。新しくできたオーストラリアのチームにマキュアンと一緒に移籍した。日本チャンピオンさ」
「ヘェ~。…ところで、パンターニって、いつ死んだんだっけ?」

何故か、突然の話題チェンジです。目が点になりましたが、すかさず別のイタリア人同僚が、
「2004年。2月。ラ・ローズホテルで」

ここから、会話がイタリア語に変わり、話題沸騰。内容は分かりませんが、盛り上がってました。
やはり、イタリア人にとっても、パンターニは特別な存在なようです。



・ポッジオで、カベンディッシュが遅れてな!

イタリア事務所で、次期社長(イタリア人)から「オイ、ちょっと来い」とデスクに呼び出しが。
「なんかマズイことやっらかしたっけ?」なんて思いながら行ってみると、
「これを見ろ」
「…へぇ?!」

そこには、bianchiのロードバイクと若いクライマー風の兄ちゃんが。
「誰ですか?」
「俺だ!今より10㎏も軽かったんだゾ」(ドヤ顔で)
「近くの峠ですか?」
「この辺は山が多いからな。土曜日のミラノサンレモは見ただろ?」
「いいえ、残念ながら飛行機に乗っていたもので。誰が勝ったのですか?」
「…あぁ、えーと、オーストラリア人の…。誰だっけ?」

驚いたことに本当に勝者を覚えていないようです。ネット記事を確認して、
「ポッジオで、カヴェンディシュが遅れてな。最後はニーバリが惜しかった」

あらら、ジェランスは完全無視ですよ。
やっぱり、イタリア人も自国のライダー贔屓なんですね。



・なんで、日本人は強くならないの?

バールでイタリア人の友人達とお茶をしてた時の話題です。
「日本に行ったことがあるけど、山が多かった。あんな環境で走ってるのに、なんで日本人のプロ選手は少ないんだ?」
「日本の山は、勾配がキツくて、短い距離の上りが多くて、長い登りはあまり経験できないし、あとは、日本のレースのレベルが低いかも。その差かなぁ?」
「うーん、でも、登坂力がある選手ができそうな環境だけど。もっと活躍できそうな気がするよ」

実際に日本を走ったイタリア人からすると、比較的キツイ勾配が印象に残るようですね。
イタリア人からすると、日本人選手の活躍の如何は、意外と慣れの問題だけに感じているようです。
欧州で日本人選手が少ないのは、強い弱いよりも、置かれている環境の問題かもしれませんね。


と、まぁ、イタリアでは、ロードレースの話題は、日常会話の一つです。
ダルビッシュが、イチローがと言うように、ニーバリがクネゴだとか言ってます。
日本でも、もっとロードレースがメジャースポーツになり、より多くの経済効果が出るようになったら、もっと沢山のプロツアー選手が増えるのかも。イタリアみたいにね。


ジロデイタリアはもうすぐ。一緒に盛り上げていきましょう!


今日はここまで


トリノ、番外編

2012-03-27 06:49:59 | イタリア
イタリア出張、番外編です。

まず、トリノへは日本からの直行便はありません。
なので、今回もフランクフルト(ドイツ)で乗り換えしましたが、その空港内で食べたのがコレ。

フランクフルトソーセージ(名物?)です。
ピクルスもパンも巨大なので大きさが伝わりませが、長さ20cmぐらいあらますよ。ちなみに、これが最小サイズです。

そうそう、機内ではUSBも使えたんですね。(787機)


トリノからはこの電車に乗りました。僅か3両編成です。

中で、車掌さんから切符を買います。手書きです。

車内はこんな感じです。

なんと、自転車を載せる事をデフォルトとしています。

終点(Torino Dora)です。かなり寂しい駅です。


降りてから見かけたのが、この路駐自転車。おっと、トリノが地元のGIOSじゃないですか。


街中では相変わらず、駐車する為に、押し合ってます。


何故か、イタリア軍?


市内のエジプト博物館。なぜエジプト?


何かの建物。



ホテルに着いて、この冊子をめくっていると、日本人の名前が。


タケミツ?サド・ユタカ?
よく知りませんが、外国で日本人の名前を見かけるだけで、嬉しいもんですね。

今日はここまで










トリノの自転車乗り2

2012-03-26 23:38:27 | イタリア
入院4日目。内臓アウトだけど頭はクリア。
よってヒマ。だけどネタもない。

なので、トリノの友達の自転車紹介の続きを。

まずこちら。シングルギア。

町を流す時に使うそうです。ちゃんと前後ブレーキはついてますよ。(って法律が違うけど)

ホイールはディープリムです。

チェーンはピカピカ。オーナーさんの愛が伝わってきます。

次は、ニューマシン。KOBH60.1です。

ドクマ60.1の兄弟車なのですが、リアバックが全然違います。

フロントも違うのね。

試乗させて貰いましたが、パッと乗っただけだとよく分かりませんね。よく進みますが、当たり前ですよね。

感動したのは、こっちの方です。スラムのコンポ。APEXです。

変速のカッチリ感がスゴくいいです。スラムって、レバー1本でアップダウンの変速するので不安でしたが、まぁ、これならアリかもしれません。ただ、やっぱり間違えそう…。

オマケで、この方の車です。

FIATパンダです。
イタリアではよく見かける車ですが、何故か最近使われた形跡がない。
聞くと、冬場もチャリ通しているので、あまり乗らないとのこと。

「えーと、1ヶ月前まで、雪が積っていて、-20℃だったじゃん」と聞くと、
「あぁ、寒かった」「でもスパイクタイヤのお陰で、会社に行けたよ」だってサ…。

絶句です。
「今年、愛知県は寒かった」なんて言ってる自分が恥ずかしいです。

このあと、BARで「トレーラーを引いて2000mの山を上った」だの「3000mぐらいまで上がると、ちょっとしんどい」とかの武勇伝を一方的に聞かされて(イタリア人ってなんでこんなに喋り好きなの?)、お別れ。
イイ奴らでした。

最後に近所の名所に連れていってくれましたが、ココがなんの名所なのか未だに分からず。



オマケ。
帰りの地下鉄のホームで見た広告。…ナニコレ?



今日はここまで







ガセッタ

2012-03-21 09:02:23 | イタリア
先日のミラノーサンレモ、サイモン・ジェランス(オーストラリア)が勝ちましたが、地元イタリアのスポーツ新聞の記事が面白い。

「ニーバリが…」
勝者のジェランスの名前がナシ。さすが、イタリアの地元紙。地元贔屓、全開です。

ただ、ライバル選手のカヴェンディッシュの脱落はしっかりと報道。

イタリア人には楽しい新聞なのかも。

今日はここまで

トリノの自転車乗り Torino Rider!

2012-03-20 08:21:46 | イタリア
移動日の午後、トリノの自転車屋さんで知り合った友人の所に遊びに。

Metro(地下鉄)に乗って、彼のバイクが収めてあるガレージへ。
多くのロードバイクを見せてもらえました。

まずこのバイク。いや、いきなり参った、オルモです。
昔、オルモのアルミバイクに乗っていたこともあり、思い入れのあるブランドです。
リペイントしてレストアしたらしく、各部ともピカピカで美しい佇まいです。

イタリアで走っているバイクの一つの特徴は、必ずしもドロップハンドルでないこと。
これも、昔のレーシングフレームにグリップシフターと昔のカンパのコンポと今のホイールと新旧織り交ぜたアッセンブル。

これって、レバー比の関係で地味に苦労するんですよね。試乗させてもらいましたが、そんな苦労を感じさせない出来の良さ。走って気持ちのいいバイクでした。

次のバイクは…、また明日。

今日はここまで


Dear MAX

Thank you very much for your kindness.
You and your bikes give me so enjoyful time.

Especially, OLMO bike style was impressive for me, because it can ride very smoothly even now.
When I visit Torino next time, I hope to experience Europian huge mountain.
For it, I will ride more after back to Japan.

And thank you for your present. It is another pressure for me and my family.

Best Regard,

Masashi

今日からまたイタリア出張

2012-03-17 17:37:45 | イタリア
また、本日より、イタリア出張の為、約1週間、ブログをお休みします。イタリアンな仕事も大詰めを迎えています。

実は、前回(先月)行った時に知り合ったお友達と連絡を取り合っていたので、今回都合が合えば、トリノの街を一緒に自転車(@レンタル自転車)で走れるチャンスがあるかもしれません。

予定は、完全に相手の方にお願いしちゃってるので、どうなるかは全く分かりません。どこを、どんなルートで走るのでしょうか?(って走っても分からないか…)
トリノ近郊には、美しい小さな町が沢山あります。そこで、サンドウィッチを食べに行くだけでも、十分ステキなのですけどね。

とにかく、毎度のことながら、またアップロードできるかどうか分かりませんが、行って来ます。


今日はここまで





イタリアの旅

2012-02-27 01:06:26 | イタリア
今回、出張で約1週間、イタリア、トリノへ出張してきました。

今回も、途中までは仕事の予定がぎっしりでしたが、最終日の打合せが前倒しになり、午前中の帰りの空港に行くまでの時間だけFREEを頂きました。


ということで、仕事よりも張り切ってトリノの街へGO。早朝の出発です。

まずは、王宮へ。こんなんです。下調べしてないので、詳しくはわかりません。

早朝なので、人はあまりいません。



なんか神父みたいなのがいますが、よく分かりません。

道はこんなんなので、スーツケースを転がしながらだと、疲れます。


トリノの商店街?

こんなんも売ってます。


次はタクシーに飛び乗り、自動車博物館へ。こんなクラシックカーが多かったですね。

お気に入りのティッポリーノ

もちろん、フェラーリもアリ。

基本はFIATですが。(FIAT=トリノなので)

一応、仕事っぽく、エンジンの歴史コーナーも見てきました。ちなみに、このエンジンの凄さが分かったアナタは、相当カルトですね。

こんな車の展示をするのが、イタリア流?

レーシングカーコーナー。


で、このコーナーのトリはこれ。


最後は、ショーモデルの車たち。


お見送りのロボ?


帰りに入ったトイレが強烈。自動車の美しさの余韻が吹っ飛びます…。



この後、空港までの途中に、自転車屋があることは知ってましたので、また、タクシーでGO。ここです。

気合の入った老舗で、狭い店内にロード7割、マウンテンバイク3割って感じでしょうか?

英語が通じないのは覚悟の上でしたが、ここで、ラッキーにも、英語を喋れるお客の方が、たままたいらっしゃいました。
なんでも、今日がピナレロKORHの納車日らしく、来ていたとのこと。ツーリングがメインの方なので、KORHは、BEST CHOISEかもしれませんね。
名刺も頂き、HPも教えて頂きました。こちら

実は、事前にこの店はHPで調べてました。で、中古のフレームで、DOGMA60.1があることも確認済み。
見てみると、走行距離が少ないだけあって、全体的にキレイです。が、チェーンステーに多分チェーンを落としただろうと思われる傷が。
まぁ、ガードのシールが破れてるだけなのでヨシとして、その場で即決。買っちゃいました。
こちらです。


同時に「ピナレロハンドルを250ユーロでどうだ?」と言われましたが、サイズが「110-44(外外)」とちょっとデカイ。
フレームだけを持って帰ることに。

この後も大変。空港で「飛行機が小さいから入らない」だの、「出発時間を早めるから、早く乗れ」だの、もう、あのドロミテ航空、やりたい放題です。
ただ、地上で荷物を載せてくれたクルーが、「お前のフレームはちゃんと乗ったよ」とタラップの所で声を掛けてくれたので、安心でした。

ミュンヘンで全日空に乗り換えましたが、扱いが丁寧。Fragileとかのシールをべたべた貼ってくれて、扱いも特別扱い。
名古屋で無事受け取ることができました。


今回、フレームを手持ちしてきましたが、もし同じことを考えてる方がいたら、あまりお勧めはできません。
まず、英語で苦労します。いや、アナタではなく、イタリア人の多分10%ぐらいしか、ちゃんと英語を喋れないのですから。

次に飛行機。よっぽどちゃんと説明しないと、ちゃんとした扱いになりません。私も、ドロミテ航空の人に散々文句言われたので…。
よっぽどバイタリティと心臓が強い強くないとダメかも。私は二度とやらないかも。


疲れましたが、でもそれだけの価値があるぐらい、リーズナブルな買い物だったんです。
さあ、これから、コンポを探さなくちゃ。


今日はここまで。