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通勤ローディ、たまにホビーレース

アルミフレームの魅力

2010-10-05 23:14:34 | フレーム調査
絶好調の日。
チャリ通の片道20km、計40kmはあっと言う間に終了。


「絶好調」というのは、いきなりカンチェラーラ並に走れるとの意味ではない。(←当たり前)
速度はいつもと大差ないのだと思う。でも、気持ちと、速度と、それに応えるバイクが調和している状態。
頑張りたい時は頑張れて、もがけるだけもがけて、流すときには気持ちよく、そんな一日だった。


そんな今日のスプリントでは、いい感じを掴めた。

あえて重めのギアで飛び出す。「ぐおんぐおん」って感じで。
踏める時は、このバッカスが応えてくれる。「ぶおんぶおん」て感じ、よどみのない加速。


多分、この加速が味わえるのって、良くても一日一回。2回目からはタダの硬いフレームにしか思えなくなるし、不快指数も増してくる。
それでも、アルミフレームの加速を知ってしまったら、カーボンでは物足りない。

いや、性能はカーボンの方が上だと思う。
今のカーボンフレームって、驚くほど、どれもよく出来ていて、乗ってみると、剛性も、快適性も、軽さもカーボンの勝ちになるのだと思う。

でも、アルミフレームには、「刹那さ」がある。
カーボンフレームみたいに多くは語ってこないけど、「短い賞味期限を深く味わって欲しいとの意思」が感じられる。
どこまで、深く味わえるかは、個人の力量次第だが、概して寡黙なフレームのお陰で、自分との戦いには集中することができる。

「楽はできない。けど、楽しい」これが、アルミフレームの魅力なのかもしれない。


話を元に戻そう。

その「ぶおんぶおん」の加速の最中にトルクを抜くと、リズムが狂ってしまうので、今日は少しだけ出力を絞って、踏み続けてみた。

・・・全然イイ。闇雲に踏み倒すよりも、伸びる感じが強い。
でも、これも50km/h過ぎまで。ここからは、ライダーの馬力勝負。53km/hまで頑張ったが、そこで売り切れ。本日のスプリント終了。
しかし、いつもはギリギリの信号も、今日は楽勝。余裕のよっちゃん。いいかも。

この後、いつもは流すだけだが、今日はまだ足が残っていて、ちゃんと踏める。
帰りも、踏み踏みで楽しいもんだった。


いやぁ、不思議な日ってあるものですね。今日がレースだったら期待できてたのかもね。


今日はここまで。