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通勤ローディ、たまにホビーレース

開発者スピリッツ

2010-10-29 23:14:56 | 日記
朝一会議の為、チャリ通は中止。

朝一に会議が入ると、遅れちゃマズイので、チャリ通はヤメになってしまう。
なるべく朝一は会議を入れないように画策してるのだが・・・、空気(?)を読めない(読まない)人はいるのでね。


仕事ネタ、つまり自動車ネタになってしまい恐縮だが、昔やった仕事が世の中に出て、CG-webでご評価頂いた。

こちら →http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000023478.html

エンジンを星5つつけて頂いた。しかも、名指しで担当部品をご指名してもらっているのは珍しい。
部品屋としても、エンジン屋、制御屋さんと一緒に、特に低回転側を攻めたエンジンだったので、いい評価を頂いたのは、素直にうれしいかも。

ちょっと前まで、自動車評論家なんて「小ばか」にしていた。
でも、前々回の作品といい、今回の作品といい、重箱の隅をつつける、すばらしい(orいやらしい)感性の鋭さを、数名の評論家の方はお持ちのようです。

今回も1500rom以下の低速トルク、低速での燃費をご指摘。うーん、流石ですなぁ。(制御屋さんに、もうちょっと「ごまかし(なまし)」をうまくして欲しかったなぁ)

自動車開発では、新車が発表される頃には、次作の話はもう進んでいるものだが、今度はこの極低回転ゾーンのドラビリにも注目して、開発を進めてみようかしら。

スイフトなんて低価格路線の小型車だが、それを買うユーザ様にとっては、百万円以上の超高価な買い物。
よく、低価格車の評価に「このクラスだから仕方がない」とか書かれているが、開発している方からすると、絶対にそんな妥協はしていない。(ex.排気量が小さくとも低速トルクを出す工夫を入れている。もちろんエコもね)
特に、日本の自動車屋さんは、超マジメな車作りをしている。


自転車の開発でも、同じかもしれない。
自動車も自転車も、最後は、人の感性が評価を決めるもの。
感性評価を向上させる為に、いろんなアイデアや、CAE、試行錯誤を繰り返し、そこに開発の人工、開発費が発生してしまう。
「開発なんてしてません」的な企画商品なんて論外だが、「例えエントリークラスでも、商品性のある製品に仕上げました」と公言しているメーカの自転車にのっていたいと思う。

乗っていて、「この製品の狙いはココだったんだ!」って感じた時、その開発者と会話できた気がして、ちょっと素敵な気分になりませんか?


今日はここまで。