偉大なスプリンター

今日は雨との予報を信じて、チャリ通はなし。
やはり午前中から激しい雨。止めてて良かった。


ツール第5ステージ、ついにあのアドレナリン男、カヴェンディッシュがきましたよ！

コロンビアがきっちり列車を組み、列車後方はやや混戦になるも、そこから飛び出したマン島超特急カヴェンディッシュが、弾丸スプリントで、力で押し切り、快勝！
こーなると、戦略も、経験も、無賃乗車も、頭突きも関係ないですね。あと何勝かはしそうな勢い。

レース後のカヴェの「これはツール・ド・フランスで、世界最大の自転車レースなんだ。再び勝つことが今年の目標だったけど、あまりにもたくさんの人たちが僕やチームがやってきたことの価値を落とそうとしていた。批判が影響することはないといくら言われても関係ない。影響するんだよ。プレッシャーがかかるんだ」とのコメントが印象的。

去年、「敵なし」とまで言われた新進気鋭のスプリンターだが、結果でしか語れない精神的な重圧は相当なものだったのだろうねぇ。

かつてのペタッキもかつて重圧に耐えて走っていて、結果、長きのブランクの末の復活。
勝つほどにプレッシャーは大きくなるだろうが、それを楽しめる程の選手になって欲しいなぁ。そう、あの偉大なチッポリーニのように。

ファンは、カヴェの闘争心剥き出しのスプリントが見たいのだよ。カヴェのスプリントの迫力は、結果から知ることはできないのだからね。

がんばれ、マーク・カヴェンディッシュ！

今日はここまで