子ども達へのタバコの害の悪影は大人より重大です!!
子どもたちにはどんな影響があるのでしょうか? 発達の途中にある子どもは、タバコによって大人とは異なる深刻な影響を受ける可能性があります。タバコの煙の影響が最も出やすいのが、鼻、耳、のどなど の空気の通り道にあたる部分です。受動喫煙により子どもの 中耳炎、気管支炎、肺の感染症や肺機能の低下などがおこることが知られています。また、脳の働きにもさまざまな影響があることが知られています。家庭内などで受動喫煙をしている子どもは、言語能力が低かったり、注意力が散漫だったりする傾向が報告されています。また、親が喫煙者であると、その子どもはタバコの煙に慣れ、将来喫煙者になる可能性も高くなります。子どもはタバコの煙に対して無防備です。タバコの煙が有害であることがわからなかったり、親が喫煙者であったりする ため、タバコの煙を自分の意思で避けることができません。周りにいる大人が守ってあげることが必要です。
受動喫煙によっておこると報告されている子どもの病気などの例
中耳炎・気管支喘息・呼吸器感染症・呼吸機能の低下・小児がん・言語能力の低下・落ちつきのなさ・身体発育の低下・歯肉の着色