飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

1冊/週の新書・第22週・・・『昔、革命的だったお父さんたちへ』林信吾・葛岡智恭氏(平凡社新書)

2007-07-06 | 新書(読書)
★★『昔、革命的だったお父さんたちへ 「団塊世代の登場と終焉』林信吾・葛岡智恭氏(平凡社新書)★★

今、何かと話題の団塊の世代がテーマの本です。団塊の世代はボクよりひと周り上の世代、常にその影響を受けながら育ってきたのがボクの世代である。(1961年生まれ)著者は林信吾氏=1958年生まれ、葛岡智恭氏=1959年生まれとほぼボクと同じ世代で、同じようなものを見て聞いて感じ育ってきたはずである。

この本を読んでいくと彼ら著者による期待を込めながらも、辛辣な言葉が多い。
 曰く「○×△・・・。」
 曰く「□▽○・・・。」
結構発言は過激、その内容は立ち読み等で読んでいただくとして、翻ってお前らの世代はどうなんだよ、と逆に問いかけられてしまいかねないシビアな投げかけだ。

ボクは団塊の世代に対してて、彼らが書いているような想いは感じていないが、期待をしたくなる気持ちはわかるような気がする。

団塊の世代は、人口による世代構成の中でも大きな割合を示していることで数の論理が成り立つし、全共闘、反戦フォーク、アングラ、ヒッピーと何よりも戦後の若者文化の礎を築きあげた方々で、その頭は柔軟なはずであるからだ。

最後の大仕事として未来の日本に向けて、夢をもう一度と変革運動を起こして欲しい気もしますが、どうなんですかね。



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2 コメント

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団塊・・・ (てんちゃん)
2007-07-08 23:13:25
私の世代は、シラケ世代と言われ、そういう風潮に反発していたわたしは、団塊世代の全共闘の話や歌声喫茶の話など聴くとその熱い時代をとてもうらやましく思った記憶があります。その世代も大半は体制に順応して経済成長を支えた反面、今の問題多き社会を作る一翼を担ったかと思うとなんだか複雑気持ちです。
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コメント (飾釦)
2007-07-09 21:54:05
ありがとうございます。

シラケ世代とは私のやや上の世代?から私なんかも少し足をっ込んでいる世代?でしょうか。

ナンクリから疑問を持たずバブル消費へと向かって行った私メも、今寺山修司などを読んでいると変革する姿勢を忘れてはいけないなと感じています。
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