飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

コング!/1962年「キングコング対ゴジラ」

2006-02-10 | 心躍らせる特撮映画
キングコング対ゴジラ

制作:1962年
監督:本多猪四郎
主演:高島忠夫,、藤木悠

キングコングは、南海のファロ島に異変が起きたとして製薬会社の宣伝マンによって生け捕りにされ日本に運ばれてくる。一方、ゴジラも北極で冷凍冬眠?(映画に登場した博士談)から目を覚まして日本に上陸する。そしてついに、日本を舞台にキングコングとゴジラが激突する。


1.この映画でもキングコングは美女が大好きだ。ヒロインの浜美枝を奪い手の中に。そして、コングは国会議事堂に登るのであった。

2.キングコングとゴジラの対決の第1ラウンド。コジラの火炎噴射でコングは戦意喪失しその場を立ち去ってしまう。

3.戦いの第2ラウンドは、富士山の麓。コングとゴジラは取っ組み合う。コングは、ゴジラの上になり得意のマウントパンチを見舞う。

4.戦況はキングコングに不利になるも、カミナリで復活。コングはゴジラの尻尾をつかんでぶん回して投げる。

コングとゴジラの対決の結果は、引き分け。しかし、この日米怪獣決戦、アメリカに花を持たせたのか熱海の海に両雄が落ちた後、コングが水面に浮き上がって泳いでいくシーンを描き、コングに軍配が上がった?という印象を受けるような演出が施されている。

この映画で印象的なのは、モンスターではなく有島一郎扮する製薬会社の宣伝マンだ。戦後復興から高度成長期に突入する中、コングとコジラを戦わせると会社の宣伝になると言うモーレツ時代を反映するかのようなぶっ飛んだ発想だ。(ゴジラやコングによって日本が破壊されたらどうなるの?それで会社の宣伝になるの?なんて考えないイケイケドンドン・サラリーマン)

東宝がキングコングの名前を使用してゴジラと闘わせる映画を製作できたことが、すごいと思うのだか、その後コング映画、ゴジラ映画の展開を考えるとコングはゴジラの当て馬のような形になったと思う。

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3 コメント

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TBありがとうございました (ひつじ丸)
2006-02-10 01:16:06
トラックバックから辿って来ました。

キングコングVS.ゴジラ、いろんな意味でおもしろそうですね。いつか観てみたいです。

コング・・・美女なら誰でもいいのか・・・?(悲哀)
返信する
トラックバックありがとうございます。 (フラユシュ)
2006-02-10 19:46:46
トラックバックありがとうございます。最近のリメイク版のコングはいかがでした?(フラユシュ)
返信する
ありがとうございます (飾釦)
2006-02-10 22:34:53
ひつじ丸さん、ありがとうございます。

確かにコングに雄としての悲哀を感じます。



フラユシュさんありがとうございます。

最新版はジェットコースター・ムービーでした。
返信する

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