飾釦

飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

コング!/1976年「キングコング」

2006-02-08 | 心躍らせる特撮映画
キングコング

制作:1976年
監督:ジョン・ギラーミン
主演:ジェシカ・ラング/ジェフ・ブリッジス

この映画でキングコングと対決する怪物は、巨大な大蛇のみ。コング映画での決闘シーン、それは森の王者としてのコングの強さを強調するエピソードなのだが、そのキングコングのもう一つの醍醐味は、味わうことができない。

この映画の主人公コングは、たしか公開当時、コングのリアルスケールのロボットを作った超大作という宣伝記憶があるのだが、映画を観ると実際はそのロボットを使用したのはほんの数シーンで、実際は着ぐるみによるコングがほとんどに違いないと推測される。そうは言っても、泥で汚れたヒロインのジェシカ・ラングを滝に打たせ、体を洗い、フッーとコングが息を吹きかけ乾かせてあげるシーンの、コングの表情が当時としては素晴らしく、子供のときテレビで放送され観た時、日本の着ぐるみの怪獣映画とは違うなぁ、流石アメリカ映画と感心した記憶がある。

今回、再観し印象に残ったのは、ジェシカ・ラングのセクシーな健康美である。シャワーシーンを始めジャングルでも背中、生足を惜しげもなく披露しコングと絡んでいく。コングが指で、ジェシカ・ラングに戯れていると勢いで、彼女の服が取れてしまい(ジェシカ・ラングのおっぱいがぽろり)コングがふにゃーとにやけるシーンがある。このシーンの効果は十分あって、ジェシカ・ラングをひた向きに求めていくキングコングの物語の祖型的パターン“美女と野獣”がひきたっているなと強く思った次第である。

1976年に製作されたこのコング映画バージョンのラストは、あの忌まわしき9.11で倒壊した世界貿易センタービルに、キングコングは登っていき墜落死する。コングの心臓音が強調されて、やがてゆっくり静かになっていき停止する。目を見開いたままのコングが悲しい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もしよろしければ
クリック、お願いします。 ⇒
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
奇跡の文章講座&発想法「1億円ライティング」

007速配コンタクトレンズ

恋人と浮気相手を別れさせたい

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■DVD
キングコング

ビデオメーカー

このアイテムの詳細を見る
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コング!/1933年「キングコ... | トップ | コング!/1986年「キングコ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yosssy)
2006-02-10 22:17:58
TBありがとうございました。

遠い昔に見たような気がする前のリメイク版は、もうあまり憶えてませんけど、確かに、まだCGの無い当時としては結構質の高いアニマトロニクス技術だった…みたいなことを言われてたよーな気がしまス。

私はさほどキングコングに思い入れは無かったのですが、今回のPジャクソン版リメイク作はかなり見応えありました。特撮技術も随分進化したもんだなぁ~。。。と、感心致しました。
返信する
ありがとうございます (飾釦)
2006-02-10 23:32:49
yosssyさんありがとうございます。

CGの技術によって最新コングは格段にリアリティを増したと思います。
返信する

コメントを投稿

心躍らせる特撮映画」カテゴリの最新記事