南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

修理方法は間違ってなかったみたいだ

2019年05月27日 20時15分15秒 | daytona anima レプリカ


今日は定休日なんだがまたエンジンを作っていてロンシン125の下セル付きがやっと完成した。

エンジンは新品がベースなんだけど塗装を剥離してブラストやカバー類の磨きを行い、
セミクロスやフルパワーキットに交換して組んであるから面白いエンジンだと思う。

ロンシンをベースに使う利点はやっぱりセル始動とCD90風の見た目があるのかなぁ。
パワーとしてはGPX程はなく控えめなんだがセルは便利だからこのエンジンもまだまだ現役で、3万を切る金額でベースが買えちゃうんだから安過ぎ。
フルノーマルエンジンで10万キロ走った方もいるくらいだから耐久性もあるんだが、こんな安いエンジンで10万キロは元取り過ぎだ。









お次はこの間納めたW190の修理で、始動で圧縮が無いみたいだからって事だからまた入庫した。

前はセルのチェーンが切れてプライマリギアも欠けていたからまたフルオーバーホールしたんだけど、
私が組み間違えたんかなぁ?と思いながらもバラしてはみたんだが全く組み間違ってなく、
ちゃんと圧縮はあるしデコンプも生きてるからいよいよ分からなくなりお客様に電話してみたら、
今使ってるGPXよりキックが軽く感じられただけみたいで驚いて組み間違いだと思われただけだった。

このエンジンのデコンプは良く出来ていて圧縮上死点が出しやすいんだけど、
GPXはデコンプなんて無いから比べてはいけないんだが組み間違いではなく本当に良かった。









この前に修理したセルのワンウェイクラッチも問題無く、私が旋盤で削って修理したセルのスプロケットも傷は無かったし、
ちゃんとクランキングはしていたのか確認済みだからまた脱脂して組んでおいた。
つまりどこも悪くはなかったがセルのスプロケットの修理は間違ってなかったから点検する機会を貰えた訳だし良かった。


次はGPXのオーバーホールが続くんだけど暇が出来れば自分のエンジンを作りたいなぁ。
また自分の発案したエンジンを積んだバイクで下道ツーリングしてみたいわ。

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