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まろりんこの気まぐれ日記

趣味のダイビングやワンコ、好きなこと、日々のことを超~気まぐれに綴ります♪
最近は寺社仏閣巡り(ご朱印)話が多いです☆

そうだ、京都へ行こう♪第50回京の冬の旅その1☆相国寺養源院

2016-01-18 13:17:36 | 日帰りお出かけ
今日の天気はのち


こないだの金曜日(1月15日)、3月18日まで開催される
第50回京の冬の旅 非公開文化財特別公開に行って来ました~

開催50回記念の今回のテーマは『禅-ZEN- ~禅寺の美 日本文化の美~』
今年(平成28年)が臨済宗を開いた臨済禅師の1150年遠諱にあたることにちなんで
日本の文化や芸術に大きな影響を与えた禅宗寺院を中心に特別公開されているとの事です。

この日は上手く回ることが出来て(ランチ食べる時間を惜しんでやけど
特別公開寺院5カ所+αを訪れました
…後で疲れがドッと出たけど


最初に訪れたのは

相国寺 養源院


相国寺の塔頭寺院の一つである養源院。
門をくぐってすぐのお庭も素敵です
「多聞天」の額のある本堂に、御本尊・薬師如来像と

今回特別公開されている『毘沙門天像』が安置されています。
左手に戟、右手はくびれた腰にという珍しいポーズの毘沙門天様は
黒いお姿に鋭い眼光の玉眼が映え、素晴らしいお姿です
鎌倉時代・慶派の作と伝わっています。

この毘沙門天様にはこんなお話が。
江戸時代、相国寺のそばに住む奈良屋与兵衛という人の夢枕に毘沙門天様が立ち
「私の像が寺で忘れ去られている。見つけ出し修復して参拝せよ」。
これが3日間続いたものやから与兵衛さんは不思議に思い
相国寺の坊さんに相談しました。
「それは絶対何かあるで」と坊さんたちが相国寺内を探したところ
この毘沙門天像が壊れた状態で発見されました。
与兵衛さんは早速修復に取り掛かり、
2週間後くらいには(確か)完成して人々に開帳されました。
この話が広まり、各地から沢山の人々が参拝に訪れたそうです
さらにこの毘沙門天像、大阪の富くじ売り場にも出張しはったとか


枯山水素敵


江戸時代のガラス(凄っ)越しに見るお庭と
五摂家・近衛家から移築した茶室「道芳庵」。
ガラス越しから撮ったので、ガラスに色々写り込んでますが
このガラスのある書院「相和亭」も近衛家から移築されたものやねんて~
近衛と言えば、まろりんこの愛読漫画「イシュタルの娘」に
主人公・小野通の旦那として近衛信尹卿が登場してます

ここ養源院は、戊辰戦争の際には薩摩藩の野戦病院になりました
イギリス人医師・ウィリアムウィリスにより、
日本で初めてクロロホルム麻酔を使った外科手術が行われた場所と言われています。
そして、柱には当時の刀キズが
ここでチャンチャンバラバラした時の…というより
怪我した藩士がイライラをぶつけて柱に刀キズを付けたそう
…それって八つ当たり


頂いたご朱印です


2カ所目の相国寺法堂・方丈がこの日は11時半からの公開で時間があったので、
相国寺から北にある

御靈神社(上御霊神社)へ。
794年(延暦13)崇道天皇(早良親王)をお祀したのが始まりと言われています。
早良親王…昔、短大の万葉集の先生が
「早良親王は日本最強の怨霊」と言うてはった…
平安京に遷都した桓武天皇の弟君で、皇太子にもなった人です。
野村萬斎さん主演の映画「陰陽師」で
悪い陰陽師・道尊が蘇らせたのが早良親王です…。


なんと、ここが応仁の乱が勃発した地やねんて


本殿。


境内に「淡島神社」が ようようお参りしました。
和歌山・淡島神社


カッコイイ狛犬達。
そや、小耳にはさんでんけど、
角のあるのが狛犬で、無いのが獅子って知ってた
知らんかった…
てか、犬に角…って???


頂いたご朱印です


今週のブログは京の冬の旅シリーズになりそうやなぁ。