ニッパツ三沢球技場(Bグラウンド)

凶悪系育児ブログ。ほんのりJリーグテイスト。

自分の身を守る意義。

2011-04-11 | きょうのおしごと
誰かのケータイの地震速報が鳴ると、一斉に立ち上がって書庫のスライド扉を閉め、各自のデスク脇で身構える我ら。


1か月前の震災以来何度も繰り返されてきた、ウチの係の風物詩です。
自分で言うのもなんだけど、みんな素早い。
もはや条件反射です。

地震速報の精度の問題もあって、ちょっとした揺れだけで余所の課から笑われることもあるけれど、愚直に続ける我々。

小学生の頃、こういうことは訓練も含めて毎回真面目にやるからいざという時役に立つんだと習いました。いまだに覚えていて、いまだにやってるのは、生真面目で馬鹿正直だなあとも思うけれど。


で、今日の業務終了直後。
誰かのケータイから地震速報の音が。

みな、一斉に。

立つ。
 閉める。
  つかまる。

今日もやっぱり、周囲からちょっとした笑いが聞こえました。

が。

揺れる
 揺れる
  揺れる
   揺れる
 揺れる
   揺れる

どこにも誰にも被害のない職場でしたが、やはり日頃の習慣が大切だと、改めて思いました。


この余震でも、人的物的被害が既に発生しています。
被災地に応援に行っている同僚もいます。
だからあんまり気軽に言えることではないのだけれど…
できる対策は取って、防げる範囲で身の回りの被害を抑えたい。
自分の足元がおろそかでは、ひとの支援もおろそかになりかねないから。
そんな意識も大事だろうと、いま南関東にいるワタシは自分に言い聞かせています。

今日の被害が少しでも少なく済みますように…

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