痩せ我慢。

日曜夜。

パパママともに統一地方選の開票アルバイトに出かけており、チビはウチの実家に泊まっておりました。

何日も前から本人に予告しておいた成果か、出掛けにも保育園に送ったときと同じように「バイバイ。」とぞんざいに手を振って遊び始めてました。

やれやれ。


と思っていたら。

あとで聞いたら、珍しく夜中に起きてしまったらしく。

　「パパは？ パパいない。こわい」

と、しくしく泣いていたそうな…。


月曜夜。

大きな余震の影響もあり、祖父母に保育園のお迎えを頼んで実家にて合流しました。
で、おうちに帰ろうとしても「やだ、とまってく」の一点張り。
おうちにはママがいる、ママは泊まらない、と伝えても「パパがいるからいい」だって…。
ママが聞いたら泣くぞ…


と思っていたら。

夜、一緒に布団に入って灯りを消したら、チビがつぶやきました。

　「○○くん（自分の名）、やっぱり○○くんのおうちがよかった」

えーーー。
さんざん説得したのに。
やだって言ったの、自分じゃんかー（Ｔ＿Ｔ）

一応聞いてみると…

　「なんで○○くんのおうちがいいの？」

　「ママがいるから」

だーかーらー。

と、ツッコミを入れようとしたら…チビの目からほろりと涙。


このひとには、３歳半にして我慢させすぎているのだろうか。
ちゃんとコミュニケーションを取って、しっかり話をするようにしているつもりなんだけど、だからこそ我慢しちゃうんだろうか。

そんなことを思いながら、チビをぎゅっと抱きしめた夜でした。


そうこうするうちに、ママが着替えもなにも支度がないのに、実家に泊まることになりました。

そのことを教えてあげると…
次の瞬間、すーーっと寝入りました。

ううう。
愛おしい子。