マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
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調布発、外苑前と水道橋と銀座と四谷。

2007-02-03 09:09:02 | 映画
 外出も好きですが、家での制作時間も確保したいので、買い物や打ち合わせはなるだけ同じ日にまとめています。
 昨日は朝イチに調布市民会館へ絵を搬入し、神宮外苑前のギャラリーで絵を見て、水道橋で打ち合わせをして、銀座でモチーフを探して帰る予定でした。
 
 このように、たいがい夕飯の支度をする時間までには帰宅するのですが、昨日は出先で新たな打ち合わせ時間が決まり、それがなんとその日の夜の8時〜となりました。
 断れるはずもないありがたいお仕事。家に電話を入れ夕飯をお願いとダンナさんに伝え、私は諸事をこなしながら夜8時から神宮前での打ち合わせ時間を待つことになりました。

 いつもはタイムリミットがある中あそこもここもと大急ぎで回るのですが回りきれず、切ない思いをするのですが、昨日はたーっぷり時間がありますからね。 
 7時40分に ベルコモンズ前で担当の方とお会いするまで、神宮外苑前のギャラリーで佐々木悟郎氏の個展を観て、水道橋で打ち合わせをひとつ終え、息子達がスバルの広報誌cartopiaでお世話になったデザイナーの方のイラスト展を四谷のギャラリーで拝見しお話を伺い、銀座でゆっくりチョコレートを試食しつつ(笑)モチーフ探しが出来ました。

 全て終えたところで4時。こんな贅沢な時間はないと、しばらくご無沙汰していた映画鑑賞を決意。たくさん観たい映画はあるけれど、家族も観たいと言っているものを先駆けして観る勇気もなく、時間も刻々と過ぎ焦ってきました。
 そんなとき、ちょうどいいタイミングでシネスイッチ前を通れば、なんと珍しく金曜日がレディースデーで、しかも900円!そして上映映画はおそらく絶対家族が観たいとは言わないだろう「王の男」(笑)。
 迷わずギリギリで飛び込み、ひとつ映画を観ることが出来ました。 
 
 すんばらしく感動した!という映画ではなかったけれど、豪華で堕落した淫靡な宮廷の中で、淡々と匂わす男同士の友情とも愛情ともつかない心の文が表現されていて、しみじみ残る作品でした。
 イ・ジュンギの見た目の美しさが評判のようですが、私は心の可愛げに惹かれました。きっとあのかわいさは同じ男でも好きになっちゃうね(笑)。

 夕飯はテーブルも替えてまたリニューアルされた最上さんへ。お仕事を終え、くつろぐお勤め人で賑わっていました。実際、私の絵をかけてくださるようになってお客様も増えたという嬉しいお話しもいただきました。
 美味しいお蕎麦や突き出し、お刺身をいただき、お腹いっぱい。本当ならごろりと横になってしまいたくなるほど。銀座にこんなくつろげるお店を知っている事に幸せを感じ、温まった体で最後の打ち合わせに向かいました。
 長い一日でした。

調布市民会館たづくり2階で7日まで開く市民カレッジ展に、絵を6展ほど出展しています。
8時30分から22時まで開館しています。お近くにおいでの際は、どうぞお立ち寄りください!

■最上
住所:中央区銀座1-20-11 銀座120ビル11F(地下鉄日比谷線東銀座駅A7より徒歩6分)
電話番号:03-3564-3041
定休日:日曜・祝日
営業時間:11:00〜14:00 16:00〜23:00(土曜日は16:00〜23:00のみ)