memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

読みたい新書 歴史もの

2019-07-18 10:22:00 | BOOK
2019年7月17日朝日夕刊に
「編集者を作った本」というコラムを発見。

ミュージカル「エリザベート」や今年オーストリア日本友好150周年の記念YEARということで
直球のタイトルに信頼感溢れるこの一冊を読んでおきたいと思いました。

「ハプスブルク家」江村洋 講談社現代新書¥864

このコラムの筆者は中央公論社の並木光晴氏。
仏文科時代ギボンの「ローマ帝国衰亡史」に手を伸ばしたものの長大さに骨が折れ
新書を愛読するようになったそう。
その頃の一押しは宮崎市定「科挙」、三田村泰助「宦官」

ドイツ文学者 江村洋氏の「ハプスブルク家」もその頃に出会い、
700年の長きに渡り、ヨーロッパに君臨した一族の華麗な登場人物が織りなす物語にページをめくる手が止まらなかったとか。

筆者が新書担当の編集者になり、はりきって江村氏に依頼の電話をかけたとき、すでに氏は病床にあられ、
2005年に逝去されたという。
この書は現在50冊に達し、
他に、文学者が手掛けた歴史新書として
フランス文学者 安達正勝「物語フランス革命」は実に魅力あふれる物語でこちらもロングセラー。

紹介された本を順に読んでおきたいと思ったので覚書。


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