けんちん汁

野菜を煮込んだスープものが大好きです。
とはいえ、この暑さ。時間をかけて煮込むアツアツが美味しい汁もの・・・は、全くの季節はずれですが、敢えて。
冬になったら作りましょう＾＾

■けんちん汁

1人前約100キロカロリー　約40分

【主な材料・4人前】

木綿豆腐　半丁
大根　　　200g
ニンジン、ごぼう　各半本
干しシイタケ　2枚
出し汁　4カップ

干しシイタケを戻し、薄切りにします。
豆腐を粗くちぎり、ざるにあげ、水気を切ります。
大根、ニンジンは厚さ5ミリのイチョウ切り、ごぼうはささがきにして水にさらします。
鍋に、ゴマ油大さじ1を熱し、ごぼう、ニンジン、大根を炒め、しょうゆ小さじ1を加え、ひといためします。
出し汁、シイタケ、豆腐を入れ、煮立ったら弱火で20分煮ます。
しょうゆ小さじ2、塩小さじ半分で調味します。

「ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利」ミステリーの語り口

作家、逢坂剛氏のおすすめ本。
　
「ウジェーヌ・ヴァルモンの勝利」ロバート・バ―　（平山雄一訳、国書刊行会・2310円）

　まことに珍重すべき、ミステリーの古典である。著者はコナン・ドイルと同時代の作家で、ホームズもののパロディを書いたこともある、という。主人公のウジェーヌ・ヴァルモンは、フランスの刑事局長の座を追われ、ロンドンに渡って私立探偵になる。その、破天荒な活躍を描いた連作短編集。
　本書は、＜我輩＞という一人称で書かれており、往年の保篠龍緒訳のアルセ―ヌ・ルパンものを思わせる、軽妙な語り口が心地よい。これは何より訳者のお手柄だろう。何より、ヴァルモンの気取った、それでいて憎めないキャラクターが、いちばんの収穫だ。ビクトリア朝の時代色がよく出ている。捜査方法など、英仏のお国柄の違いを論じるおしゃべりも、おもしろい。
　提示されるなぞと解決は、どれも古さを感じさせず、総じてルパンものより合理的である。中でもヴァルモンが、犯人一味の青年にやり込められる、「うっかり屋協同組合」は失敗談にもかかわらず、愛すべき小品に仕上がっている。
　昔ながらの、読書の楽しみを思い出させてくれる、佳味あふれる作品集である。

タカラヅカ宙組 路線男役スターの年齢

宝塚歌劇団の宙組ファンです。
スターたちは、中学3年生から高校3年生の間に音楽学校を受験して、予科本科の2年の修練を経たのち歌劇団に研究生として配属されてキャリアを積んでいくわけですが、基本スターはフェアリーであるとされ、実年齢を公表することは控えられています。
とはいえ、上記の間に入学している・・・ということで、研10、などと、現在の入団後年数は明らかになっているため、どの段階で受験・合格したかで、同期生でも3年までの年の差があることになる・・・ということです。
というわけで、実年齢はときどき話題に上るのですが、今回、某所でソースを得ましたので、覚書として残しておきます。

今年度誕生日がきたときの中心メンバーの年齢
下級生は間違いもあるかも。

ともちん（37）研17
キタロウ（34）研14
テル・ちー（31）研14・研12
かい（30）研11
まなと（29）研12
あっきー（27）研9
りく（26）研7
愛（24）研7

色々納得したり驚いたり・・・でした＾＾

「萬珍楼」の豆沙小月餅

2013年7月9日朝日夕刊「オトコの別腹」

作家、DJのモ―リ―・ロバートソンさんのおすすめのスイーツは横浜中華街発。
わたくし自身、違うお店ですが（同發さん）中華料理店が別Shopで出している専門の中華焼き菓子が大好きで・・・。
同志発見！で嬉しくなった記事です。


　横浜の中華街に寄るたびにお土産として買っていきます。萬珍楼はにぎやかな観光地の中にあるのに、老舗ならではの落ち着いたたたずまいで、お気に入りの店のひとつです。
　ココナツ味の「椰子月餅」もおいしいのですが、一番のおすすめはやはりスタンダードの黒あんでしょうか。北海道産の小豆の上品な甘みと、自家製の黒蜜を使ったしっとりとした皮がマッチして、全体的に深みのある味わいです。
　一度にいろんな種類を買い、自宅でフルーツバスケットに並べておくんです。夜遅くにパソコンに向かってニュースを調べたり作曲をしたりするとき、手が伸びた順に食べる。お茶や白湯に合わせてちょっとずつね。
　7年ほど前から本格的にヨガを始めたんです。それ以来、味覚が研ぎ澄まされるようになって。落ち着いたこの食感が、今の私の体に合っているようです。

■萬珍楼売店中華街大通店　横浜市中区山下町153　電話番号045-681-0017
　10：00－22：00　一個230円。インターネットでも購入可（送料別）

タニタ栄養士さんおすすめの蕎麦屋

2013年7月9日朝日夕刊「おんなのイケ麺」
タニタ社員食堂担当栄養士の荻野奈々子さんとおっしゃるかたのおすすめ。

「旬」を大切に献立を考えるに置いて、おそばと一品料理が揃って、旬の食材の盛り付けや調理法が参考になるお店として紹介されています。

　お酒を楽しみたいので夜行くことが多いのですが、メニュー選びに迷った時はこの「遊膳」。おそば、つくねかニシンの旨煮、自家製豆腐、ポテトサラダ、ご飯、香の物、デザートが付くセットです。
　おそばは毎朝、石臼で製粉して手打ちしているそう。コシが強く、噛むほどにそばの味が感じられます。デザートも絶品で、手作りの栗アイスはお代わりしたくなるくらい。昼はおそばに季節野菜の天ぷら、刺身などが付く「昼膳」もあります。
　外食はあまりしないのですが、実家が近いので家族でよく利用します。旬のものが食べたいなと思って行くと、期待通りの味が出てくる。
「あてにできるお店」です。

■東京都足立区弘道Ⅰ-3-26　電話番号：03-3848-1230
　「遊膳」1800円　「昼膳」1030円
　11：30～2：30（日祝は3時まで）、5：00～9：00　水休