田村セツコさんおすすめ赤坂ボロンデールのパストラミビーフサンドイッチ

2023年11月9日朝日夕刊「グッとグルメ」より。
かわいい女の子を描くイラストレーター田村セツコさんのおすすめは赤坂ボロンデールのパストラミビーフサンドイッチ。

このお店に伺うのは大体3時ごろ、昼でも夜でもない不思議な時間が好きで気分転換に行くんです。カウンター右奥の指定席が空いているのを確認して、
すました顔でサンドイッチとコーヒーをオーダーします。
こんがりと焼いた香ばしい食パンにアコーディオンみたいなボリュームのレタス。
大きな口でぱくっとね。
野菜が多く淡白なお味だと思ったらスパイシーなソースがきいているの。
添えてあるピクルスも甘酸っぱくておいしいわよ。

私のイラストが飾ってあって、お店のママはこの席のことをセツコの部屋って言うのよ。
他の人から自分が見えないようにと花瓶を少し移動すると個室みたいでしょ♪
エッセーを書いたり、日記帳にメモをしたりしています。
カフェタイムは寡黙なマスターがいて、気が散らないので集中もできるんです。

ずらりと並んだアナログのLPレコードはぜーんぶママのコレクション。
ママとは40年のお付き合いになるわね。
歌う楽しみを教えてもらって、コーラスグループに参加したこともあるのよ。
7時からのバータイムでは、3500枚もあるレコードの中からリクエストに応えてジャズを流してくれるわ。
そろそろ5時ね。
ジャズを聴きながらウイスキーをいただきたいわ。
自由にふらっと気兼ねない、この店は隠れ家みたいな場所なの。

◆東京都港区赤坂５－１－２の2階
　☎03－3505－0188
　1日10食限定。コーヒーか紅茶付1600円。ビールかワイン付1700円。
　カフェタイム正午～18時半。バータイム19時～2時AM。ラストオーダーはいずれも30分前。日休。

実家の片づけ「まだ使える日用品」の罪悪感のない手放し方

Esseのオンライン版で尾花美奈子さんによる記事にとても有益な情報が！

実家のお母様が施設に入られるにあたって、ご実家に残しておいた日用品。
実家売却が決まり、中に残した日常品をどう処分するか・・・
これは、多くに人に共通する悩ましい問題。

簡単に捨てられずこまるのが
１）思い出の品
２）着物
３）まだ使える日用品

特に悩ましいのが３，の日用品では。
ストックの文房具、頂き物のタオルやハンカチ、キッチンスポンジの買い置きなどなど。

「そこで、利用したのが「NPO法人ワールドギフト」（https://world--gift.com/index.html）。わが家では以前、ランドセルの寄付で利用したことがあります。

ランドセル以外にプレゼントで頂いたハンカチやキーホルダーなども一緒に送り、わが家の片づけが大きく進んだという経緯があり、また利用することにしました。

今回のような生活日用品以外にも衣類やオモチャ、化粧品、楽器など多くのものを受けつけています。」

自宅に持ち帰って使うには多すぎる量だったりする場合、
役立てていただけるなら・・・という選択肢があるのは心強い。

「手順としては申し込みフォームに必要事項を入力し、寄付金（手数料）を入金すれば、あとは段ボールに詰めるだけ。

自宅の玄関先まで引き取りに来てくれるので、私のように車の運転ができない方や小さなお子さんがいる方、力がたりなくて持ち運べない方は助かるのではないでしょうか。」

最近はフリマアプリを活用される方も多いですが、量が多く、時間のない方にとって、寄付金はかかりますが、気持ちがすっきりして時短で片づけられる方法として
最善では・・と、ご紹介させていただきました。

経堂「蜀彩」の豆乳入り担々麺

2021年12月2日朝日夕刊「おんなのイケ麺」より

料理家和田明日香さんのおススメ。
小田急線経堂駅の四川料理「蜀彩（しょくさい）」の豆乳入り担々麺。

フラッと入ったお店が大当たり！夏限定の冷やし豆乳担々麺を食べてから大ファンになりました。
もちろん温かい方も大好きです。紹介したくないほど美味しい。
担々麺はこうあってほしいという私の願いが全て込められています。

酸味があってさっぱりしているんですよね。
酸っぱいというより、刻んで入っているザーサイの植物性乳酸菌的なマイルドな酸味が利いていて本当においしい。
ヒーヒーすることもなく、じんわりと汗をかく程度の辛さ。
このお店の料理はどれも「滋養」のある体に良い中華って感じ。
使っている食材や味の組み立て方が、です。
だから週に何回でも食べられるし、お店の近くに用事があるたび蜀彩に行きたいなって思っちゃう。

◆東京都世田谷区経堂1-12-10の2階
☎０３－３４２５－１６６８
￥1100
１１：３０～１４：３０（１４：００LO）１７：３０～２２：００（２１：００LO）
月休、不定休あり

佐渡裕さんのココット

佐渡裕さんのココットのレシピ
【主な材料・4人前】

スペアリブ550グラム、タマネギ中2個、ジャガイモ中3個、バター30グラム、オリーブ油大さじ1、小麦粉大さじ2、白ワインと水各300ミリリットル、ブーケガルニ1袋、ロリエ1枚、塩、コショウは好み、ニンニク2かけ

【作り方】

肉に塩コショウをして小麦粉を表面にふる。

ジャガイモは芽を取り除き、皮付きのまま4等分に切る。

タマネギはくし切りに。厚手の鍋にバターを溶かし、肉の表面を強火で焼き付け取り出す。

オリーブ油を加え、タマネギとジャガイモを炒め肉を鍋に戻して、ブーケガルニとロリエ、ニンニク、白ワインと同量の水をひたひたになるまで入れ弱火でふたをして煮込む。

50分ほどで味見をして塩コショウをして好みの味に。
料理を作るようになったのは、客演指揮者としてフランスやイタリアを拠点に欧州を旅するようになった30代前半だ。

　留守にする前の冷蔵庫の掃除を兼ねて、ジャガイモやニンジンなど残り野菜と肉で、パスタやスープ、カレーを作るようになった。食とは「人とのつながり」だと思う。

　印象深いのは、初めてプロ契約したフランス・ボルドーで下宿先のおばちゃんが作ってくれたココットだ。

　骨付き肉とくし切りしたタマネギとごろんとしたジャガイモ、時にニンジンやセロリ。これらをバターで炒め、白ワインを加え、重い厚手鍋で弱火でことこと煮込む。最後に塩コショウで自分好みに味を調える。　
えっ？　フランス料理ってこんなに簡単だった？　意表をつかれた。口にふくむと「シンプルなのにやさしく深く誠実な味がした」。

作ってみたくなりますね。ことこと煮込む系のお料理が恋しくなるこの季節、タイムリーな朝日新聞の記事でした＾＾

かかとの潤いに OPIのフットケアバーム

2021年7月10日朝日新聞「そばに置きたい」より

OPIの「PRO　SPA　インテンシブカルススムージングバーム　AS　C50」
118ｍｌ　税込￥2970

老舗のフットケアサロンでおすすめされたとのことで、
プロがかかとを削った後の仕上げに使う保湿剤。

つるつるの踵を長く保つだけでなく、固い角質を削らなくても徐々に柔らかくしてくれるのが魅力。
放っておくと白い筋ができるほどガチガチになる踵も、毎日塗るだけでサンダルが履けるピカピカ足を保てるそう。

お風呂の後の清潔な状態が絶好のタイミング。乾燥が激しい時は塗った後に通気性のいい靴下をはいて寝るとガチガチもシワシワも治まり、ふっくらと。念入りにしたいときには、同じシリーズのスクラブとダブル使いも。お風呂で足の甲と指までスクラブマッサージをし、古い角質を落としてからバームを塗れば、サロン後のような潤った足を維持できる。

ＯＰＩはアメリカのネイルケアブランドで、フットケアバームは世界中のサロンでのロングセラー。
製品名のバームは軟膏のことですが、比較的早く肌になじみ、塗った足で歩いても床がベタつかないことも愛用の理由。